外反母趾対策で横浜元町にあるアキレス・ソルボで足圧測定に応募、ついでに馬車道の神奈川県立歴史博物館に立ち寄る。小田急線も武蔵小杉から乗った東急線も皆。遅れが出て馬車道に到着したのは10時10分過ぎ、急いで神奈川県歴史博物館に向かい、足柄の仏像展を見学。あまり期待していなかったのだが実は足柄の仏像はけっこうすごい。平安仏像がかなり残っている。撮影できないのは残念だが、まず驚いたのは冒頭に千代廃寺の出土瓦や塑像断片の展示で、小田原の千代廃寺跡を歩いた後、どんな寺だったのか、気になっていたがここで出土品を見るとは思わなかった。瓦は新しいもので8世紀初頭で、創建は7世紀後半に遡るようだ。文献記録には、無い寺で詳しいことは不明だが、関東では群馬の寺以外は出ていない塑像の断片が出ていた。
断片と言っても螺髪だけなのだが、それでもここにかつて塑像が存在したということが重要なことらしい。昭和33年、赤星直忠氏と神奈川県教育委員会が調査し、湖代両者の資料館が出土品を分けて所蔵しているようだ。瓦の一部はなぜか明治大学博物館の所蔵となっている。これまでの研究ではこれらの螺髪から、半丈六ー高さ120センチの像が推定されている。これだけから像を推定する専門家は、すごい。これだけでも得した気分になる。65歳以上は大幅に安くなるからだ。また、平安時代の神像も多数展示され、足柄や、小田原の各寺や地蔵堂、箱根神社や
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