汗没？（ログの距離が短くなる原因）

スマホの機種によるログ精度の違いの日記を書かれている方の本文中に「汗没」とありました。
汗没？

調べると、汗による水没状態のようです。
そういう言葉があるのね。
汗没を防ぐにはチャック付きポリ袋に入れれば大丈夫。
タッチ操作は問題なく出来ます。
でも、カメラを使うとポリ袋を通してなのでモヤッた写真になります。

saitama-nの日記：既製品のチャック付ポリ袋でスマホ防水袋を作る（半田ごてを使います）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-245362

androidスマホのログ精度が悪い原因（ログの距離が短い時ね）はandroidスマホの過剰な省電力機能でスマホ本体の位置情報の更新間隔が長くなるからです。
この件はジオグラフィカの作者さんが前々から述べられています。

どうして、スマホ本体の位置情報の更新間隔が長くなると距離が短くなるかは円をぐるっと回るのを考えれば分かります。
円周上を4つのポイントでログが記録される更新間隔の場合は線で繋いだ四角形の辺の合計が距離になります。

8つのポイントなら八角形になって、8つの辺の合計は先ほどの四角形の辺の合計よりも長い距離になります（それでも、円周の距離よりも短い距離）。
円のポイント取得数（更新間隔が短い）が多くなればなるほど円周の距離に近い距離になります。
当然ながら、GPSの精度も影響しますし、位置情報の更新頻度が多くなればそれなりにバッテリーを消費します。

androidスマホはOSの省電力機能の仕様が頻繁に変わるのか、スマホメーカー各社の省電力カスタムが過ぎるのか、スマホ本体の位置情報の更新間隔が登山地図アプリの設定よりも長時間になるのが問題のようです。
アプリ製作者は「アプリに全ての権限を与えるように、省電力機能を使わないように」としかアドバイスできません。
それでも、「どうにもログからの距離が短い」、「ログが飛ぶ」はあるでしょうね。

今は大容量のモバイルバッテリーがあるので（容量の6〜7割程度しかスマホに電力を供給できませんし、低温化では電圧低下と容量低下がおきます）、スマホの省電力機能にこだわる必要は無いと思います。
でも、縦走で連泊だとね。
モバイルバッテリーの複数持ちは重量がかさみます。

saitama-nの日記：ヤマレコアプリのログがおかしいのには理由（原因）がある（可能な限りモバイルバッテリーを）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-293856
saitama-nの日記：一部の方のヤマレコアプリ不具合はスマホに負荷がかかりすぎているから？（ヤマレコアプリには権限を許可しようね）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-294076