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神戸大学の海洋底探査センターの島伸数教授らは、種子島周辺の海底に堆積したアカホヤ起源の火山噴出物を詳しく調査し、噴出物総量が330〜450立方キロ以上と推定、完新世以降世界最大の噴火であることを確認、火砕流が水深深い海底に達するとどのようになるかを初めて示したという。海流の影響はあるものの陸上ほどの削平は少なく噴火当時の姿をよくとどめているとしている。これは、地下マグマの蓄積やカルデラ形成の仕組みの解明に役立つという。アカホヤ噴火以前の9500年前などの巨大噴火なども今後調べる予定らしい。このような壊滅的な噴火災害がおこったが、一方で周辺縄文社会では、噴火以前の土器形式が、噴火後数百年後に復活しているなど噴火災害と社会との関係はまだよく分かっていない。
金沢大学及びイーストアングリア大学の内山純蔵氏らはアカホヤ噴火災害の影響を土器の脂質や炭化物の同位体分析などの科学的手法を駆使して解明しようとしている。
今日は火山の専門家が午後話されるのでこれらを詳しく解説されるものと楽しみにしている。新幹線からは少し霞んでいるが富士山や微かに南アルプス、浜名湖などを撮影した。
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