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写真�◆峭駟�展」これだけ撮影可の水煙
写真�Ｋ役架夕阿瞭�部（常設展示の北魏の仏像ー撮影可）
昼前に奈良国立博物館を出て奈良公園のベンチに座っておにぎりを食べ、シカと遊ぶ外国人観光客らを何げなく眺めていた。今朝方義歯が外れてしまい、食べにくいが何とか２つ飲み込み、近鉄奈良駅から大阪鶴橋経由天王寺駅に出る。大阪市立美術館は初めてで、この2年あま。改修で今回初お目見えらしい。到着すると奈良国立博物館以上の混雑、長い列ができて、45分待ちらしい。やむなく並んで待つが人数制限しているらしく中々前に進まない。途中少しずつ進み、果たして45分後くらいにようやく入場できた。1番の雪舟の山水図巻は、雪舟山水図のバイブルとのことだが、松の表現も様式化された単純な描写で、私的には余り感動しなかった。それより11番の俵屋宗達の「蓮池水禽図」に驚かされた。解説キャプションに見えない空気、描かれない水面を見るーは、その通りと思われ、感心する。
9番、岩佐又兵衛の洛中洛外図や16番.17番の蕪村の作品が前半期だけなので見られず残念だ。
26番、墨田八幡神社の人物画像鏡がここで実物を見られるとは思っていなかった。図録などで見るよりずっと立体的で鮮明な図像で、西王母、東王父や縦笛を吹く従者、疾走する馬など、本来の中国鏡と比べ、文様が単純化されて分かりやすいようだ。疾走する馬は、よく分からなかったが、図録を逆さまに見たら分かった。「意柴沙加宮」や「男弟王」などの倭語の漢字表現があり、倭製の鏡とわかる。おおど王といえば継体大王だが、果たしてどうか?
また藤の木古墳の金銅製鞍金具の実物を見ることができ、さらに仁清作色絵雉香炉を見ることができたのは良かった。鞍金具の細かい文様は、少し暗くてよく見えず残念。見仏鏡を持参するのを忘れたのは残念だ。
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