1月12日(日)松浦武四郎記念館ー展示と講演

2025年01月12日 16:25博物館、展示会、美術館など全体に公開

　三重県松坂市にある松浦武四郎記念館で、北海道のアイヌ民族博物館とのコラボで、松浦武四郎に関連する展示と講演会が催されるので出掛けてみた。正月２日３日と丹沢を歩き、その準備で二度ほど山歩きをしたことが祟り、持病の左膝に違和感をかんじ、今朝３時に起き出したが膝おかしいので中止するか決行するか迷った。取り敢えず風呂には入り、膝周辺をマッサージして、どれくらい回復するか様子を見た。するとストックを使って歩けないほどではなくなり、何とか頑張って出発することにした。しかし長く歩くことは無理そうなのでタクシー路線を検討、お金がすごくかかりそうだがやむを得ず朝食を食べ、ストックを持って出発、100円ローソンで🍙とパン。いくつか購入し、新横浜に向かう。なんとか、六時のひかりに間に合い、名古屋駅で近鉄に乗り換える最短ルートの南乗り換えを使い、何とか階段をクリア、予定の特急に間に合った。伊勢中川駅から、タクシーで松浦武四郎記念館に向かった。
　タクシーの運転手が、武四郎の生誕地があるのでというので立ち寄る。武四郎は実家の庄屋の四男なので、家業は長男がつぎ、武四郎は18才で全国放浪の旅に出た。実家は放浪生活の最中はーいや生涯でだったか？一度しか戻っていない。
　この生家は、明治期に建てた土蔵が残され、また幕末の家の見取り図が土蔵から発見されたので復元したという。このあたりは、小野江町というが、松坂市と合併した。このまちの人は松坂と言われてもピンと来ないが、そのおかげて生家の復元の予算がついたのだという。小野ら江町のままだったら予算はなかったようだ。市町村合併で失われる由緒ある町の名が消えていく例も少なくないが、よい効果も生まれる場合があるようだ。
　500メートルほど歩くのが難儀なので、タクシー呼ぼうかと思ったが生家を管理する人が車で送って暮れ、助かった。御礼を言って館に入る。プンカラと言うアイヌ民族博物館と全国各地の提携施設が、資料を提供しあって共同企画展を開催する仕組みだ。
　今回は「三重から北海道へ」というテーマで大黒屋光太夫、松浦武四郎のほかに伊勢生まれで近藤重蔵の蝦夷地調査に同行した村上島之充、武四郎のパトロンだった津の豪商川喜田石水などに関する資料や武四郎の北海道の旅に関する資料、旅日記などを見ることができた。

松浦武四郎誕生地（松浦武四郎記念館HPより）
〒515-2109　三重県松阪市小野江町３２１
松阪市指定史跡　松浦武四郎誕生地
松阪市小野江町にある松浦武四郎誕生地は
松浦武四郎の実家にあたり、
昭和３７年（１９６２）に、当時の三雲村が
史跡に指定した場所です。

武四郎の父・時春には末っ子の武四郎のほかに、三人の子どもがおり、
実家は武四郎の兄・佐七が跡を継ぎました。

武四郎の父母や、兄の家族が代々住んだため、武四郎にとってはふるさとの実家であり、
現在は松阪市の所有となっています。

主屋
生活の場として使用されていました。

武四郎の記録では、元は松島屋善兵衛の家でしたが、天保12年（1841）頃に武四郎の家族が移り住んだようです。

幕末の家相図に基づき、かまどを再現しています。
https://takeshiro.net/birthplace-2

2025-01-12 1月12日(日)三重県大黒屋光

2025-01-13 松浦武四郎記念館②

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