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写真�∨厂酣郢里砲茲詒嗚�山採集のタカネヨモギ標本を包んだカバー
写真�Ｆ�本海要素のスミレサイシン
八月に四国の剣山と牧野記念館を訪問する予定だが、都内に牧野関連施設があるので出掛けてみた
午前中野生協の荷物を受け取り冷凍庫などにしまってから昼食を準備して一時過ぎに家を出て八王子の大沢ミナミ駅でシェアサイクルを確保し都立大学に向かう。これまで一度も訪問したことがなかったのでどこから入るべきかわからず苦労する。実際はみずほ銀行前の中央駐輪場から上の歩道に出て北上すれば早く都立大学入口に出られたはずが下の車道に降りたので遠回りして反対側の東門かどこかに回り込んで戻るような走り方になった。Googleでは、平面的な道しかわからないので立体交差部分は難しい。チャリの場合は歩道で行くか車道で検索するかで違いが出て歩道の場合階段なのかスロープがあるかなどがわからないとルートを取りにくい。
さて灼熱地獄のなか、スマホが熱くなって画面が暗くなり困ったがイヤホンで音を聴くことにして何とかたどり着いた。
標本館は、展示スペースは入口ロビーだけでガラスケース二箱分の展示しかなかった。灼熱のなかを訪ねた割には少ない展示だが、牧野の標本の一端に触れただけでも満足すべきか？実際には牧野自身の標本ではなく加藤英寿という人が作成した標本だったが、何十年もまえの牧野の国宝級の貴重な原本を展示するわけはないか？
展示では富太郎が収集した標本を包んだ紙や牧野の代名詞のような「ヤッコソウ」や「ジョロウホトトギス」などのスケッチ、乾燥した標本を神に張り付けた古くからの標本と、樹脂の中に浸した樹脂標本（展示向き）や樹脂をしみこませた「樹脂含侵標本」などの展示、「スミレサイシン」日本海要素に関する展示などがあったが、実は牧野の標本に関する特別展は「別館」で開催されていたのだった。この時は暑さでボーっとして思い至れず、早々に引き上げたが9月30日まで開催されているので，少し暑さが和らいだら再度訪問するつもりだ。
