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『柔らかな雪の上を埋まらずに滑ってくれるんだから、田圃でも埋まらないんですね。
1号にしてはなかなか良かったですね。ン，2号だっけか？
舵を取るという点について、私が子供のころに乗っていたソリは、 近所の子供も含めすべてが親の手造りでした。それを思い出しているのですが、竹を縦に割ってスキーの先端のように反りを入れるのに、火にあぶって反らせていました。
前後のスキー板を分離させるのが望ましいかもしれませんね。』
malmalさんからSNSに送られたこの図は非常に判りやすく、またとてもgooなアイデアだと思った。どこがいいかと言うと、竹を使うという点とスキーを線でなく点で使うという点だ。
元々はmalmalさんのアイデアそっくりに竹を火であぶってソリにするつもりだったのがついついスキーの方に曲がってしまった。
竹をもらいに行って切って割って削って火であぶって〜，と言うのが面倒だったのと、廃スキーを何かに使いたいと思っていたからだが、こうして改めてアイデアを示されると、やっぱり竹にこだわるべきだったとちょっと後悔している。
竹ソリは、スキーの渡来とは関係なく庶民によって生み出され受け継がれてきた伝統的な文化だと思う。なのでそれを復活させたかったのだが，安易な方に直進した次第。
けれど、malmalさんの図で真にユニークなのはスキーが前後に切り離されいる点で、これによって前と後ろの脚の自由度が高くなり、曲がりやすくなっている。これは自分の考えにはなかった。
この前後の脚につけたソリを左右に動くようにして、舵を取りつければ操舵によって進路を自由に変えることができる。ただし前後・左右のソリがバラバラに動いてはまずいので車の4輪が同じ方向に向くのと同じような仕組みが必要となり、ちょっとややこしくなる。
これは箱ソリに乗っている場合に、箱の中から進路変更するために必要なことであって、押し手が箱の外にいる場合は舵もブレーキも必要ない。
なのでソリは脚に固定して動かさず、押し手の操作で進路を曲げる方がよさそうだ。
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