アイガモ解体デー

2010年09月29日 14:23アイガモ農家物語り全体に公開

　大町木崎湖畔のアイガモ農家・Yanさん宅に県内外から大勢が集まってアイガモ十数羽を一挙に解体処理。
　朝8時から始まって火を起こす人，湯を沸かす人，〆(屠殺)る人，羽を毟る人，捌く人も肉を剥ぐ人と内臓処理をする人，捌き方も通常の解体と内臓をスッポリ抜き取る中抜きと・・，分業で夕方5時までかかってへとへとになる。

　夜は捌いたアイガモと新鮮野菜の焼肉パーティーとなるようだが残念ながら帰宅。これから持ち帰った2羽を解体しなくてはならない。
　更に、捨てられてしまう頭と水掻きのある足，内臓を持ち帰ったので、これから食べられる部分を仕分けて取り出す。それが一番大変な作業！

2010-09-28 押すか引くか・・・ドブスキー～

2010-09-30 居谷里湿原

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K_gumin

RE: アイガモ解体デー
鳥を捌くの大変なんですよね。
幼いときに鶏が斬首刑になって捌かれて、
今でもトラウマ気味です

頭部だけでも鳴いている様は恐怖でした。
いまじゃ、鶏肉は大好物ですが

アイガモきっとおいしいんでしょうね

2010/9/29 22:01

nobou

アイガモの屠殺
　K guminさん　初めまして
　昔の農家では鶏を飼っていて卵を産ませ、産まなくなったら潰して食べるのが普通でしたネ。
　その際に首をスパッと一気に切り落とすと、首のない鶏がトトトトッと走って何かに躓いて倒れて息絶える～，と言うような光景が見られたと聞いていますが、落ちた首が鳴いたというのは初めて聞きました。子どもにはショッキングな経験ですネ。
　この例のように、鶏を苦しませないために一思いに首を落とすと言うのは鶏にとって必ずしも安楽な死に方ではないようです。
　Yanさんは、目隠しをして人間で言えば顎の両側の頚動脈にスゥーッと包丁を入れます。鳥には痛覚がありませんから何が起こったか分からないままに一気に失血して静かにおとなしく絶命します。『私いつ死んじゃったの』って感じでしょうか・・。
　頚動脈をしっかり切って一気に出血させることが肝要で、切り方が悪いと死に切れず暴れます。うまく行くと暴れることなく3分程度で絶命します。
　どちらにしても人間側の理屈であって鶏にしてみれば迷惑千万な話ではありますが、バタつかせるのと静かに死なせるのとでは味や臭いの有無に明確な差が出るようで、その差はストレスの有無と、血抜きが完全か不完全かによるものだと思います。

2010/9/30 10:35