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あつぎ郷土博物館から本厚木駅に戻り、相模大野駅に出て駅の隣のユニコムプラザ相模原に向かい午後の会場を確認し、階下のレストランでその場で鉄板で焼くハンバーグセットを注文、食べ終わり珈琲を飲むとすでに一時前、あわてて会場に向かうが、まだ受付は始まらず、関係者がようやく集まって準備が始まる。満員というほどではなさそうだ。日本鹿協会やその関連団体関係者が主体で、シンポジウムは弥生時代古墳時代の考古学者がそれぞれ弥生土器、銅鐸などの線刻画、卜骨、埴輪と鹿の造形などを通して人とシカの関係を考えるという趣旨。増えすぎたため各地で植林地の苗や農産物などを食い荒らすシカ、イノシシ対策に腐心する関係業界や動物学者、行政など、頭数管理、食肉や革製品など駆除すると肉やカワイイーなど、捌ききれない現状を打開しようと市民各層に理解を求めて活動しているらしい。駆除して、肉を食べれば必ず生じる様々な部位、革、角、骨など、かつては全てを使い尽くす文化があったが、現代では、皮製品を売ろうとすると動物愛護団体から、クレームが来るので関係業者も皮製品を使いたがらないそうだ。悪循環に陥っている。かつてはシカが増えたのはオオカミが絶滅したせいと考えた時期もあったが、オオカミは百年前に絶滅し、シカが増え出したのはここ数十年のことで関係はないという。むしろ山に雪があまり降らなくなった温暖化と関係があるのではないかという。縄文時代の人々とシカの関係と弥生時代以降のシカとの関係は大きく変わったかもしれない。今日のシンポジウムはそうした研究を示したが、現代はもっと大きな転換点に立っているかもしれない。
鹿ジビエ交流会メニュー
鹿肉ソーセージ
鹿肉サラミのカナッペ
人参マリネサラダ
ローストヴェニソン
鹿肉ミートボール
鹿肉ミートパイ
鹿肉カレー∔ナン
drink-ビール、サワー、ソフトドリンク
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