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日記
千居遺跡と大石寺宝物館における出土土器の閲覧を終えて富士市の富士山かぐや姫ミュージアムに向かう。ここでは、沼津、三島、富士市の共同考古展として旧石器時代の石器と暮しという合同企画展が開催されている。今回のツアーの主目的である愛鷹山麓の旧石器時代というテーマそのものの企画展だ。私は下準備として、同じ移動展を沼津市明治史料館ですでに見ている。同博物館の学芸員の成瀬氏が、この企画の主旨、きっかけからお話になった。じつは、沼津市の休場遺跡は、静岡県における旧石器時代の遺跡として、最初に国指定を受けたばかりでなく、有名な岩宿遺跡より数ヶ月早く指定された歴史的な遺跡であるにも関わらずその存在を知る市民が少ないことを残念に思っていることーその休場遺跡の史跡指定から45周年にあたることから、この企画を考えたという。熱い気持ちが良く伝わる展示解説だった。さらに、富士市の木島式土器の解説で、土器を手にとって見ることができた。縄文時代前期の木島式土器は大変薄手の土器でその軽さ、薄さに、驚かされる。まるで古墳時代初頭の庄内式、布留式土器のようだ。
10月4日(金)富士山かぐや姫ミュージアム
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