交通事故を起こす人は何度も起こす傾向があるというのが自分なりの経験に基づく結論。山でも同じだと思います。原因は想像力の欠如。
建設現場で働いた事があります。建設現場では過去の事故例や仕事中のヒヤッとしたこと、ハッとしたこと、危ないと感じた事を共有して事故を未然に防ぐヒヤリハット運動というものがあります。統計学に基づいたハインリッヒの法則というのがあるらしく、事故と事故に至る前にヒヤリハット事例が数多くあるので注意しましょうという内容です。
登山でのヒヤリハット運動の第一歩は過去の遭難事例と遭難情報の収集でしょう。自分ならどうしていたか、対応策はあるのか。想像力が大事かと。
登山計画(登山届)は行程とルートだけでなく、想像力をフルに働かせたヒヤリハット運動を加味したものでないといけないと思います。
ヤマレコユーザーさんの遭難情報には、なんて想像力の無い人なんだろうと思う時があります。自己の技術・体力を超えた山行も同じです。登山をスポーツと考えて体の故障がおきるのは当然と思う人は少ないのかもしれません。
ヒヤリハット運動ばかりしすぎると行動が制限されて何も出来ないという向きがあるかもしれませんが。
saitama-nの日記:図書館登山
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-93550
saitama-nの日記:「中高年登山なんでも百科」について
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-121718
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