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https://nordot.app/850498294778445824?c=39546741839462401
12月30日に大血川渓流観光釣場の駐車場から酉谷山に登ったようです。
1月1日の午前中に家族から警察に届け出があったそうなので、登山計画は酉谷山の日帰りか酉谷山避難小屋で一泊と思われます。
尾根から滑落とあるので下りでの事故でしょう。
尾根の北西側斜面を滑落したと思われます(逆斜面は険しいので発見が困難)。
自分が過去に撮影した写真を検めると何てことのない秩父によくある尾根です(削られにくい石というか岩まじりの尾根)。
また、携帯電話が繋がらない場所だった記憶があります(ドコモ3G)。
考えられる原因はいくつかあります。
1 日帰りだとしたら暗い中を歩いていた
2 登りで使用していれば日中の下りで道迷いからの滑落(尾根を外れて歩く)は考えられないので初めて下りを使った(大黒尾根を登りで使って小黒経由で下る)
3 疲労の蓄積で足が踏ん張れなかった(または疲労でよろめいた)
4 北斜面で地面が凍結して固くなっていて滑った(または足が踏ん張れなかった)
秩父の山全般に言えると思うのですが、冬季は日陰で地面が凍結している場所が多いです。
地面が凍結すると小石等で滑りやすく、霜柱が出来る場所は地面の表面が崩れて滑りやすいです。
三峰山から雲取山までの道は北斜面で登山道凍結による事故が度々起きています(雪が凍り付くのと、地面が霜柱で崩れやすくなっている?)。
秩父の山だからと油断しない方が良いです。
※大血川から酉谷山までの登山道は登山での使用禁止です。
東京大学秩父演習林
http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/chichibu/
※※緩斜面でも転げ落ちると容易には止まりません。というか、一度勢いがついて転がると何かにぶつかるまで止まらないと思います。
saitama-nの日記:転げ落ちる(トレッキングポールの危険性)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-96720
saitama-nの日記:東京大学秩父演習林立ち入り禁止について(危険な崩落地あり)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-127225
saitama-nの日記:あるアマチュア無線家の死亡事故について(東京大学秩父演習林内)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-148898
・入山禁止なルートだ
・このような報道があった
・冬期の岩盤は想像以上に滑るぞ、気温も低い
この主張以外に、他にいったい何が要ると言うのだろう?
投稿者やサイト運営責任者の心持ちを疑う。
akagera1221様。
たまたま禁止ルートなだけですよ。
よくある秩父の尾根なので取り上げました。
報道を読んだ時の自分の感想は「あんなところで滑落遭難?」でした。
でも、過去の冬季の秩父の山を考えると地面が凍結している場所の下りは小石で滑りやすいです。疲労が蓄積していればなおさら。
自分は東京大学秩父演習林が進入禁止とされてからは使用していないし、今まであげた情報は削除しました(崩落地と崖の情報を残して)。
過去には大黒尾根を下りで使った方のヤマレコ山行記録を日記でとりあげて東京大学秩父演習林内は進入禁止の注意喚起をしています。
saitama-nの日記:秩父演習林関係の記事削除について
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-109978
saitama-nの日記:酉谷山避難小屋に行くルート(短距離のもの)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-152716
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