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バイクや自転車の方は野宿と言いました。
そのような方々は民宿や旅館に泊まれない可哀そうな人扱いだった気がします(民宿や旅館に泊まっている方からすると)。
当時は観光地の無料駐車場の片隅を「使わせてもらっている」という意識が強かった気がします。
今の車中泊は「権利がある」、「禁止されていない」で、当時を知る自分からするとある種のふてぶてしさを感じます(個人の感想です)。
saitama-nの日記:自分に都合の良い事はグレーゾーンで良い(道の駅の車中泊)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-313850
その事を強く感じたのはコロナ禍前の夏の草津温泉です。
草津町か草津観光協会のご厚意でスキー場の駐車場を無料解放していました。
車をスキー場の駐車場に駐車するとお隣に何日も滞在している方がいました(個人所有のマイクロバス。観光業をされていた方のようです)。
その方から、「皇族の方が通過するだか訪れるだかで、駐車場から一時的に立ち退きを迫られた」とお怒りのお声。
お金も払ってもいないのに駐車場の一時立ち退きを求められて腹を立てる道理が自分には理解できませんでした。
「使わせてもらっている」でなくて、「権利がある」、「禁止されていない」なのでしょうね。
saitama-nの日記:車中泊ならぬ、荷台泊のテストをする
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-300168
登山は、大抵は他人様の土地を通らせてもらうことで成り立っています。大変有り難いと思います。
経験的に、近くの某国の観光客の中にも「禁止じゃないならOKじゃないか!」という考えの人がままいますが、個人的には違和感しかありません。
そのような考え方でなければ生きていけない世の中、損得最優先の世の中、何とも寂しいと感じるのは甘いんでしょうかね。
davegg様。
祠がある時は手を合わせて行きは「お邪魔します。無事に下山できますように」、帰りは「お邪魔しました。無事に下山できました。ありがとうございます」です。
山の祠は気が引き締まります。
山は「登らさせてもらっている」の謙虚な気持ちが良いのでないでしょうか。
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