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タクシーを降り願望岩まで歩くと東屋があり、町の隅々まで見渡せ、遠くは赤石山辺りも見える。展望台に上るとさらによく見えるが、崖は垂直らしく見えない。この岩は水冷破砕岩で700万年前のの噴火のあと水中でバラバラになり火山灰と共に再び固まってできたものらしい。松浦武四郎の記録にも「イルカルシ」として登場しまた、湧別と十勝アイヌの闘いにまつわる洪水伝説も残され、遠軽の地名の由来ともなったものという。
帰りは麓の遠軽神社に下るハイキング道を下る。急な階段を一気に下る道もあるようだが雨で濡れていて蚊も多いというので緩い道の方を下った。神社のとなりに郷土資料館があり、石器の展示はないが湧別川などで採取した丸くなった黒曜石や館長とその知人らが作成した白滝や国宝などの文字が掘り込んである黒曜石の記念品を無料で配布していた。１つ頂いたが残念ながら荷物を整理しているうちに転がって少し破損してしまった。会議は全ての発表を終え、全体討論のあと閉会式となり、次回の開催地として、アルメニアが挙げられ同国代表が招致の挨拶と紹介をして幕を閉じた。
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