修理代より少しだけ高い価格で、新品が買えてしまう世の中です。
カタログで選定したCanon PowerShot S110が、量販店で安く買えました。
今迄のコンデジは2007年1月購入のCanon IXY1000でしたので、画質や使い勝手を比較しながらレビューします。
私のコンデジの用途は、主として人物を含むスナップ写真の撮影でした。
2010年5月にヤマレコに登録してから、記録用の山岳スナップ撮影と昔の山の紙焼写真の複写撮影をするようになりました。
若い頃に芸術的写真を狙って撮影機器に凝ったこともありましたが、素質がないことを自覚し、以来コンパクトカメラでのスナップ写真に宗旨替えしました。
カタログで機種を選定する時に、今迄のIXY1000の画質と使い勝手が変わらず、そして記録媒体と電池が共通であることを目指しました。
壊れたのはIXY1000の撮影機能だけで、画像の再生、編集機能を使うには何の支障もありません。
使い勝手については内臓ソフトの共通性の点から、同一メーカー品に利が有ります。
画質については仕様一覧の撮像素子とレンズの項目から、撮像素子サイズ(寸法)とレンズの構成を見比べて機種を選定しました。
以下、IXY1000とPowerShot S110の比較です。
外形寸法がS110のほうがほんの少し大きく、レンズ収納部も出っ張っていますが気になるほどではありません。
使い勝手についてはS110が同じ機能を引き継いでいて助かりますが、撮影後の編集機能がより拡充されて一層便利になりました。
画質については、新旧両機種ともコンデジの水準を超える描写力と分解能です。
S110のほうが描写がソフトで温かい印象です。
IXY1000はもう少しハードでザラッとした描写です。
このあたりの画質の違いは、好き好きの範疇になるでしょう。
使ってみて、気がついたことがあります。
S110にはファインダーがありません。
私はファインダー撮影が殆んどでしたので、当初は不利ですが慣れてしまえば不便は無いでしょう。
液晶を見ながら腕を伸ばして撮影しても、手振れ補正機能がありますので心配はありません。
S110のフラッシュは通常時格納されていて、必要時に機体上部に電動で競り上ります。
オート撮影時には必要に応じ、シャッターボタンの半押しで突然カメラを掴む指を押しのけてフラッシュが競り上がりびっくりします。
今回のS110取扱説明書はIXY1000の3倍の厚さになりました。
新たに無線LAN機能が内蔵されたり、機能が拡張されたりで全てを読んで理解するのは大変です。
必要の都度、必要な機能の説明部分だけを読むことにしています。
写真はS110自体を被写体にしていますので、山の神のコンデジ(高画質仕様)を借用して撮影しました。
写真左端は壊れたIXY1000です。ainakaren
ainakarenさん こんにちは
レポートを読ませてもらいました。
私も今使用しているIXY20IS(4〜5年前に購入
した奥様用)から、自分専用機を持とうと考えてます。
やはり使用に慣れたCanon製品を探してますので
レポートは非常に参考になりました。
ありがとうございます。
soratokazeさん、こんばんは。
コメント深謝です。
IXY1000は、高画質仕様で使い易いコンデジでした。
新製品のIXYシリーズに高画質仕様が無いので、上位機種のPowerShotシリーズの中で唯一外形寸法の小さいS110を見つけました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-43613
http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-44349
リンクはS110を選定するまでの日記です。
ご参考になれば幸いです。ainakaren
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