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畳んだ外形は58mm程で、とても小さいが刃渡り34mmのナイフをメインにして、マイナスドライバー、爪ヤスリ、鋏、毛抜きとLEDライトが組み込まれている。
ライトは、白いスイス十字のマークを押すと赤く点灯する。
文房具として数年来身近に置いているのだが、何時見ても何とも可愛いナイフである。
*Swiss Lite画像検索 http://www.google.co.jp/search?q=swiss+lite&hl=ja&tbo=u&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=qJQKUcX8E9GviQfByoH4Cw&ved=0CEgQsAQ&biw=1017&bih=426
ビクトリノックス・スイス・アーミーナイフは、1884年からベスト・クオリティー・ナイフとして世界中で愛用されてきた。
1956年から、外形84mmサイズの大小2枚刃のシンプルで薄いアーミーナイフを、登山用のサブナイフとして愛用してきた。
現行型名のポケットパルNLに相似した製品だが、当時の型式名は記憶に無い。
当時既に著名なナイフであったが、まさかライトの組み込まれた未来の製品など想像すらできなかった。
Swiss Liteの赤い色と白いスイス十字のマークを見ていると、可愛いだけではなく懐かしい山々を次々と想い出す。
愛すべき文房具だが、Swiss Lite自体を山で使う場面は想像し難い。
既にナイフを必要とする登山に縁が無いこともあるが、この小さな刃では棄て縄の工作は無理だし、山中で爪ヤスリや毛抜きを使う場面も想像の外である。
ドライバーは、他の山道具類のネジを相手にするほどの堅牢さは無い。
鋏は渓流釣りの毛鉤のトリミング用に使えるかな〜、などと思う。
それに細紐でペンダントのように頚に掛け、胸肌と下着の間に置くにはチト厚いかなぁ〜、とも思う。
今回の日記でナイフのレビュー項目を初めて「その他道具・小物」に分類した。
Swiss Liteの可愛さが勝って、厳めしい「クライミング装備」に分類するに忍びなかった。
齢を重ね、次第に山男の習性が薄らいできた事もあるのだろう。
だが、汗の染みた細紐の感触は今も薄れていない。ainakaren
*「ナイフはナイフ」http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-12522
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