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その中のkさんもuさんも近頃の縦長有名ザック、唯一人aさんは大昔大流行した横長キスリング〜
訊けば明日はその姿で、それぞれ山の中とは羨ましい〜
ところで近頃キスリング背負っての山歩きなんて、aさん小粋だし珍しいし、とても懐かしいなぁ〜
大昔1950年代は、猫も杓子もキスリングだった。
横長幅広キスリングにピッケルの横付け、ニッカーズボンの尻にぞろりと敷皮をぶら下げたナーゲル靴姿〜
狭い山道でお互いにすれ違うのも大変だが、当の本人達は都度その蟹の横這いを寧ろ粋がったもんだ。
左の写真は1950年代後半の夏、地蔵岳コースの途中で撮影したキスリング姿だ。
岳会の行事では行かない場所だから個人山行でのスナップ写真と思えるが、キスリングを背負った若き日の山仲間が写っている。
見ての通り荷幅が肩幅を上回って、大きく横に突き出している。
右のイラストは登山家 岡部一彦氏の手になる当時の風俗戯画だ。
蟹の横這いは幾ら粋がっても本当は辛いし、場所によっては危険でもあった。
だが、一番辛かったのはキスリングの藪漕ぎだ。
周囲に他人の目がないので、粋がりの快感もない。
荷が藪に引かれ、上体が後に倒されて容易に前へ抜け出せない。
短時間で疲れ、キスリングをその場に放り投げて逃げ出したくなる。
粋がりどころか、息切れと大汗で気が遠くなりそうだった。
そんな辛い思い出があっても、矢張り懐かしいキスリングである。
ainakaren
ainakarenさん 今日は
白糸の滝の景色は,6年前に登った時の雰囲気と似てるような気がして,写真を探してみました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=53074&pid=74cd4ef2766c53eb7c9042f49fba6bc2
>粋がりどころか、息切れと・・・
と粋がる余裕がおありのようですが,私の場合は悲しいかな体力が無く,「一気に登って
yamabitoさん、こんばんは。
コメント深謝です。
写真、拝見しました。
当に、半世紀以上も後の同じ場所ですね。
懐かしいなぁ〜
駄洒落、ご理解下さり有難う御座います。
幸い、此のコースでは藪漕ぎしませんでした。
ainakarenさんこんばんは。
私も高校生の最初はキスリング世代なので藪漕ぎでのキスリングのきつさは分かります。自分でもキスリングを買ったことがありますが主に冬山での背負子につけるボッカ用でした。
でも、あんなに苦労したキスリングですが、この懐かしさはなんなのでしょうね?
いまでもキスリングで登っていらしゃる人を見たら写真を撮らしてもらうかも知れません。
murrenさん、こんばんは。
コメント深謝です。
蟹の横這いより藪漕ぎのほうが10倍も辛かったですね。
イラスト戯画ではキスリングを背負子に載せて担いでます。
此の背負子とフレームザックが、これまた藪漕ぎと岩登りの敵だったんですね。
枝に引っかかって往生しました。
でも懐かしい〜
aさんはヤマレコの大先輩ユーザーで、若いのに古い山道具好き、新年会で山靴にビブラム底のクラシック革靴(たぶんゴロー)を履いてましたね。
彼は古い道具にとても詳しいですよ。ainakaren
ainakarenさん こんばんは。
キスリング話題、楽しく拝見しました。私も学生ワンゲル時代はキスリングにニッカボッカでした。藪漕ぎが好きな先輩が多く新人の時の谷川〜三国峠〜白砂山〜苗場でキスリングを引っ掛けながら大変な思いをしましたが今はいい思い出です。結婚と同時に実家に強制送還されましたが…。
yuzupapaさん、こんばんは。
コメント深謝です。
新潟、群馬国境の山の藪は丁度背丈程の密生小木が多く、これは熊笹の藪よりずっと手強いんですね。
本当にキスリングの藪漕ぎは大変でしたが、それだけに懐かしい。
山って不思議な所ですよねぇ〜
renさんお久しぶりです。
ついにrenさんからキスリングの話題が・・・と言って
も出るべくして出たのでしょうか。
中学時代に中アに行ったとき、三ノ沢岳への往復で
這松に引っ掛かり難儀した記憶が蘇りました。
稜線からの往復なのに、わざわざキスリングを背負
ってて行ったのも謎ですが、枝に引っかかって前に
進めず、皆さんコメのように投げ捨てたくなりまし
たが、そうもいかず、這松の枝の上を歩いたりもし
ました。(枝を踏み抜き余計に難儀しましたが)
そういえば、今思うとキスリングはどうして縦では
なく横に広がった形だったのでしょうか?
hamuo96さん、こんばんは。
コメント深謝です。
いつも藪山に挑戦している、aさんのキスリング登山姿に触発されて、キスリングが懐かしくなり日記ネタにしてみました。
aさん、多分当日の行き先に藪漕ぎコースは無かったのでしょうね。
想い出すのは藪の中で大汗かいて息切れし、真上のポッカリ青空に眩暈を感じながら,喉をゼイゼイ云わせて水を飲む、キスリングの藪漕ぎ、もう御免!の気分ですね。
それでも懐かしいキスリングです。
残念ながら私の手元にありません。
岳会の共同装備品を愛用し、自分用を買ったことがなかったんです。
だから尚更、懐かしいんです。ren
そういえば近年はキスリングは全く見てませんね〜 10年くらい前は稀に見たような気がするのですが。というより近年は人の姿が無い籔山が多くて鹿はたくさん見ても人間は全く見ないことが多いです 熊と出合っても人とは出合わないことも
私が山を始めたのはおよそ4半世紀前ですが、その頃は既にキスリングはほぼ「絶滅」していました。登山用具店で見た記憶がありません。ちなみに1950年代は私は生まれておりません
その昔は籔山人口も多かったと思います。私は北関東出身なので籔山ではMWVの標識が圧倒的に多かったですが、たぶん1980年代を最後に新たな標識は見かけなくなったと思います。大学のワンゲルと言えば籔山!って感覚でしたが、今は違うのでしょうね。若い人は籔屋ではなくアルピニストの方かと。
山ガールと籔山なんか一番ミスマッチかな
toradangoさん、こんばんは。
コメント深謝です。
1950年代も初頭はオムスビ型の大きなリュックサックが主流で、これは背負うと腰の下まで垂れ下がるザックでした。
山用ではなく、食料の買出し用に製品化され、それを山屋が流用したのが実情でしょうか。
それに比べればキスリングは重心が高くて背負いやすかったのです。
口紐の使い方一つで雨蓋なしでも雨が入らず、荷物の多い少ないに応じた荷造りが出来ました。
主流は丁髷結びでしたね。
絶滅の始まりは1970年代の後半でしょうか。
同じ頃、尻皮やニッカも少なくなり始めます。
そして今や、殆んど絶滅〜
感無量!昭和は遠くなりました。
ainakaren さま
キスリングいまだに保有しています。
前にヤマレコに
数年前に丹沢堀山忘年会の荷揚げの際にはビール2箱ぶっこんで担ぎましたが、細引きで絞めたらリングが付いた生地のところが裂けてしまいました。
もう45-50年は前の代物なので頒布が経年劣化していたようです。
でも、裏に生地あてて手縫いで修理するつもりです。
何時か頭の上まで出るように荷物載せて縦走したら目立つでしょうね
新宿駅ホーム上がる階段に酒飲みながら並んで、、、
乗り込んだらキスリングは列車のボックスシートの間に積み上げて、フラットにして、身体完全に横にして、ガタンごっとんと揺られながら熟睡して、、、いざ急登
昭和は遠くになりにけり。
キスリングの背が当たるところに昔の汗の塩の跡がが残ってます
思い出、、、いっぱいあるところが、、、山やですね
77ms1ksbさん、こんばんは。
コメント深謝です。
流石に丈夫な帆布も50年経過すると劣化するんですね。
力の掛かるリングには本革の補強がありますが、その下の帆布が切れては仕方がありません。
でも、合成樹脂の加水分解よりは余程ましですね。
修理が可能ですからね。
大事にして背負って登って下さい。
写真に写したい人、たくさん居られるようですから〜
新宿駅、早くから吞みながら座り込んで並びましたっけ〜
新聞紙とダンボールの山、片付ける人も大変でしたよねぇ〜
キスリングっていうのですかー。
兄ちゃんの山道具にあって でっかくて入って遊んだりしてました。
植村さんの記念館にいって見た時は「重たそー・・・」と
ガラス越しに眺めてました。風合いがあったなー。
ハルも愛用のリュック 大事にしたいと思います。
(ソニーロリンズのレコードもありました。ハルも好きです♡)
haruteiさん、こんにちは。
コメント深謝です。
カレー粉色の幅広デカザック〜キスリングといいます。
確かに子供さんが一人か二人、入れそうな大きさのキスリングが有ります。
今でも有るのでしたら、ヤマレコ博物館に登録なさってはどうでしょう。
50年前は主流のザックでした。
年配の山好きに懐かしい道具なのです。
ジャズ大好きです。
時々、ロリンズのサキコロのジャケットをプロフ写真に貼ったりしています。
お元気で山登りして下さい。ainakaren
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