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写真�∨椒量攬篝廚里覆描霑牢�後半の土器と石器
写真��十日町久保寺の隆起線文土器（わずかな破片から復元している技に驚き）
滋賀県から帰宅し翌日すぐ長岡へ。少し疲れるが見たい展示がある。馬高縄文館の縄文創早期、早期に関する展示だ。上越新幹線の浦佐付近が濃霧で真っ白になり、予報を見ると長岡地方に濃霧注意報が出て心配になったが、トンネルを抜けると晴れていた。長岡駅前のJネットレンタカーに乗り込み、まず馬高縄文館に向かう。数年前に何度か馬高や県立歴史博物館に来たことがあるが、長岡から結構離れていて車以外では来にくい―バスはあることはあるがどのバスがどこに行くのかよくわからないーー
長岡バイパスに出てしばらく走るとようやく馬高縄文館の「火焔土器」が見えてきた。まだ車はほとんど止まっていない。展示室に入ると先客は一組だけ。入り口から同館自慢の火焔型土器の展示が並ぶが、今日のお目当ては「縄文草創期・早期の土器文化」展。展示室の奥のほうのケースに並んでいた。
馬高縄文館は長岡市の科学博物館が統括している博物館で、科学博物館館長の小熊氏は草創期の研究者で、津南町、十日町、県歴博など多くの関係者が協力して出品されている。草創期前半の石器土器から早期後半までの石器土器が並んでいる。
最初に草創期前半、数年前に訪問した阿賀町の小瀬ヶ沢洞窟、室谷洞窟遺跡の草創期・早期の土器や石器が並ぶ。なつかしい思いがつのる。また先日訪問した津南町でみることができなかった本ノ木遺跡の爪型文土器など、一度に見ることができるのは素晴らしい。
その中で一つ目についたのは、草創期前半の小瀬ヶ沢遺跡や小千谷の三仏生遺跡、長岡市の藤橋蛇新田、鳥山遺跡、魚沼市の長者林遺跡出土の局部磨製石斧、片刃磨製石斧だ。局部磨製石斧と言えば、普通日本列島の後期旧石器初頭の局部磨製石斧が念頭に浮かぶ。その後局部磨製石斧は姿を消し、縄文時代初頭に再び現れるのはどういうことなのだろうか？一時的に暖かい時期があったために似たような石斧が伐採用や木材加工用に出現したのか？学芸員に尋ねたが、専門のスタッフが不在だったので、後で回答をいただくことになった。
