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写真��同石器類（ナイフ、石鏃、掻器など）
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新函館北斗からレンタカーで長万部に向かう途中、森町に立ち寄る。ここには道央道の工事前に発見された鷲ノ木遺跡など重要な出土品などがあり、主に遺跡発掘調査事務所に収蔵展示されている。しかしながら事務所に到着すると、職員は用事で出払い、一時的に締まっており、見学できなかったことは残念。直前に連絡をして確認すればよかったのだが――。やむを得ず森町公民館内の郷土資料室で鷲ノ木遺跡などの出土品の一部だけを見た。いくつかの土器や石器、発掘関連写真などを見ることができた。史跡鷲ノ木遺跡は現在整備中で、特別な機械以外は見学できない。整備事業が完了し、見学できる日が来るのが楽しみ。
なお、郷土資料室にはアイヌ関係資料や民具、民俗資料なども展示されており、また森町には「森町郷土館」という森町砂原地区の考古、漁業、民俗資料がみられる施設もある。町村合併により、わかりにくくなっているが、全体を一度にみるには遺跡発掘調査事務所がよいはずーー。
鷲ノ木遺跡（3遺跡と5遺跡を統合し、追加の土地を加えて史跡となっている）
環状列石：30〜40cmの石が平行な環状に並べられており、外環と内環の二重構造をもつ。外環は石の長軸方向を連ねて配置し、内環は石の長軸方向を中心部に向けて配置されている。環状列石の中心部には小規模な楕円形の配石があり、石の数は602個である。
環状列石の外環は36.9m×33.8mの大きさである。
竪穴墓域：環状列石の南約5mに位置する。大きさ11.6m×9.2mの竪穴内に7基の土坑と4基のピット（小さな穴）をもつ。土坑の大きさは直径1m〜2.3m、深さは30cm〜90cmであり、出土した遺物や土の堆積状況から墓と考えられている[1]。
縄文時代後期後葉〜晩期初頭に道央や道東で造られた周提墓（環状土籬(かんじょうどり)ともいう）等の始まりを考えるうえで、重要な遺構である（wiki)。
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