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携帯電話(ガラケーとスマホ)
衛星電話(衛星通信機器)
アマチュア無線機
RECCO
ココヘリ(ヒトココ)
雪崩ビーコン
今のところ一般ユーザーが日本の山で使えるのは自分の知る限りではこの6つでしょう。
PLB(Personal Locator Beacon)は日本では法令上の制限で登山では不可です(海洋はOK)。
携帯電話(ガラケーとスマホ)と衛星電話(衛星通信機器)
電波が通じる場所用。衛星電話(衛星通信機器)は衛星の位置の関係で山に阻まれると通信が出来ない場合がある。
アマチュア無線機(人命の救助に関し急を要する通信)
聞く相手がいる場合か非常通信周波数を聴いている方がいると信じて発信。
普段から山でアマチュア無線業務を行っていないと想定通りに使えないし、電波が届くかどうか分からない。外気温でバッテリーがどれくらい持つか等の問題もある。
RECCO
リフレクター(電源不要)を装着した遭難者をディテクター(使用には専用機と第三級陸上特殊無線技士以上の取得が必要)で捜索。
特定非営利活動法人ACTのホームページでは自分は何も分からない。スキー場やスキー場近くのバックカントリーでの使用を想定していると思われる。警察との連携も自分には不明。
雪崩発生時はディテクター使用者が現地に到着した時には遭難者が埋没してから15分以上経過していると思われるので、救助というよりは回収がメインと思われる。
ココヘリ(ヒトココ)
詳細は自分の日記参照にて。救助は警察主導になるので捜索願いの届け出が無いとココヘリのヘリコプターで位置情報の捜索をしないと思われる。捜索願いを警察に届け出する人が存在しないとココヘリを利用する意味が無い。
雪崩ビーコン
雪崩発生に遭遇したメンバーの捜索用。遭難者は埋没しているので救助スピードが求められる(最大で10分〜15分とも)。
他にもあるのかなあ。あれば是非とも日記やヤマノートに。
間違いのある点は指摘していただければ幸いです。
RECCOは閉鎖的なシステム(日本では)に感じているので良い印象がありません(興味も薄いので間違いがあるかも)。
saitama-nの日記:ココヘリで山のリスクを改めて考えるようになる(前回の日記内容お詫びも)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167673
SPOT Gen3というのが日本新発売されました!
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/1146208.html
画期的なのは要救者側からの連絡が可能なことです。
ココヘリは現地に電波が無いと、下山連絡日時を過ぎてから計画書を託された本人でない人間からココヘリに連絡を取ることになりますが、SPOT Gen3は電波が無くても要救者が(操作が出来る状況であれば)自分で連絡を入れることが出来ます。
まだまだ課題(改良の余地や価格等)はあるとは思いますが、なかなか画期的かなと思います。
カモシカスポーツで取り扱っています。(他にも取り扱いがあるかは私は不明です。)
情報ありがとうございます。
このような物があるのは知っていましたが、日本に流通しているのを知りませんでした。
バッテリーは単4形リチウム電池4本との事でバッテリー交換が出来るのが良いですね。
衛星電話の項目でふれましたが、衛星の位置が問題になると思います。日本の急峻な山でどのくらい使えるかですね。高度約1414kmの低軌道衛星を32基使用する通信方式だと衛星の位置は気にしなくてもいいのかしら?
その機器から衛星通信状態を把握しているのが認識可能であれば、PLBが不要になるくらいのスゴイ事です。海洋でも使えるのでは。
こんにちは。
Garminのインリーチは衛星通信に含まれるですか?
日本での運用体制がもう少し明確になると有効無効が判断できるようになるのですが。
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/inreach-mini-orange/
show_impreza様
GARMINのinReachシリーズはメールの送受信とトラッキング機能で軌跡のポイントデータが一定時間毎にイリジウム衛星ネットワークを介して送信されるようです。
ログやナビ機能等があるので個人的には機能を盛り込み過ぎな気がします。
自分はGARMINの製品は信頼性と堅牢性はあまり無いと思っているんですよね・・・。
通話が出来ないので山の緊急用にはイマイチかなあ。埼玉県警察は「メール110番」がありますけど。
埼玉県警察:山岳情報 > 山岳遭難時の対応 メール110番
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/sounannji.html
まだ日本での認可はされていませんが、現在準備中のものとして、
SPOT X
があります
GarminのinReachのように、カスタムのメッセージが使えます
月・年額契約料金はgarminのsafetyプランとほぼ同等
含まれるメッセージ回数がgarmin10件に対し、SPOT X 20件と多い
本体重量がgarmin inReach mini 100gに対し、SPOT X 198g
本体価格はSPOT Xが安くなることが想定されます(USA で各 $349.99, $249.99)
出そろうのを待つべきか、否か?
いっそinReach ExplorerにGPS機器を入れ替えるか?
考えるところが多くて面白いところですね
ちなみに、アマチュア無線の場合は
「非常通信」としてでなく、トラックの運転手さんたちなどの会話に割り込んで(ブレイクという)、「通常通信で、”おねがい” 」をしようかなー、なとどいうよからぬ考えも存在しますので、参考までに
komadori様
SPOT XはSPOT GEN3にメール送信機能等を足したもののようですね。
miee様の返信に「海洋でも使えるのでは」と書きましたが、海洋では波の力で漂いますからビーコン機能に特化したPLBに勝るものはないのかもしれません。
位置情報を伝えたりメールが出来る製品がいろいろ出ていますが、自分の現在地を不特定多数に伝えて自分見て見てなドヤ感を感じるのと山でメールをするのがそんなに重要なの?と思うのは未だにガラケーなオジサンのヒガミかもしれません。
でも、いろいろ調べて比較するのは面白い作業です。
日本の山岳救助は警察主導になると思われるので警察に連絡が取れるか、警察との連携が出来るかが遭難時位置情報探知(通報)のキモだと思います。どちらにしても警察に捜索願いを出せるような方の存在が重要かと。
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