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雪崩発生
↓
必死でもがいて雪から脱出(または雪に埋まる)
↓
無事なメンバー集結、不在メンバーの確認
↓
捜索(アバランチトランシーバーを捜索モードに切替、スコップの用意、ゾンデ棒の用意)
となるようですが、雪から脱出して気が動転している中でメンバーが集結して捜索開始するまでにどのくらいかかるのかしら?雪崩の第二波がくるかもしれないし(雪崩の被害が及ばないところで雪崩を監視する人を置いて捜索するとかありますけど、そんな余裕あるのかしら。)。
体や装備の一部が雪から見えないと短時間での救出は難しそう。
NPO法人ACTでRECCO救助システムというものを社会実験しているようですが、救助とは名ばかりで遺体収容システムですよねぇ・・・。リフレクター(電池不要)を装着した遭難者の探索に「陸上特殊無線技士3級」以上の資格のいるディテクター(探索機)を使うようですから、このシステムでの捜索は早くても雪崩発生から1時間以上は立っているでしょう。スキー場近くでバックカントリーをする人向け?
雪崩に遭遇してしまう時点でその雪山登山計画は無謀なのかもしれません。その地域の過去の雪崩状況を知る人や雪山経験が豊富な人と一緒に登るのがよいのではないかと思います。
アバランチトランシーバーを装着して助かっても雪崩状況によります。今は便利な物がありすぎて、肝心な事(知識、経験、事前調査、観察力)を軽視しがちなのではないでしょうか。
アバランチトランシーバーを持ったほうが操作を覚えたり、雪崩について意識するので良いと思いますが。
iamclimberさんのヤマノート:これだけは覚えておきたい!アバランチ(雪崩)に備える!
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1060
NPO法人ACT
http://actjapan.org/index.html
saitama-nの日記:那須雪崩報道で「いまだ下山せず!」を思い出す
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-141025
saitama-nの日記:虫のよい話(雪山単独と無線)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-127007
saitama-nの日記:虫のよい話(雪山単独と無線)その2
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-127079
saitama-nさん、こんにちは。
そうですね、雪崩により埋没された場合、15分以内と言われますが、欧州では20分以内の救出が生存率が高いと言われています。
それと、冬山を登山される人の中には雪崩による埋没で亡くなるのは低体温症が原因と思われていますが、殆どが窒息です。
ですので、心臓発作による蘇生は胸骨圧迫のみでも効果はありますが、雪崩の場合の蘇生は人工呼吸も必ず忘れずにお願いします。
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