軟膏あこがれ（家庭常備薬としての軟膏）

自分の育った家の家庭常備薬はホウ酸（目を洗う・G駆除のホウ酸団子）、消毒薬、絆創膏、包帯、赤チン（マーキュロクロム液）、キンカン、ムヒ、ルルA錠（風邪薬）、正露丸、ニベア、シッカロールでした。
それとは別に夏のプール時は目薬を買ってくれました。

幼い頃は手の酷いあかぎれにニベアを塗られましたが、ちっとも良くなりませんでした。その頃は食の栄養事情が悪くて何かの栄養が足りなかったのだと思います（小学生の頃までは青っぱな垂らしている子がいました。今のお子様で青っぱな垂らしているの見ません）。という事で自分はニベアに良い思い出がありません。

小学生か中学生の頃に読んだ漫画に〇〇軟膏（架空の軟膏）というのがありまして、それを塗れば新陳代謝が活発になり、たちどころに傷が治るというものでした。「軟膏って何だろう。何だかよく分からないけど、良い物に違いない」と軟膏にあこがれを抱くものの、すっかり忘れてオッサンになりました。オッサンになると何かとお薬のお世話になるせいか、再び軟膏に興味津々。

代表的な軟膏（市販薬）
ワセリン
オロナインH軟膏、キップパイロール-Hi、メモA、ガマの油　消毒薬等を含み、主に傷用
メンソレータム、メンターム、タイガーバーム、ヴイックスヴェポラッブなどのスースーするメントール入りの軟膏
抗生物質軟膏　化膿止め、殺菌
ステロイド軟膏　免疫抑制による痒み止めと抗炎症
抗ヒスタミン軟膏　痒み止め
たこの吸出し　腫れものの膿を吸い出す
紫雲膏　やけど
他にもアロエ軟膏、阪本赤まむし膏、トフメルA等数多くの軟膏があります。
キップパイロール-Hiの容器は白十字を連想させるデザインと英語で書かれていてカッコイイです。

いろいろな軟膏があるけど、こういうのって家庭常備薬としての使用経験と治った実感と信頼度が人それぞれなのが面白いです。わたしは〇〇軟膏でないとダメみたいな感じで。
軟膏の説明をしているブログ等を見ると、親御さんに「これ塗ればすぐに治るからね」と言われて塗られたのだろうなあと親御さんの愛を感じて温かい気持ちになります。

自分はワセリンとメンタームは欠かさないようにしています。ワセリンは安くて手の保湿に良く（他にもナイフの錆防止や綿と組み合わせて着火剤になる）、メンタームは眠気覚ましと風邪の鼻づまりに効果があるので。
あと、メンタームQとタプソール8。これがあれば筋肉痛は怖くありません（個人の感想です）。

※Amazonで阪本赤まむし膏のカスタマーレビュー見るとホンマかいな？という賞賛の声が。欲しくて欲しくてたまらなくて、やっとAmazonで買えたみたいな方がほとんどのようなのでこうなるのでしょうね。興味を引き付けられます。
Amazon：阪本赤まむし膏
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CNIP5Y8
効能・効果は「きりきず、にきび、手足顔のあれ、かゆみ、ひび、あかぎれ、しもやけ、いんきん、たむし、水虫、疥癬、くさ」だそうです。
レビューによるとワキガにも効果があるとか。成分に含まれているサリチル酸の効能かしら？

saitama-nの日記：登山のステロイド軟膏と抗生物質軟膏（こういう事なの？）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-189965
saitama-nの日記：メンタームはいかが？
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-162125
saitama-nの日記：筋肉痛にメンタームQ、腰痛や筋肉のコリにはタプソール8
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-185440