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Yamareco

記録ID: 1022074
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳から赤岳までを歩く冬の八ヶ岳(*‘∀‘) 晴天絶景で気持ちのいい山歩き♪

2016年12月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:00
距離
20.4km
登り
1,731m
下り
1,716m

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
0:50
合計
11:00
4:00
150
6:30
6:50
100
8:30
8:30
80
9:50
9:50
100
横岳
11:30
11:40
60
12:40
13:00
90
14:30
14:30
30
15:00
天候 晴天(*'▽')
風もほどほどで過ごしやすい一日でした
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口に駐車(500円)
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口〜美濃戸山荘までの林道
積雪なし、凍結もごく一部なので冬タイヤなら普通の車もいけると思いますが事前の確認を!
北沢南沢他、軽アイゼンやチェーンがあったほうが良い場所があります。全部アイゼンでもいけますが植生保護&足の疲れを考慮すると両方持っていくほうがベターだと思います。

北沢
積雪、凍結は南沢より薄いです。一応チェーンスパイクや軽アイゼンがあると歩きやすいと思います。

赤岳鉱泉〜硫黄岳
積雪はほどほど、凍結は大したことないです。稜線手前までは軽アイゼンで十分なレベルです。稜線から先は風が強いので冬用装備をしっかりする必要があります。

硫黄岳〜横岳
鞍部は強風(割といつも?)なのでちょっと大変です。反面雪はしまっており歩きやすいです。横岳山頂近くのトラバース面などは危険度高めです。

横岳〜赤岳
トラバース面や地蔵分岐手前の急斜面の下りなど危険個所あります。ちゃんとしたアイゼンワークが必要です。赤岳周辺は急登ですが難度はありません。全体的に雪はしまっており歩きやすかったです。

赤岳〜行者小屋
山頂直下の下りは慎重に下りる必要があります。登山者も多いので前後譲り合いなど安全&周りへの配慮を。

南沢
わりとしっかり凍結しています。軽アイゼンを持っていくと楽だと思います。ノーアイゼンで二回尻もちつきました。
おはようございます!
暗いうちから歩き始めて赤岳鉱泉についたころ、ちょうど明るくなりました。タイミングバッチリ(*'▽')
2016年12月07日 06:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 6:26
おはようございます!
暗いうちから歩き始めて赤岳鉱泉についたころ、ちょうど明るくなりました。タイミングバッチリ(*'▽')
硫黄岳に向かって登り、稜線手前
赤岳と阿弥陀岳がカッコよいですねぇ
2016年12月07日 08:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:06
硫黄岳に向かって登り、稜線手前
赤岳と阿弥陀岳がカッコよいですねぇ
稜線に出ると絶景が広がっています(*'▽')
蓼科山に天狗岳〜
2016年12月07日 08:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:32
稜線に出ると絶景が広がっています(*'▽')
蓼科山に天狗岳〜
穂高岳に槍ヶ岳!
さすがの北アルプス、真っ白ですね
2016年12月07日 08:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:32
穂高岳に槍ヶ岳!
さすがの北アルプス、真っ白ですね
こちらは鹿島槍ヶ岳に五龍岳
冬の五龍、ピークまでは無理だけど遠見尾根を歩いてみたい気持ちはあります
2016年12月07日 08:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
12/7 8:32
こちらは鹿島槍ヶ岳に五龍岳
冬の五龍、ピークまでは無理だけど遠見尾根を歩いてみたい気持ちはあります
んーと、これはどこだ?
興奮してテキトーに写真とったのが仇となったか・・・
2016年12月07日 08:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:32
んーと、これはどこだ?
興奮してテキトーに写真とったのが仇となったか・・・
景色を堪能して、
さあ硫黄岳に登りますよ〜!
2016年12月07日 08:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 8:14
景色を堪能して、
さあ硫黄岳に登りますよ〜!
振り向くと絶景
2016年12月07日 08:33撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:33
振り向くと絶景
硫黄岳に到着です!
風強いな〜小屋の近くまで行って目出し帽を被らないと・・・
2016年12月07日 08:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 8:43
硫黄岳に到着です!
風強いな〜小屋の近くまで行って目出し帽を被らないと・・・
横岳に続くゆるやかな稜線
美しすぎかよ〜(≧▽≦)
2016年12月07日 09:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 9:29
横岳に続くゆるやかな稜線
美しすぎかよ〜(≧▽≦)
無事に横岳に到着です!
エナジードリンクが今日も微笑む
2016年12月07日 09:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 9:49
無事に横岳に到着です!
エナジードリンクが今日も微笑む
目指す赤岳
この間はアップダウン多いから気をつけなきゃ
2016年12月07日 09:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 9:56
目指す赤岳
この間はアップダウン多いから気をつけなきゃ
西面トラバース。ここツクモグサが良く咲くから好きな場所です。冬に登ると怖い印象しかない(;´・ω・)
2016年12月07日 10:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 10:14
西面トラバース。ここツクモグサが良く咲くから好きな場所です。冬に登ると怖い印象しかない(;´・ω・)
赤岳が近づいてきました
2016年12月07日 10:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/7 10:32
赤岳が近づいてきました
赤岳と富士山
2016年12月07日 10:33撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 10:33
赤岳と富士山
ここ、夏でも一番嫌いな斜面です。
地蔵分岐からちょっと横岳方向の急斜面
慎重に慎重に・・・
2016年12月07日 10:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 10:37
ここ、夏でも一番嫌いな斜面です。
地蔵分岐からちょっと横岳方向の急斜面
慎重に慎重に・・・
怖い横岳が終わっていよいよ赤岳です!
2016年12月07日 10:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 10:59
怖い横岳が終わっていよいよ赤岳です!
そして登頂(*'ω'*)
一緒にいた方に写真を撮っていただきました
2016年12月07日 11:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 11:40
そして登頂(*'ω'*)
一緒にいた方に写真を撮っていただきました
あおいちゃんも登頂お疲れ様(*'▽')
2016年12月07日 11:44撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/7 11:44
あおいちゃんも登頂お疲れ様(*'▽')
山頂から北岳
実は冬期北岳狙ってるんですよね
行きたいけどハードルはすごい高い(;´・ω・)
2016年12月07日 11:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 11:54
山頂から北岳
実は冬期北岳狙ってるんですよね
行きたいけどハードルはすごい高い(;´・ω・)
さあ文三郎から下りましょう
登ってくる方がカッコよいです
2016年12月07日 11:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 11:53
さあ文三郎から下りましょう
登ってくる方がカッコよいです
阿弥陀岳!
さすがに阿弥陀岳まではキツいなぁ
一人のときはやめときます
2016年12月07日 12:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 12:04
阿弥陀岳!
さすがに阿弥陀岳まではキツいなぁ
一人のときはやめときます
降って阿弥陀岳と中岳を見返す
阿弥陀岳は本当にカッコよい
2016年12月07日 12:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 12:19
降って阿弥陀岳と中岳を見返す
阿弥陀岳は本当にカッコよい
歩いてきた山々
硫黄岳からここまで頑張ったなぁ
2016年12月07日 12:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 12:20
歩いてきた山々
硫黄岳からここまで頑張ったなぁ
そして赤岳
文三郎のほうから見るとまさに絶壁
2016年12月07日 12:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 12:20
そして赤岳
文三郎のほうから見るとまさに絶壁
無事に行者小屋に到着です
緊張もとけて少し休憩
2016年12月07日 12:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/7 12:37
無事に行者小屋に到着です
緊張もとけて少し休憩
南沢の雪はけっこう多かったです
2016年12月07日 13:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/7 13:07
南沢の雪はけっこう多かったです
わわわ、彩雲だよね!?
(そしてコケる)
2016年12月07日 13:30撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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12/7 13:30
わわわ、彩雲だよね!?
(そしてコケる)
無事に下山
今回もお疲れ様でした(≧▽≦)
2016年12月07日 15:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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12/7 15:07
無事に下山
今回もお疲れ様でした(≧▽≦)

感想

今回は冬の八ヶ岳でございます(*'ω'*)
硫黄岳から横岳、赤岳と歩く鉄板縦走コース!
僕は赤岳を眺めながら歩くこのコース大好きなんですよねぇ(*'▽')

いつもはツクモグサの頃に歩くことが多い八ヶ岳ですが、今日は冬山なので気を引き締めて行ってきます!
まずは小淵沢ICで降りて、セブンでご飯買って〜(そして財布を忘れた)
美濃戸口から歩きます!

赤岳山荘の方まで上がらなかったのはノーマルタイヤの軽で現地に行ったからです。まぁ片道40分程度ですからね、下から頑張ってもあまり変わりません。

そうはいってもこの40分のことを考えて早い4時スタートで真っ暗なうちから登り始めます。ワァ〜星が綺麗だぁ(*'ω'*)

ヘッドライトの明かりを頼りに歩くので北沢の短縮登山道なんかはガン無視して赤岳鉱泉に到着。アイスキャンデーが立派なところを初めて見ました笑

まずは硫黄岳ですが、赤岩の頭まではおそらく12本アイゼンじゃなくても問題なさそうと思い、6本アイゼンで登ります。ところどころ木の根も見えてたりするので取り回しがしやすい6本で正解でした。
赤岩の頭手前でアイゼンの付け替えとハードシェルを着込んで、いざ稜線へ。さすがに冬の山なので風を感じます。それにしても晴天で気持ちがいい!景色を楽しみながらですが足元はしっかり確認して歩きます。

硫黄岳は相変わらずの強風エリア。長居できません_(:3」∠)_
硫黄岳小屋前まで降りて、目出し帽と防寒手袋を装着します。ここまではネックウォーマーと防水手袋だったのですがこの強風じゃ無理です(;´・ω・)

硫黄岳、横岳の鞍部は風の抜け道なのでこの日一番の爆風地帯。それでも穏やかな一日だったので体感の風速はMAX15mくらいかな?
成人男性が思った通りに歩けない程度の風が吹いてました。まぁ冬山だったらこれくらい!と思いながら進みます。
案の定鞍部を越えたら風もたいしたことなく、横岳直下までの美しい稜線をのんびり歩けました。人もいないし最高の気分だぁ(≧▽≦)

横岳山頂直下のトラバース面はちょっと怖かったです。足場を作って横歩き。こういう斜面の歩行技術がわからないな・・・(;´・ω・)

山頂を越えて赤岳までの稜線を眺めます
ここまでで時間がかかりすぎるようなら地蔵尾根を降りることも考えていましたが、タイム的に赤岳まではいけそう!ということで南八ヶ岳の盟主まで頑張りましょう(^O^)

ここもトラバース面や地蔵分岐の手前の急な雪面が怖いですね。アイゼンを効かせて慎重に下ります。赤岳の手前まで来ると圧巻の眺め!いよいよラストクライムです(*'ω'*)

赤岳の雪は全体的に良く締まっているので問題はありませんでしたが、急なのと後半戦なので休み休み登ります。
そして赤岳山頂!わぁ〜やりましたよ!無事にここまで歩けました(≧▽≦)
最高の天気の中の縦走は楽しいのですが冬は色々と危険がありますからね。不安や悩みもありましたが赤岳に立つことができてホッとしました。

最後は文三郎尾根を降るのですが、この道はよく歩かれているだけに難なく歩けました。振り返ってみた赤岳がまさに絶壁!
あれ、しかもその絶壁に二人取り付いてるなぁ。登攀だけでもすごいのに冬期登攀とか次元が違いすぎます(;'∀')カッコヨスギィ!!

なんてことを思いながら行者小屋に到着。休憩をして南沢を降ります。この南沢、ガチガチで凍っていて大変でした。素直にアイゼンはけば良かったな_(:3」∠)_
しかもちょうど尻もちついたときに人とすれ違ったし笑

その後はおっかなびっくり歩いてましたが、ふと見上げると彩雲が!
うぉぉ〜と思って二度目の尻もち・・・(;´・ω・)
凍結路は足元をしっかり見ましょう(戒め)

そんなこんなで大変な南沢を無事にクリアして美濃戸口へ
朝に払ってない駐車料を払おうと車に財布を取りに行ったらアレ・・・?
あ、小淵沢のセブンでコーヒー買ったときに置き忘れた_(:3」∠)_
すぐさま連絡したらお店に届けられていたそうで、ロッヂの方に財布がないからすぐ戻ってきます!と言ったらもう帰るので今度八ヶ岳に来た時でいいよと言ってくださいました(*'ω'*)

というわけで近日中に再度八ヶ岳アタックを決めなくちゃいけないので誰か一緒に行きましょうね〜_(:3」∠)_

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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