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LEDライトは他にも20本近くあるのですが(数を数えて驚いた)、ここ5年ほどはLEDライトを購入していないので購入してもいいかなあ・・・と(言い訳)。
LEDライトをよく購入していた7年〜16年前のLEDライトは明るさの進化がすさまじく(陳腐化も)、より明るいライトを求めて新製品を購入しました。CR123A(3Vリチウム乾電池)を使うLEDライトも多数購入しました(CR123Aを3本使用=9V!とか)。明るいは正義みたいな感じでした。
ここ最近はLEDの進化によって更なる明るさをより求めるよりも、山や散歩で使いやすい物を購入という考えに変わりました。
6〜7年前くらいから実用レベルではLEDライトの性能がさほど向上していないのもあります。
18650リチウムイオン充電池を使うLEDライトを購入してLEDライト熱は静まりました(明るくて長時間使えるようになったので)。
登山のLEDライトは100lm(ルーメン)前後あれば十分で、登山道が明確であれば50lm(ルーメン)でも大丈夫だと思います。
昔の電球式ヘッドランプに比べればねぇ・・・(「探見球」でウェブ検索すると「あ〜コレか」になります)。
と、相変わらず前置きが長いというクレームを頂きそうなので本題を。
古くは作業用のコンベックス(巻尺)でお馴染みTAJIMA製のLEDペンライトP151Dを購入しました。近所の作業工具店で税込み1,639円。
単三乾電池2本使用のLEDペンライトP281D(Highは280lm3.5時間のLowは50lm8時間、店頭価格は税別2,000円ほどでした)もあったのだけど、夜間の散歩なら50lmあれば良いのと明るく照らしたい時は150lmあれば十分なのでLEDペンライトP151Dを選びました。
LEDペンライトP151Dのスペックは下記のとおり。
白色高輝光度LED
リフレクター(反射板)
単三乾電池2本使用(アルカリ乾電池またはニッケル水素充電池)
High(150lm)4.5時間、照射距離:65m
Low(50lm)8時間
※それぞれの照射時間は10%の照度に落ちるまでの時間(アルカリ乾電池)
消灯後はHighスタート。半押しで一時照射可能。
ステンレスクリップ付き、テールキャップにストラップ穴付き(ストラップは付属しません)
落下強度:2m(何回も耐えられるという意味ではありません)
TAJIMAなのでスペック通りの働きをしてくれそうですが、細かい点で難があります。ライトマニアの方にはオススメできません。
1 LEDチップの芯が少しずれている(個体差?照射する分には気が付きません)
2 プラ製レンズとOリング(たぶん)の間にゴミ(個体差かと)
LEDユニットはライトの先端から入れるようです。最後にプラ製レンズをライトの内筒段差に押し込む時にレンズの端が削れたものか何かが挟まった様子。
基本的に分解できない作りです(テールキャップはスナップリングプライヤーか何かを差し込むピン孔があるので分解可能かと)。
3 質の良いフラッシュライトに比べるとテールキャップのネジピッチが細かくて溝が浅い
4 誤動作防止形状テールスイッチの指を入れる隙間がTAJIMAのロゴに対して斜め
クリップを上下にして右手で逆手に握った時のスイッチを押す親指の角度に合わせていると思われます(設計思想が右利き?、工具は右利き用が多いです)。
左手で逆手で握る方(左利き)もいるでしょうから、誤動作防止形状の角度はTAJIMAロゴに対して縦か横で良い気がします。実用ではクリップの位置を回転させればいいのだけど。
製品の作りやすさ(コストダウン)が品質に直結しているようです。Amazonのレビューに「風防レンズ(プラ製、レンズ面歪み有り)が斜めに取り付けられていた。」とあります。
購入の際は実店舗で不具合がないか実物を確認した方が良さそうです。
照射すると中心はLEDの光源で明るさが多少強いもののビーム状ではありません。照射範囲は広めで室内を照らしたり、夜間の散歩に良さげ。
他のLEDライトと比較した限りでは150lmと50lmの照射能力はあるようです。
店頭価格は税別1,500円〜2,000円なので、スペックの割には低価格です。価格から考えると工事現場でハードに使うには耐久性に難がありそうです。夜間の散歩や山で使うくらいなら問題ないでしょう。
照射具合と見た目と握りやすさ(滑り止めのローレット加工とテールキャップの膨らみ)とクリップ付きでなかなか良いのだけど、先ほどの難点が残念。
とはいえ、誤動作防止形状の角度だったり、スイッチラバーに電源マークがあったりと、製作者(デザイナー?)のコダワリと実用を考えた配慮を感じます(作業用で一年程持てばという価格設定の割には)。
LEDライトはDC/DCコンバータやモード変更等でICチップを使う精密機器なので、長期使用の耐久性(回路の耐久性)はどのくらい?というのが問題かなあ(これは家庭のLED照明も同じ)。
電池の持ちはスペックだけでなく、外気温や連続使用時間がどのくらいかにもよります。
ニッケル水素充電池を使えるので2時間程度の夜間の散歩(主に地面を照らす用と車等へのアピール)ならダイソーで販売しているニッケル水素充電池でも問題なさそうです(ダイソーの充電池は200回ほど充電可能だそうです。自己放電が高いけど予備のライトを持てば問題ありません。ダイソーの充電器は機能がアレらしいのでパナソニック等の充電器使用で)。
LEDペンライトP151D|TAJIMA
https://jpn.tajimatool.co.jp/product/4975364266149
Amazon.co.jp: タジマ LEDペンライトP151D 明るさ最大150ルーメン
https://www.amazon.co.jp/dp/B08JSKVJ4V/
saitama-nの日記:ヘッドランプ購入時の注意点
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-227256
saitama-nの日記:アルカリの単一乾電池と単三乾電池は6倍くらいの容量差があるようだ(登山ではリチウム乾電池が良い?)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-228977
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