まだ登山SNSやGPSがなかったころの登山者さんは、
自分や他人のペースに対して、どういう考えをもっていたのでしょうか?
私が思うに
別にレースをやっているわけではありません。
山の楽しみ方は人それぞれ。
もちろん、過去の自分のCTを超えるという楽しみ方もある思います。
だからといって
速いから「優れている」というわけではありませんし、
遅いから「劣っている」というわけでもありません。むしろ、ゆっくり歩くことで、これまで見えなかったものが見えたりするものです。
GPSが普及して、過去の自分のCTと比較することができ、
登山SNSの隆盛で、他人のCTと比較できるようになりました。
昔は、どうだったのでしょうか?
速くても、遅くても、どちらでもいいではありませんか。
自分の快適な山歩きのスピードで歩けばいいことで、他人と比較することなど無意味です。
もちろん、楽しんでいるならともかく、過去の自分と安易に比較することも心の健康によくありません。
誰だって老いれば、以前のようには歩けません。
速いことが「優れている」という価値観を持っていると、無意識に足取りも速くなり、事故のもとです。
CTなんかに心を左右されるなんて、本当にもったいないことです。
むしろ、自分の快適なCTを素直に受け入れたうえで、
例えば「らくルート」と比較して、1.3倍とか0.8倍くらいかな、と比較の尺度をしっかりもつことの方が無理のない余裕をもった登山計画を立てられる点で大事だと思います。
それで、何も問題ありません。
というわけで、
登山SNS上で、タイムが速いことを賞賛したり、遅いことを自分で卑下する風潮・・・・どうにかならんかな〜?
と思ったりするわけです。
マイペース一番!
他の人とコースタイムを比較して
速い、遅いと言い合うのは
いい風潮とは思えません
ヤマレコでは、それほどではないと思いますけど、
登山SNSの一定の傾向として、いえるのではないかと思い、反感覚悟で、呼び掛けさせてもらいました。
自分自身への戒めでもありますけどね。
ボクは速い人より、多角的に山を楽しめる知識と感性を持っている人を尊敬しますが、それは比べようがないですもんね。
もうすでに速く歩くことは別ジャンルという感じがします。トレランですよね。
レースに出ていない人でも、装備などはトレランですし。
自分の限界にチャレンジしている人たち。
登山者は様々で、山というフィールドは同じだけど、それぞれかなり違う楽しみ方をしている。
例えば陸上競技だと、グラウンドは同じだけど、走り幅跳びの選手もいれば、高飛び、砲丸投げなどいろんな選手がいる。
走り幅跳びで8m飛んでいるのを見て、すごいと思うのは自然だけど、砲丸投げの選手が、自分はあんなに飛べないと卑下する必要はない。
それと同じで、速いことをすごいと思うのは自然だけど、花を見ながら歩きたい人が卑下する必要はないですよね。
そういう多角的な視点にたったレポってなかなかないんですよね。
そういうものになると紀行ものになってしまいますし。
大会等があるトレランなどのジャンルで速さを言い合うのは、別に問題ないと思いますが、なぜ一般登山者同士で、「凄い速いですね〜」とか「私のレポは、亀のような歩みでペースは参考になりません。」などと言うのは、プラスなことは何もないと思うんですよね。
ヤマレコで、速いペースの記録ばかりで、平均ペースを押し上げているなんて、まさにSNSの弊害だと思います(速い記録は、はっきり言って参考になりません)
ご自分の体験で、「マイペースが一番ですよ」「楽しく登山」、とても説得力があります。本当にそのとおりだと思います。実は、私自身、かつて、ペースを意識していた時期があり、ようやく最近マイペースで登山を楽しめるようになったのが実感です。
早くても遅くても。
体力の差は人それぞれです。
価値観もそれぞれです。
トレラン志向の方は、性質上、時間や距離、獲得標高を意識することが多いです。
なので、SNSで早いこもを称賛することも自由だと思いますが、それが正解という風潮は違うと思っています。
山の楽しみ方も人それぞれだと思っています。
大事なことは、山で最低限のマナーを守ること、自身の体力に見合わない無茶な計画で実行すること。(遭難しないこと)
長くなりましたが、感想でした。
トレランは、上の方も仰っているとおり、一般登山とは別ジャンルであり、YUICHIROさん仰るとおり、性質上、時間や距離、獲得標高を気にせざるを得ないものだと思います。
一般の登山において、速いことが優れいているという価値観を持っていると、自分の体力に計画を合わせるのでは亡くて、自分が理想とする計画に自分を合せて、結果的に無茶な実行してしまうことになりますね。恥ずかしながら、かつての私がそうでした・・・
CTに対し遅い早いという判断がある事を知ってから、山登りちょっとつまらなくなりました、、、気にしてる自分もいましたが😓
いまはCT=1で歩くという事を心がけています。
山登りでのペースを意識するのは、あくまで安全登山の見地だと思います。決して他人の競うことではないと思ってます。ペースについては、皆さんがニュートラルに捉えられるようになると、もっと山歩きも楽しくなるのではないかと思います。実は、私自身もかつて気にしていたところがありました。そんな自戒を込めての日記でした。
私はゆっくりと山を楽しんで登っている方達を正しく羨ましいと思いますが。
自身はせっかちなのでつい早く登ろうとしてしまいます🥲
私もゆっくり歩きながら、山を楽しんでいる人を本当に羨ましく思ってます。そういう方の登山を見ていると、気持ちの余裕が感じられるんですよね。
私は、最初はペースなんて意識していなかったのですが、SNSに振り回しているうちに、ペースを気にしている自分がいました。最近は、気にしなくなったおかげで、穏やかに歩いています。
人のタイムが速くて称賛するのも、自分が遅くて卑下するのも「好きにすればいいじゃん」としか言いようがありません。わざわざ他人に求めるようなことじゃない。
きらきらうえつさんのコメントのなかで、「好きにすればいいじゃん」というのは、そのとおりだと思います。要するに、山(ペース)に対して、どのような価値観をもつのも自由だとおもいます。
ただ、私があえて日記で書いたのは、他人の価値観そのものが、本当に自分自身が山に向き合ったものなのか?むしろ、SNSやGPSの盛んになることによって、影響されたものではないか、そして、自分が意図することなく、山をつまらないものにしていないか、というのを一度振り返ってみてもいいのではないでしょうか?
という趣旨です。
歩く時間の目安としてはありがたいですけども。
日々の暮らしの楽しみ方が色々なように、
色々違っていることを楽しめると良いなって思います〜
仰るとおり、「歩く時間の目安」としてニュートラルにペースを捉えることが大事なんではないか、と思います。
速いから凄い、遅いからダメ、といった価値観から解放することで、山歩きももっと多面的で楽しいものになるのではないかと思った次第です。
思っていること、感じていることが全く同じで感動しております!
並びに、言いたくても言えずに来た部分に切り込んで頂くことに関しても感謝しております。
そもそもヤマレコさんのそれは文字通り”レコ=記録”であって、今後の参考にすべきものであり。
「このコンデションでこの時間がかかるなら、スタートは何時にしよう」といった感じに
また写真では現在の雪の残り具合や崩落の状況などを確認するためのものだと思っていますし。
因みに(私はGPSもとらないし、時間記録も面倒臭いので短い山行きは「登り30分程度」などと簡略しますが)相対的に他のレコで換算すると大概は0.5〜0.7になります、狙わずとも、嫌がおうにも
ようは、ある程度山馴れしていてフツーに歩けばそんなタイムは珍しくもなんともないわけで
(またしても・・・補足です)
不敵な笑みは自慢とかでは決してなく、早い時間に満足している人に対してで、その程度のタイムはどうってことないよ、という意味です。
あくまで自分のそれもトレーニング的に地元の慣れた山での話で、風景もほぼ見ず写真撮影もしないときの時間です
言いたいことは同じで、時間を気にすることになんの価値観も感じないとには変わりはないです
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