この２年間を少し振り返ります。
昨年の２７年１月左腎臓癌部分的手術を受けました。
その後
２７年
４月：大岳山
５月：桴海於藻登岳、
７月：九重山、由布岳、韓国岳
１０月：恵庭岳、三頭山、御前山
１１月：本仁田山、三郡山から宝満山、蕎麦粒山
１２月：与那覇岳
２８年
１月：両神山
２月：ポンポン山、B懸尾根から荒地山
３月：赤岳、高水三山
と歩いて
４月に前立腺癌により前立腺、周辺リンパ節、精嚢の摘出手術を受けました。
６月：御岳山から鍋割山、木曽駒ケ岳
７月：足尾中倉山
８月：松岳山、燕岳
１０月：高尾山、赤岩岳、中倉山
１１月：広島龍王山、B懸尾根から荒地山、渡島駒ケ岳
一見元気そうですが、長時間の歩行は難しく、日帰りが中心でした。
２７年の腎臓癌の手術は体への衝撃の非常が非常に少ない、腹腔鏡ロボット支援手術を受けました。これは開腹手術で４０�僂侶蠅鬚△韻襪海箸鉾罎戞■鵜僂侶蠅鬘妓蝶�けるだけで、また内臓に空気が触れることなく、お腹の中を加圧して行うので出血が少ないという特徴があります。
これにより腎臓機能の温存と、術後の快復が非常に優れている特徴があります。
実際に退院一週間後には出張で飛行機に乗っていました。
これに味を占め、まさかの２年連続癌、前立腺全摘の躊躇なく、同じ教授が執刀する腹腔鏡ロボット支援手術を受けました。今度は穴６個です。若いころの盲腸を足して現在私のお腹には１２個の穴が開いています。（もちろんふさがっていますが）
しかしです。
膀胱にたまる尿の量が減り、頻尿。
前立腺とともに尿道を摘出されたためにペニスが奥に引っ張られ２センチ近く短くなりました。さらに尿漏れがいまだに止まりません。
その結果常に尿漏れパットを装着している状態です。
尿漏れパットを装着していると所謂「社会の窓」を塞いでしまい、そこが使えません。
脇から出そうにも短くなったペニスをズボンから出すのは至難です。
冬山でオーバーズボンも穿いていたら絶望的です。
今は尿の排出は常に個室です。
男子トイレは使えません。
これは思っていた以上に不便です。
公衆トイレは汚いし意外と混んでいます。
また睡眠中に排尿してしまうこともあります。
おねしょですね。
これは自宅ならともかく、旅館やホテル、山小屋。冬天のシュラフの中でやったら遭難です。
今は安易に全摘種々を受けたことを後悔しています。
もちろん根絶治療で癌は治ったのですから文句を言ってはいけません。
しかし、腎臓癌とは違い、レーザー、ホルモンと治療に選択肢が多い前立腺癌は十分に検討して、治療方法を選ぶべきでした。
また二年連続の外科手術は幾らダビンチといえども堪えているようです。
周期的に全く体力が回復しなくなります。
まとめ
もし前立腺がんなったらば、セカンドオピニオンも含めて十分治療方法を検討することをお勧めします。
そして、外科手術を受けて臓器を摘出した場合は前と同じ暮らしは難しいということです。
う〜む、僕には未踏の山域ですが、前立腺癌の心得、覚えておきます。
「腎臓癌ですね。」と告知されたとき
「ガーーーーン。」とのけ反ってみましたが
医師は完全無視。
同席した娘はあきれ返っていました。
前立腺癌の時は「放射線治療の医師の話も聞いてみますか。」と促されましたが
毎日決まった時間に放射線治療を数か月間続けると聞いて
途中で飽きちゃうと思い断ってしまいました。
手術前は性機能の喪失に気が行って（笑）排尿と尿漏れなど気にしていませんでした。
日々不便を感じています。
根絶治療が成功すると些細な事、日常の戻ろうとする欲が出てくるものですね。
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