アマゾン・プライムでたまたま目に止まった映画と、関連しておすすめされた映画の2本を見ました。
多少のネタバレをしますので、回避したい方は回れ右を願います。
1本目は「ロング・トレイル!」2015年。原題「A Walk in the Woods」。
アパラチアン・トレイルに挑戦する老齢の主人公はロバート・レッドフォード。
先日「グランマ・ゲイトウッドのロング・トレイル」を読んだばかりで、アパラチアン・トレイルとはどんなところなんだろう?という興味がありました。(https://www.yamareco.com/modules/diary/181745-detail-273991)
70代の紀行作家が、40年間音信不通だった旧友とともにアパラチアン・トレイルのスルーハイクに挑むのですが、もうスタート直後から無理だろうこれ、帰ったほうがいいよ、という感じ。
色んな事件を乗り越えながら、二人のじいさんが徐々に昔の親友コンビに戻っていく様子がとても良いです。
トレイルは前半は森の中で、平坦で歩きやすそうな遊歩道でした。上高地あたりの感じに似ているかも。植生は違いますが。
雪に吹かれたり、渡渉でドボンしたりしながら、後半「ここから先は熟練者コース」という看板を過ぎると、下ノ廊下の水平歩道みたいな絶壁を歩いています。ひ〜。恐ろしい…。グランマ・ゲイトウッド、ほんとにこんなとこをズタ袋担いで通ったの?!
2本目は「イーディ・83歳 はじめての山登り」2017年イギリスの映画。原題は「Edie」。
夫の介護に30年を捧げてきた83歳のイーディが、「人生で何かを始めるのに遅すぎるということはない」と思い立ってスコットランドの山に登りに行くお話です。
麓の村で出会った登山用品店の青年に指導を受けながら準備を整え、ついにあの山へ向かいます。
頑固で偏屈な老婆イーディと、辛抱強く相対する青年ジョニー。
アウトドアの楽しみ方をジョニーに教わりながら、徐々にお互いを理解していく様子が描かれます。
自分の力で荒野を歩き、テントを設営し、新型のコンロを使って火を起こす。途中命からがらの危険な目に会いながらも、イーディが心の底から旅を楽しんでいるのが伝わってきて、ハラハラしながらも、うんうん、わかる、よかったねという気持ちに。
ラストはグッときました。
偏屈なじいさんと若者の物語はたくさん見てきましたが、偏屈なばあさんの物語がこんなふうに語られるようになったのだと思うと感慨深いものがあります。
ジョニー役のケビン・ガスリーはどこかで見たことがあると思ったら、ダンケルクやファンタジック・ビーストに出ていた俳優さんでした。
イーディ83歳 初めての山登りが上映されているころ、観たいなぁと思っていた映画でした。
近くで上映してるところがなく、いつか観る機会があるかなぁと思っていました。
アマプラで観られるなんて!!
嬉しい情報をありがとうございます。
早速、今から楽しみたいと思います(*^^*)
こんばんわ!
そうなんです、アマプラに入ってるんですよ。
ぜひ楽しんで下さい。
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