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写真��石敷き遺構と奥に環状盛土遺構
小山市博物館の次に寺野東遺跡に向かう。大分時間をロスしたが何とか11時過ぎに到着し、まず資料館を見学、続いて遺跡を見学した。ここは旧石器時代の遺物から縄文時代から古代までの集落やこふんまである複合遺跡だ。入口近くに小さな円墳が残され、この先に谷部があり、水場遺構が検出されたらしいが、特に表示はなく良くわからなかった。あまり地形図や遺跡地図が頭に入っていなかったようでボーッとしていたのか？この先に、環状盛土遺構が続く。遺構の中から中期の住居後が66軒、後期の住居跡が八軒検出されている。盛土は盛土のあと平坦地を造成しており、その様子が土層断面に現れている。この地に住んでいた集団が集落を終らせその後同じ集団か別の人々かわからぬが古い集落のうえに盛土をしてその上に住み続けたのだろうか？これらの遺構の出現過程はまだ完全には解明されていないように見える。
最後に後期の石敷き遺構を見学する。これも用途不明の不思議な遺構だが、わからないときは祈りの場、祭祀遺構とするのが考古学者の常道だ。
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