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今では管理の行き届かない竹が多いようで竹が密集して生えています。
大雪や台風の後は古い竹が折れてどうしようもない状態です。
埼玉県の山間部でこのような竹をよく見ます。
数年前に竹を枯らす方法として冬に1mで竹を切断するという情報が出回りました。
が、1mで切断した竹は春に吸い上げた水を噴き出して枯れるものの、地下茎はそのままで復活するそうです(竹の皆伐も同じ)。
重機の入るところなら地下茎ごと掘り上げるのが良いみたいね。
家の裏などで管理できる程度の面積なら1mで竹を切断した後に復活した背の低い細い竹を刈り取ったりタケノコを蹴飛ばして竹の勢いを弱められます(定期的な管理が必要)。
竹の駆除は除草剤(グリホサホート系)を使って地下茎にダメージを与えない事にはどうにもならないようです。
それでも完全な駆除は処置を重ねて数年かかるそうな。
山の森林管理だとコストの面と山が急峻で竹の駆除は難しいようです。
除草剤(グリホサホート系)は自然界で分解されますが、野菜や果実は食用にはしばらくできないのと地下水にどのような影響するか分かりません。
場所によっては使用に躊躇しますね。
竹の有効活用をするにしても、手間と運賃をかけて製品にしたところでコストに見合わないです(ほとんどの竹製品は中国産)。
また、竹林を見回っての管理が必要になります(同じく費用がかかる)。
昔は竹を利用していても今はコストに見合った製品価値が無いし(石油由来製品の方が安い)、管理する方がいません。
ボランティアを募って竹の管理をするしかないのかなあ。
放置竹林問題(竹害)って、何が問題なの? | 知っトク東北|NHK
https://www.nhk.or.jp/sendai-blog/update/457450.html
ある自治会から相談を受けて5年間の約束で整備を実施、毎年3回竹林に入りチェーンソーと
チッパー(枝葉を粉砕する自走式の機械)を駆使して仲間10人くらいで行ってきました。
ご褒美は、もちろん竹の子採り放題です。竹もしばらくは有効活用してきましたが、手間の割には使い物にならず、仲間の高齢化もあり今年を最後にボランテイア整備は終わりました。
5年間で荒れた竹林は見違えるようにきれいになりました。竹林は傘をさして歩けるくらいの
すきまがあるのがベストです。
でもこれからは、あっという間に竹林は密植状態になり荒れる事でしょう。
コストを考えれば、竹林整備は誰もやりたがらないのが現状でしょう。
チェーンソー、チッパー処理には燃料などそれなりにコストがかかります。素人がノコギリで処理できるほど竹林は甘くありません。
ボランテイアでは限界がありますね。
ery100様。
竹林のボランティア管理お疲れ様です。
日記の通りでコストに見合わないのが難点ですか。
ボランティアとはいえども何かしらのメリットがないとだけど、竹で何かを作ったりタケノコ採っても消費量は知れています。
何処かで貰った竹は竹割り器で切断して布団たたきに使用しています。
ペグの代用にも。
蚊取り線香の缶で作ったウッドストーブの燃料に使っていますが、竹は火力はあっても火持ちしないので湯沸かし程度です。
saitama-nの日記:土手でツェルト用の竹ペグをテスト
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-119590
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