|
|
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-196585
こちらの日記のコメントでborav64m様からキスリングの肩ベルトが肩に食い込むので腕を組むと教えていただきました。
キスリングはクッションの無い肩ベルトだもんなあ。
実物を背負った事がないので分かりませんでした（というか、実物を見た事さえもない）。
こちらの本を再読すると腕を組む理由が書いてありました。
Amazon：トレッキング入門 (NEW OUTDOOR HANDBOOK)
https://www.amazon.co.jp/dp/4860674936
自分の中に引っ掛かる部分がないと流して読んでしまうのよね。
再読すると改めて気が付く事があります。再読の楽しみというところかしら。
この本を出版している会社は破産しちゃったんだっけ。欲しい方はお早めにどうぞ。
この本によると腕を組む理由は、
1 体のぶれを補正する為に腕を組んで重心を体の中心にもっていく
2 腕の振りによる上半身のぶれが起こらないので歩行が安定する
3 腕を組むと肩が前に少し倒れるので、肩への負担を軽減するのと血行をよくする
だそうです。
重いザックを背負って長時間歩いていると前かがみになって重心がずれるので、意識して重心を体の中心に持って行く為に腕を組むそうな。
なるほどね。前かがみだと呼吸が辛くなるよなあ。肩への負担軽減も納得。
トレッキングポールをつかって胸を開くのも良いけど、腕を組む方が省エネか。
まぁ、自分は長時間歩くのは疲れるからやらないけどね！（外秩父七峰縦走路を歩く程度が限度）
呼吸が辛いといえば、登山時に呼吸が苦しい時は口すぼめ呼吸で息を吐き切るようにしています。
姿勢（重心の位置）も大事ね。胸を開かないと。
口すぼめ呼吸については、「海女 磯笛」で調べると詳しく説明しているウェブサイトがあります。
araigenga様のヤマノート：キスリング・ザックは勧めない
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=59
口すぼめ呼吸｜COPD(慢性閉塞性肺疾患)に関する情報サイト
https://www.copd-jp.com/rehabilitation/breath.html
saitama-nの日記：トレランの本が興味深かった（骨盤を立てる、トレッキングポールの使い方）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-195470
saitama-nの日記：トレッキングポールの使い方（下り）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-215136
saitama-nさん、こんばんは！
呼吸も、歩き方と一緒で、生まれつき”できて当たり前”と思いがちですが… 意外と奥深いんですね。
口すぼめ呼吸ですが、他にも…
・高山病の時に、意識すると症状が軽減するらしい(COPDと同じ理屈ですね)
・神経を落ち着かせる効果がある
・鼻から吸って口から吐くことで、死腔量(肺に到達しない無駄な呼吸、約150cc)減らせる
・鼻呼吸する頃で感染症を抑えられる。口呼吸では雑菌/ウイルスがダイレクトに喉に入る
とかとか、最後はちょっとしたハズレますが、いろいろ有るようです。
探せば、もっと知恵が有るかも知れません！(^_^)/
○富士さんぽ：登山の呼吸法
https://j.mp/34Knlfo
ただ吸って吐くだけが、こんなに奥深い。
ps.中学の頃のボーイスカウトでキスリングを背負って歩いたことがあるんですが… ひたすら重くて辛かったの以外、もう全然覚えてないです💦
toshimizu7566様。
今回の日記を書いている時に、口をすぼめると効率よく吐き出せるのは何故だろう？と思ったので調べると気道の気圧が関係しているとか。
深呼吸すると無意識のうちに口をすぼめて息を吐きだしています。
ゼェハァな時はそんな事を忘れているんですけどね。
意識して呼吸をするのは体が慣れるまでの2時間ぐらいです。
最初の2時間は体が重いので特に。
慣れてくると呼吸について特に意識しなくなります。
キスリングは横に長くて、どう考えても日本の植生に適しません（森林限界以下の低山は特に）。すれ違いは大変そうだし。
フレームザックでも草木が邪魔でした（上部のU字フレームを取り除いたのに）。
フレームザックは何でもできちゃうみたいなロマンを感じますが、キスリングには苦行なイメージしかないのよね。
saitama-nさん、こんにちは。
日記の考察、興味深く拝見しました。
30年以上も前の話ですが、大型ザックを背負うときは腕を組んでいる山仲間も何人かいたように記憶しています。私は、腕を組むと胸部や腹部への圧迫感(拘束感)が気になるので、「腰に手を当てる」派でした。
さすがにキスリングを背負っている仲間はいませんでしたが、ザックのショルダーパッドは、今のザックほど厚くソフトではありませんでした。
ちなみにミレーの大型ザックには(当時も今も)「ハンドレスト」なるものが付いています。これはショルダーベルトの中間部にループ状のベルトがついていて、その中に手を通しておけるというものです。私は使ったことが無いのですが、幽霊の手みたいな感じになります(笑)
「腰に手」や「ハンドレスト」も腕組みと似たような効用(3つの理由のいずれかに該当)があるのかもしれませんね。
yama-boy1様。
今はトレッキングポールを使う方が多いですね（本当に適している使用状況かは別として）。
トレッキングポールを使用していない方で腰に手を当てているのを見ます。
日本の山は急峻な場所が多いのでハンドレストの類は好まれないようですが、欧州等では好む方がいらっしゃるようですね。トレッキング向けなのかしら。
海外のウェブサイトで寒さ対策を兼ねた大き目の筒型ハンドレストを自作しているのを見ました。
1970年代までは、装備も重く、交通の便も悪かったので、冬期日本アルプスのザックは40〜50Kgになりました。耐風のある合掌型ポールのウィンパーテントが当たり前で幅75�儖幣紊離競奪�いわゆるキスリングでなければ入りませんでした。ピーター・ハーベラーとラインホルト・メスナーが8000メートル峰アルパインスタイルを成功させたのが時代を変えたのだと思います。この後にドームテントの性能が急激に上がり安心して使えるようになりました。タバコの1万本段ボールが75�僖�スリングにフィットするので、近所のたばこ店でタダで貰ってきて、防水のためにペンキを塗って食料を入れました。
腕や手を組むのはボーディービルなどと同じで力が入ります。また、今のように背中を包み込むザックとは異なり肩で背負うキスリングは胸から腕への血行が悪くなり腕がしびれてしまいます。定期的に肩の荷重を抜く「肩抜き」が必要です。
かなり古い話だとは思うのですが、私には昨日のことのようです。
Kijo-Ash様。
当時の山道具（テント）を詰める為にキスリングが使われたので、今あるもの（山道具）でキスリングを評価してはいけませんね。
40〜50Kgは厳しいなあと思ったのですが、米一俵は60kgです。
俵は人が肩で担げる重さの単位なので、昔の方は40〜50kgなら一俵よりは軽いよという感覚だったのでしょうか。
それでも、その重さを担いで山に登るなんて自分には考えられません。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する