5月29日に利尻礼文稚内の旅から帰宅し、翌日すぐにかかりつけの整形外科の診療を受ける。やはり骨折はないものの小指の根元から前に骨が落ちているので、ここでは整復での間接をもとに戻すことはできず、関東中央病院の整形外科の山田先生という指輪の専門家がいるので手術をそこにお願いすることになる。翌、5月31日、山田先生の診察、検査ーレントゲンからCTスキャンまで撮り、脱臼の正確な状況を確認し、6月2日木曜日に再度入院手術の日程調整をすることになった。
すでに事故が発生した5月25日から一週間以上立つのであまり先延ばしはできない。そこで金土日の先約をすべてキャンセルし、翌日入院即手術と相成った予定して当選していた兵庫県立考古博物館と近つ飛鳥のシンポジウムと講演会の参加をキャンセルする電話を入れーキャンセル待ちの人のためー準備をして翌朝1キロの道のりを歩いて入院手続きを済ます。寝巻きに着替えてベッドで手術を待つ。全身麻酔となるので昨日午後九時以降食事抜きで水も朝7時以降飲んでいない。
午後1時過ぎ頃手術室に移動し、麻酔を点滴から入れその後の記憶はない。終わってしばらくしてようやく目が開き、手術は、手を切らずに間接を元の位置に戻すことに成功し、ピンが数本だけ固定用にいれてあると告げられたようにおぼろげに記憶していた。手にメスをいれることなく成功したことは、とても素晴らしく指の名医に深く感謝した。
その後は二日間安静にして指の運動だけは指が固くならないよう随時行った。
四年前の2019年の腎炎治療で入院した東京医大病院では、部屋では電波が届かないのでwimaxを使って全米オープンテニスを見ていたが、今回は電波が通じたのでwimaxなしで全仏オープンテニスの準決勝決勝を少し見た。深夜なのと画面がスマホなので見にくいので音だけ聞いていた。どちらも決勝は予想通り一方的でシフィオンテクとナダルの勝利、勝負になっていなかった。男子の準決勝で負傷したズベレフの足は心配だ。なお腎炎治療との関係でやめていた低蛋白米の夢ごはんのおにぎりを久しぶりに食べさせられた。味の薄い食事も慣れっこで特に不味いとも思わなかったのは何より。けして美味しいとは行かないがー
週が明け月曜日の朝、約束通り8時過ぎには退院準備に入り、限度額申請後の入院費支払い同意書にサインして退院し8時半に山田先生の診察とその後の外来の予約を取り、すぐ自宅に戻り、荷物を片付けて別のザックで早稲田大学のエクステンションの旧石器考古学講座と別の日本書紀の講座を受講し、帰りに世田谷区役所で限度額申請をして、認定書を受け取り、帰宅した。
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