綾瀬名物春日局は何処に。昨日も通り改めて。（綾瀬市）

丸子茅ケ崎線の吉岡信号から工業団地と、広大な畑の間の市道を北上して河岸段丘から一気に目久尻川に下り、吉野橋を渡った交差点際に表題の春日局と看板に書かれた店舗が有った。この道は以前から度々利用する抜け道で、その通る都度信号停止で目の前の看板が焼き付いていた。間が空きある時に気付くと店舗が無くなり敷地嵩上げ造成して家屋が新築されていた。時が経過して最近になると、店舗が有った事は記憶しているが、果たして名称は清少納言か紫式部かなんだか分からなくなっていた。
　20年程前に仲間と雑談でストリートビューが公開されて、家の前まで覗ける何てこれは良いのかな？等と話していたが、そのグーグル様のお陰で公開当時まで遡る事でその表題の名称が分かった。
　その後どこか場所を移して商売を継続しているかも知れないと、調べて見たがどうやら閉店してしまった様子。
　そもそも春日局さんは徳川秀忠さんの息子竹千代（家光さん）くんの乳母になる人で後に大奥の絶大な権限を握った女帝おばさん。そして綾瀬吉岡周辺に3,000石の所領地が有ったらしく、その因縁で地元に名を被した所縁の地名や道が有るらしい。
　2010年版で店舗を拝見すると大判焼も有り、いわゆる高級菓子舗では無く庶民派らしく、今更ながら一層親しみが沸き、訪ねて食べてみたかったと思った。叶わぬ事だが・・・。気になった店を発見したら必ず入ってみよう‼と今思う。