象鼻山古墳群入口手前でバスを降りて車道を渡って古墳群入口から登っていく。ちょっとしたハイキングコースのような道のりで丘陵先端の山のてっぺん付近に作られた古墳群だ。二世紀、弥生時代後期末頃から古墳出現期にかけての墳墓群だ。まず山頂にある前方後方墳の1号墳の下にある三号墳で、講師の中村氏から、解説。分布調査で七十基ほどの墳丘墓が確認されているようだ。そのうち三号墳は、最も古いが、墳墓、古墳でなく祭祀遺跡ではないかと報告書にあるそうだ。出土品は養老町教育委員会で保管しているらしい。岐阜市立博物館ではパネルだけで遺物展示はなかったかもしれない。その時の写真を見ると鏡だけが展示されていたが、1号墳のものだったかどうか、わからない。
参考=象鼻山1号墳(養老町の歴史文化資源より)
象鼻山1号墳
■場所:岐阜県養老郡養老町橋爪
■時代:古墳時代
象鼻山1号墳は、象鼻山の最高所に位置する前方後方墳です。全長は約40mで、濃尾平野に面する後方部東側のみ二段築成とし、部分的に葺石を備えています。埋葬施設からは鏡や石製品、刀、剣などが発見され、その築造時期は3世紀中頃と考えられています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する