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周波数という事で波ですから、障害物があれば波の力は弱まります。水もダメです。興味のある方は携帯電話をポリ袋に二重三重に入れて水濡れしないようにして、お風呂に沈めてみましょう。自分の実験では、たった水深5センチでも携帯電話は着信しません(ドコモのFOMA:第3世代移動通信システム)。人体の60%は水分だそうです。ヒトココを体の下敷きにしたらイカンちゅう事ですな。
ココヘリで使われているヒトココは山の自然環境下では電波が阻まれて思うように効果を発揮できない恐れがあります。ココヘリの捜索動画を見て、「ココヘリすごい。」と驚いてはいけません。あれは条件の良い場合です。過去の遭難に即した状況下での実験ではないので、ココヘリのホームページに書いてある事を額面通りに受け取るのはどうかと思います。
また、今時のGPS付きスマホなら、110番(警察)に電話すると基地局情報とGPS測位した位置情報が警察に通知されます。
携帯電話の電波が届く場所で遭難者本人がココヘリ運営会社に電話する時には、既に警察に遭難という事で救助要請をしているはずですから、ココヘリの運営会社に電話をするのはどちらかというと無意味な作業です。ココヘリ運営者は警察にヒトココIDの連絡をするかもしれませんが。
遭難したと思われる方の身内が警察とココヘリ運営者に捜索依頼をする分にはココヘリの効果的な運用を期待出来ると思います。というか、ヒトココの性能とココヘリを信用するしかありません。
周波数帯と無線特性について、よくご存じだと思われるアマチュア無線家の方がヒトココをどう考えているのかご意見を伺いたいところです。
ご自身の価値観に基づく中途半端な憶測をあたかも事実として決めつけたような情報発信は、誤解を与えるだけでよろしくないです。過去の投稿もそうです。
私はアマチュア無線技士です。周波数の問題はここではあまり関係ありません。雪山ビーコンのような短波を使わない限り、発信機が人の下敷きになったらよほど近距離じゃないと受信できないと思います。
ココヘリは私も加入していますが、あくまで携帯圏外で行動不能となった場合の保険です。もしくは、遺体発見のための手がかりです。自らがココヘリに「自分はどこに居るんだ」と連絡するような場面はありえません。携帯がつながるなら、他に方法がいくらでもあるのですから。
ヒトココを持っていなければ何の手がかりもありませんが、およその山域が判っている場合には捜索者に発見される「可能性」があります。残された人?に迷惑をかけないためのものです。当然万能でないことは利用者が理解しなければなりませんが。
見つけてもらえるかどうかの結果は別にしても、この捜索手段を準備するかしないかが、責任ある登山者の心がけなんではないかと思います。
憶測でご迷惑をおかせしているようで大変申し訳ございません。
憶測がおかしいと思われるのであれば、ご自身の日記でご意見をかかれてはいかがでしょう。そのほうが誤解を感じた方にとって良いと思いますし、自分も参考になります。
ココヘリのホームページで下記の記載を見かけたので今回の日記を書きました。
1 「最大5000mの電波エリア」
5000m先からでも電波をキャッチできるとミスリードする方がいるのではないか?
2 「もしもの時、コールセンターに連絡。」
イラストを見ると、遭難者自らがコールセンターに連絡しているように見えます。
実際にコールセンターに連絡するのは登山届を渡されたご家族等では?
これもミスリードさせてしまうような内容だと思います。
論旨として何を仰りたいのか良く分からないのですが、ココヘリより携帯の方がシステムとして優れている、あるいは、携帯を持っていればココヘリは不要という事なのでしょうか?
kazucchi42さんがコメントされておられるのが全てで、蛇足ではありますが、
同じ周波数であれば電波が伝わりにくい状況/場所では、携帯もココヘリも同じなのではないでしょうか。(私も一応アマチュア無線技師です)
ちなみに、ソフトバンクが実施した実験(私の日記をご参照ください)によれば、4,5mの積雪で端末の位置特定ができたとの事でしたので、ココヘリも同程度の性能は期待できるかも知れないと思っています。
私はココヘリには加入していませんが(検討中)、システムとしてはよく出来ていると思います。
天候によってはヘリが飛べないとか、狭い谷間のゴルジュでは電波が上手く飛ばない等の問題もあるでしょうけど、何事も完璧な物は無く、そうした問題はシステムの世代が上がって行けば、徐々に改善されて行くのではないかと思っています。
おはようございます。
いつもご意見を読ませて頂いております。
憶測,論旨とのご指摘が上がっていますが、私は素直に「表示されていることを過信するな!」というメッセージだと受け取りました。アマ無線や簡易トランシーバの通信距離や光回線の速度(ベストエフォートの意味)、普通の広告なども皆同じですが、留意点がちゃんと分かっている人と分かっていない人の差は大きいです。
私もアマ(2級)資格を持っていますし、学生時代は電波伝搬の研究室におりましたので、ヒトココに限らず、携帯電話やGPSを過信する傾向のある初心者に対するウォーニングは適宜必要であると感じています(自分自身には甘いですがw)。
自ら専門家を語るわけでもなく、クサしているというほどでもないので、注意喚起としてこの程度は良いのではと思いますが、御覧になっている他の方は如何でしょうか?
私自身は、ヒトココは当初非常に興味を持って拝見しましたが、自分の登山形態からすると費用対コストで(購入かリースか)決断には至らず今日に至っています。
しかし、そろそろ導入すべき時期かとも思っていたので、改めて注意点(滑落時を考えるなら胸ポケットなどに入れずザック雨蓋の方がベター?)を再認識した次第です。
まあ、数字は仰る通り「条件が良いとき」であることは事実でしょうが、逆に条件が悪い時がどれくらいかは不明ですので、全く使えないようにも受け取られかねない表現には注意した方が良さそうですね。タイトルは掴みとして良いと思ったのですが、ご意見等を踏まえると「使用時の留意点」くらいが適当なのかもしれません。
なお、「ご意見を伺いたい」と仰っているので、「ご自身の日記でご意見をかかれてはいかがでしょう。」と言うのは、課題提起された方として如何でしょうか?
別スレッドでは見落とす可能性も少なくありませんが、この日記を読まれた方が合わせて読むべき内容だと思います。
firebolt様、ご指摘ありがとうございます。
「ご意見」といいながら、ご自分の日記にという大人げないコメントで大変申し訳ありません。
この日記を書いたのはココヘリ加入してれば大丈夫という安易に感じてしまう方がいると思ったからです。
無線特性も知らずに、ココヘリの文面そのままを受け取る人がいるかもしれないと。
ここらへんはその後の日記に書きました(反省とともに)。
saitama-nの日記:ココヘリで山のリスクを改めて考えるようになる(前回の日記内容お詫びも)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167673
saitama-nの日記:ココヘリ(ヒトココ)の性能がアップしている
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-180703
ですが、ココヘリで使用するヘリコプターに山岳飛行能力(ヘリコプターの機体とパイロットに)がきちんとあるのか?と疑念を持つ元ヘリコプターパイロットの方もいます。
saitama-nの日記:「黒部源流山小屋暮らし」を読む(山小屋のお仕事)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-201241
こちらの本には濃霧の隙間をついて山小屋にヘリコプターで荷下ろしという内容がありました。
saitama-nさん、こんばんは。
随分昔のコメントに返信いただいたのは、どなたかがコメントされて(顔が見えないので消されたのかな?) 通知が来たからですね?
私はsaitama-n さんの意図していること(自分で考えないで鵜呑みにする人への注意喚起など)は概ね賛成ですし、自分にも気づきがあったので良かったと思っています。「ご意見」とあったのでその意味でコメントさせて頂きました。
フォロワーではありませんが、その後の投稿も拝見していました。そうですね、パイロットの技量等が十分なのかは専門家でなければ分かりませんが、人材が豊富な訳でもないでしょうから不安はありますね。
今後とも宜しくお願いします。
端末はコレでしょうか↓
https://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=jg01_01&PC=001&TC=N&PK=1&FN=231214N001&SN=%94%46%8F%D8&LN=65&R1=*****&R2=*****
920Mhz帯の周波数変調で20mw出力、何らかの拡散を用いていたとしてもこれでどれだけ電波が飛ぶものか
疑問です。16km飛ぶって? 三ノ宮の高い位置に受信機があれば六甲南面からの発信ならどこからの発信でも受診できるということになります。非常に疑問です。真空状態を仮説した計算値なのかなと感じてしまいます。
受信側が指向性アンテナを使っても低湿度でも見通し2ー3kmもまず届かないように感じます。
実際運用現場を見ていないので何とも確定的なことは言えないのですけれども。
発信側が指向性アンテナであれば、そもそも地面に向かっていればほとんど飛ばないでしょうし。
Bluetoothは2.4Ghz帯でいくらか規格があるが日本での多くは出力は10mw
周波数が高く出力が弱い分飛ばないけど、このbluetoothがどれだけ飛ぶのか。大体みんな肌感覚でわかると思います。
その周波数が920Mhz帯となり20mwとなればそれはbluetoothよりかは飛ぶだろうけど、
16km飛ぶのでしょうか。
特定省電力トランシーバーは更に飛ぶ低い周波数で420Mhz帯 送信出力はココヘリ端末の半分の10mW
使ったことある人これがどの程度飛ぶのか肌感覚で分かりますよね。まあ実際は交信と電波補足で距離は違いますけど。
アマチュア無線機でもっと飛ぶ低い周波数145Mhzで出力を50mwまで落として
いや現実これで数km飛べば御の字ですよ。私が下手なだけなのか。
特定省電力でも20kmぐらい飛ばす人居ますからね。ただし山頂から山頂など大空間一直線ですけど。
電波というのはロケーションで飛びは非常に大きく異なります。
こういう感覚から、ココヘリは偶然頭上近くに受信機を積んだヘリコプターが近づけば、
そして偶然 発信電波の指向性が上空に向いていれば、
電波を拾ってもらえる ようなものだろうと感じています。
それが山中で16km飛ぶと? 新しい規格のロラン局(船舶が自位置を確認するために使う電波を陸上から出す無線施設:現在廃止)ができてしまいそうですよ。
そもそも、位置探索でなぜアクティブタグにしているのかが理解できません。
アクティブタグとは、自ら電波を発信するもの、
対してパッシブタグとは、発射された電波をそのまま反射または周波数が変化されたものを反射してその反射波を受診するもの。
アクティブタグのメリットは、安い受信機を非常に多く置ける点かとおもいます。既存の受信機を活用できる場合も多くあります。発信機の端末単価が高くなるのがデメリット。
アップル社のエアタグなども広義ではこれ。人々のiphoneが受信機です。
子供や老人の見守りシステムもこれ、ミマモルメとか総合警備保障のみまもりタグとかあります。
町中の各所に受信機があり郵便局のバイクも受信機をつけているそうです。
いつでもどこでも捕捉されている。こういうものはアクティブタグかと思います。
特定のものを特定のときだけ単発で捉えるのであれば受信機が圧倒的多数は必要ないので、パッシブタグが本来向いていると思います。発信受信機は高くなるが被探索側はただのプレートだけなので端末単価が非常に安くなります。
佐川急便の造船所のCMで「RFIDタグを活用できませんか? それだ・・」と言っているやつです。
パッシブタグの探索システムは、RECCOというのが他国でずっと以前から存在しています。
https://recco.com/outdoor-rescue/
ヘリコプターが電波を発信して飛び回り、反射波を捉えるというもの。900Mhz帯を1Wで発射し900Mhz 1.8Ghzを受診するという単純な仕組み。ヘリでなくて手で持って使う発射器もある。
人間が身につける反射板はあらかじめ服や靴に仕込まれている製品も多く、端末代は超廉価です。
なにせ金属板ですから。
しかし私北米でも活動していましたがこのRECCOも大して有り難がられていませんでした。
反射板持って、と言う人あまり見かけませんでした。自動的に服に縫い込まれていた と言う程度。
大してニーズ無いのでしょうか。もう20年以上前ですけど。
なんだかこの探索発信機を使うには陸上特殊無線3級が必要で誰でも使えるものではないなどの記述も見かけましたが、そこいらの警察官は警察無線を使う必要上、警察学校を卒業した時点でみんなこれ持っているので遭難捜索の時に
運用できる人が少ないなんてことはありえないでしょうよ。
日本でも一部でRECCOの探査機置いているところ出てきてるようです。
要は、体制を整える側にコストが乗ってくるのがパッシブタグになるでしょうか。
サービスを受ける側にコストが乗り、体制を整える側のコストが抑えられるのがアクティブタグになるでしょう。
これらから、どうしてアクティブタグで、そしてこの直線性が強く減衰しやすい周波数で20mwという弱い出力のものが遭難捜索目的で市場を広げだしているのか理解できません。遺体を見つけてもらえるから?
その時アクティブタグの電池があり指向性の高いこの周波数の発信機がまっすぐ天空を向いていればの話です。
私は興味ゼロです。
SPOTやガーミンは良いと思いますが、サービス料が高いですし。
私はスターリンク衛星と携帯電話の直接テキスト通信サービスに大いに期待しています。
https://www.au.com/lp/starlink/
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