「グレートトラバース」ディレクターズカット版（DVD）を見る

田中陽希さんの存在は知っていましたが、彼のチャレンジに興味はありません。
山は人それぞれに楽しむものだと思うので。ものすごい事をやっているなあとは思いますけど。

Amazon：グレートトラバース　〜 日本百名山一筆書き踏破 〜　ディレクターズカット版　DVD 2枚セット
https://www.amazon.co.jp/dp/B00W6GKOEI
プロアドベンチャーレーサー田中陽希さんによる人力一筆書き百名山踏破の記録です（総移動距離7,800km、累積標高差10万m、208日）。
前編・後編合わせて360分（他に後編で特典14分）。1山あたり3分ちょっとの計算です。なので、田中陽希さんの苦難と山頂からの風景がほとんど。あとはNHK仕込み（？）の地域の触れ合いとか（悪い言い方だけど自分の感じ方なのでご容赦下さい）。

画面から田中陽希さんのパワーを感じます。標準コースタイムの半分くらいで登ります（ほぼ連日の登山なのに！）。ほれぼれするトレッキングポールの使い方です。舗装路を時には1日に70km歩くって・・・自分なら2日の行程でその後は足を痛めて歩けません。
前編は盛り上がるけど、後編は田中陽希さんの疲れと体の不調があって見るのが辛くなります。利尻水道をカヤックで渡るシーンは、たまたま・・・運よく・・・にしか見えないのでダイジェスト版でなければ目を背けていたかも。

気になるのは映像が素晴らしすぎて田中陽希さんのチャレンジよりも田中陽希さんを前面から撮影する為にNHKの撮影班は先に登ってスタンバイしているのかしら？と撮影班の登山能力（センス）と撮影準備と撮影技術に興味が湧いてしまうところ。
saitama-nの日記：「エベレスト登頂請負い業」を読む
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-197361
こちらの本を読んだ時も思ったのですが、登山家と一緒に行く撮影班の方が登山技術や登山能力（センス）が高いのでないかしら？（登山家を撮影する為に撮影ポイントや登る山を熟知していると思われるので）
と、前編までを見てこのように思ったのですが、後編の特典に撮影班の紹介がありました。田中陽希さんと同じかそれ以上の経験と肩書を持つ屈強な方々でした。

他にファンの方々のアレとか書きたい事はあるけど、田中陽希さんのその時の状況によってファンの方々のアレの受け取り方が違うでしょうからね・・・。ファンに悪気は無いし（そこがまた悪いところともいう）。

図書館に本が置いてあるようなので借りるのが楽しみです。
Amazon：グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き
https://www.amazon.co.jp/dp/4140816724
「前人未踏の挑戦は続く！」
（出だしの文章とは打って変わってファンになっている自分）

saitama-nの日記：興味深い質問（「歩くペース　0.5」）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-196585