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日記
11月25日(土)前方後円墳創生と渤海使と穴太遺跡出土金銅製花文帯金具
午前中は有楽町よみうりホールで桜井市主催の東京講演会「前方後円墳創生」を聴講、午後からは横浜情報交流センターで、滋賀県大津市の穴太遺跡出土、金銅製花文帯金具をめぐる渤海国などの北東ユーラシアとの関係を考えるユーラシア文化館のシンポジウムを聴講した。巻向遺跡と箸墓古墳やその周辺の巻向型前方後円墳な関する講演は、最初に明治大学の佐々木先生が箸墓と巻向遺跡と弥生時代から古墳時代の初めにかけての当時の列島及び国際情勢から、これらの遺跡をどう捉えるか話をされ、次に研究センターの橋本氏が巻向型前方後円墳をどう見るかを講演された。橋本氏のの見方は、参考になったが、概ねこれまでの知られる見解、情報の範囲内であまり新しいものはなさそうなので、予定どおり昼食休憩前に横浜に移動、ユーラシア文化館の隣にある情報交流センターの会場に向かう。穴太遺跡は、先年穴太廃寺跡などを訪問し、渡来人色の強いエリアだ。その穴太遺跡から、平安時代相当時期の帯金具が出土し、しかも渤海国などのユーラシア文化と関係するあるいは、端的に渤海使がもたらした可能性があると知った。その事に興味を注られ横浜来たまでやってきた。講演はさいしょに発掘調査に携わった大津市文化財課の若い技師が発掘調査の経緯と遺跡と周辺地域の概要及び帯金具出土状況などを話をされ、さらに国立京都博物館はと共同で行った出土帯金具の蛍光X線及びCTスキャンから、金具の構造、文様、材質などの詳細な検討、3D画像復元による三次元立体画像の取得など、金具の様子を三次元で観察することが可能となった。これらを
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