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石丸謙二郎の山カフェ - NHK
https://www.nhk.jp/p/yamacafe/rs/R84PG2X5PW/
11月25日の放送をメモを取りながら聞きました。
メモによる振り返りはこんな感じ(主観まみれです)。
1 山からおはよう 奥秩父十文字小屋から元気な小屋番さん(女性)
山と酒をこよなく愛する方でした(意訳しすぎ)。
小屋閉めしますが、年末年始は有志の年越しギター演奏会と飲み会で小屋を開けるそうです(これも意訳しすぎ)。
2 「体験者が語る山岳遭難」ジュンタロウさん
1975年、高校2年生の時の登山同好会(合計4人)で大峯山の沢登りにて遭難(8日間)。
当時の地図は現地に足を踏みれずに作成されたと思われるものがあり、同じ破線でも地域によって難度が大きく異なるそうです(実際の調査を反映している、していないがあるので)。
地図に無い落差30mの滝(これは第一の滝でさらには第二の滝があるとか)。
この滝を巻いて、これ以上は登れず、これ以上は下れずのトラバースを繰り返して地形にハマったそうです(翌日、明るくなってから水の確保ができる地点に到達)。
遭難時の心理状態で下れば楽になる(楽になりたいので下る)といった話がありました。
4人だから救助を待ったのだろうけど、単独だったらどうなっていたでしょうね。
存じ上げておりませんでしたが、ヤマレコユーザーさんでした。
jyunntarou様のヤマレコ山行記録:幻の遭難大滝発見の旅 in 小笹谷左俣。 - 2017年08月04日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1217770.html
3 静岡県警察山岳遭難救助隊の隊長さん
ヘッドランプ、雨具(防寒具としても)、予備バッテリー(モバイルバッテリー)、予備の食料(水)を持てとの事。
隊長さんはチューブ入り練乳を持ち歩いているそうです(非常食というよりは疲労時に脳の覚醒を促す用?)。
ヘリコプターに合図を送る用途でシグナルミラーの有効性を話されていました。
手を振ったくらいではヘリコプターに気が付かれないので棒に布をつけたりでふり幅の大きい動作が良いとの事。
遭難時は家族に電話してバッテリーを消耗させないで警察に電話。
携帯電話の「緊急通報位置通知」について話がありました。
saitama-nの日記:携帯電話の「緊急通報位置通知」
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166669
自分なら、地図に無い滝が出た時点でそそくさと撤退します(沢登りしないけど)。
自分の「GPSの座標位置と現在地の紙地図が違う!」は100%勘違いです。
「自分は間違っていない」前提で物事を考えてしまうのよね。
登山地図アプリはこういうの防げますが、登山者が陥りやすい思考(罠)を知らずに山に登るのはどうなのかなあと思います。
他の登山者にも同じ罠を味わってもらいたいだけですけど。
saitama-nの日記:明瞭な踏み跡(登山者由来の罠の陳腐化)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-296044
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