１０月22日土曜日 上野原縄文の森三十周年シンポジウム

昨夜鹿児島空港に飛び空港ホテルで一晩過ごし朝食後隣のトヨタレンタカーで車を借りて先に上野原縄文の森に向かい、８時過ぎに到着、施設内を散策する。土層観察館や遺跡保存施設は九時にならないと開かないがとりあえず園内を歩き回る。七年位前に一度九州遺跡巡りをした時、開聞岳を登った後にいくつかの遺跡を経て上野原縄文の森を訪問したことがある。その時はこれらの施設は一応見た様子。昔のヤマレコの記録を見て思い出した。施設はまだ開かないので園内の遺構の表示を探しながら歩く。縄文だけでなく弥生や古墳時代の遺跡、遺構も点在するようだ。九時五分前になったので展示館に向かう途中土層観察館が開いたので見学し、展示館に向かう。
　南の縄文展は、期待したほどの内容でなかったが上野原遺跡を中心に鹿児島や種子島など周辺地域の縄文遺跡と青森などの北の縄文との対比がテーマなようだった。この地域は旧石器時代後半から、黒潮の影響もあり温暖化して照葉樹林や落葉樹林がいち早く成立し、縄文時代以前から定住化の兆しが現れていた。私はその辺りに感心があるのだが展示はあまりそこは掘り下げていなかった。展示を一通り見てシンポジウムの会場の国分シビック・センターに向かった。