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写真��骨やDNA解析から復元された1号2号犬と飛ノ台の縄文犬（飛丸）、大阪の弥生犬の復元図による体の比較（縄文犬は体高など体が小型、弥生犬以降大きくなる）
写真��3号犬から6号犬の復元図）
市川考古博物館による古代のイヌに関する講演会申し込みに当選したので先に展示を見に歴史博物館に向かう。昨日の予報では雨模様だったので市川駅からバスか北国分駅から歩くかを考えたが、予報が曇りになり世田谷では晴れ間がでてきたので、予定を変更し本八幡駅からシェアサイクルを使うことにした。
本八幡駅から少し歩いて京成八幡駅近くの第七駐輪場でシェアサイクルを借りて出発。七キロ強の道程をGoogleマップを頼りに進み、何度か方向を修正して博物館のある丘が見えてきたので、何とか北国分駅から、来る道と合流し博物館前の駐車場「チャリを停め中に入る。
今回の展示は弥生時代の遺跡として学史上著名な須和田遺跡の第六地点の調査で奈良時代の層の土坑から貝層の中から土師器などと共にイヌ数体と、ウシやウマの骨などが出土し、古代のイヌの骨は、これまで見つかっていなかったことから、これらを動物考古学的な調査と共に遺伝学的なDNA解析などを行ったことから、今回の展示と講演会の運びとなったようだ。
私も昨年ある古代研究会で縄文犬やオホーツク犬などに関するこれまでの研究をまとめて報告したことがあり、新しい研究を待ち望んでいたので渡りに船となった。展示されているイヌの頭骨の多くはストップ(顔の額から鼻に向かう段)があまり見られず縄文犬やオオカミに似ている印象を受けるが体高は縄文犬より大きく、大陸から弥生時代以降に渡来したイヌとの交雑があったとみられる。詳しい話を聞くのが楽しみとなった博物館をでて須和田遺跡と下総国分尼寺跡に立ち寄り生涯学習センターに向かった。
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