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保険案内には免責事項や保険の適用範囲が書かれています。
山で起きた事をまるっと山岳保険で補てんしてくれないのが分かります。
補てん金額だけで山岳保険を選んではいけません(補てん対象でなければ補てん金額にこだわっても無駄です)。
山岳保険は生命保険ではなく損害保険です。
特約を付けるかによって(またはプランによって)補てん範囲が異なります。
基本的に山岳保険は損害賠償(突発的で外的な事故)と突発的で外的な事故に対しての遭難特約(遭難捜索費用と搬出費用)に対応するものがほとんどです。
山岳保険は引受保険会社が別にあって代理店が取り扱いしています。
加入者数が多くて営業年数の多い代理店は経験が豊富と思われます。
また、電話で連絡がとれるかも重要だと思います。
ウェブの申し込みで保険案内が取り寄せできても代理店の対応がどうなのか電話で確認できます。
山岳保険は代理店が窓口で他に保険引き受け会社があります。
補てん対象になるかの質問に答えられない場合は経験が少ないか、力が弱いか(加入者数が多くて保険会社にとって大事な取引先の代理店なら多少の無理は通ると考えられる)、引受保険会社にまかせっきりで引受保険会社の言いなりになるしかない代理店と思われます。
jRO(ジロー)日本山岳救助機構は互助会のようなものでプールした加入者の保険金を運営経費を差し引いて補てん対象者に分配する仕組みです。
加入者本人のみの遭難捜索費用と搬出費用のみが補てん対象です。
山岳保険とは異なります。
結局のところ、山岳保険は金銭面の問題を軽減するものです。
「このような状況の時に補てん対象になるのか?」で山岳保険を選ぶべきだと思います。
過去の山岳遭難の情報を収集してご自身に当てはまるか考えて山岳保険の補てん対象になるのか保険案内を見て何処の山岳保険に加入するか考えた方が良いです。
ご自身の山行スタイルによって選ぶ山岳保険は変わります。
「本当に補てんされるのか?」でも山岳保険を選ぶべきだとも思うのですが、信に値する情報はjRO(ジロー)日本山岳救助機構くらいしかウェブ上にありません。
難度の高い山行をするのでなければjRO(ジロー)日本山岳救助機構とココヘリに加入で問題ないと思います。
ココヘリが生きるかはご家族との取り決めが必要でしょう(ココヘリに連絡するご家族に登山届や山行計画を渡しておく必要があります。対処マニュアルを用意しておくと良いです)。
お時間があるようであれば下記をご覧ください。
自分が考えた事なので間違いはあるかもしれませんが参考になると思います。
saitama-nの日記 - 山岳保険をあーだこーだ考える(山岳保険についてのカテゴリー)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-category-10
saitama-nの日記:遭難対処マニュアル その2
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167236
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