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写真��東歌別遺跡出土、恵山式土器（続縄文文化期）
写真�Ｋ收�会所ジオラマ
アポイジオパーク巡りを終え、16時前にえりも町郷土資料館に到着する。郷土資料館では、えりも岬が日高山脈の末端でもあるので、日高山脈の成り立ちや地質などのジオ的な解説もあり、また町内60か所以上の遺跡のリストと地図があり、そのうちいくつかの縄文遺跡〜続縄文及びアイヌ文化期のチャシなどの遺跡の一部の展示がある。
最初に縄文晩期〜続縄文文化期の緑ケ岡式土器や東歌別遺跡出土の続縄文期の土器などを見る。さらに幌泉会所に関する松浦武四郎の記述や場所請負制のこと、松前藩によるアイヌの窮状とコシャマインの反乱との関係、また昆布などの交易で北前船が幌泉まで来ていたようだ。江戸時代の会所などの絵図や地図が残っている。
また幕末にはロシアの南下に対応して幕府直轄領になり、南部藩が国後、択捉島まで警備についていたという。
また海路は北前船まで来ていたものの、陸路は悪路が多く厳しいため、猿留山道を開削、明治以降も十勝開発に利用されたようだ。
また郷土資料館は隣の水産館とつながっていて、えりも町の漁業や昆布に関する展示を見て館を出た。多くの種類の昆布の標本が展示されており、一昨年、函館市留津博物館で昆布展を見逃したので、ここで改めて少し勉強した。
16時10分過ぎ、館を出て襟裳岬に向かった。
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