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Yamareco

記録ID: 1211863
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳の周回で高山ハイクを満喫♪(阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳)

2017年07月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:22
距離
20.9km
登り
2,002m
下り
1,989m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
1:55
合計
10:30
5:40
2
5:42
5:42
5
5:47
5:47
59
6:46
6:50
38
7:28
7:37
6
7:43
7:44
14
8:06
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21
8:27
8:36
27
9:03
9:16
27
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9:45
14
9:59
9:59
18
10:17
10:18
21
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11:02
8
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25
11:47
11:48
3
11:51
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6
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11
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3
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12:50
11
13:01
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13:21
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14:56
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15:40
26
16:06
16:06
4
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅から片道400km。赤岳山荘手前のやまのこ村の駐車場を利用しました。1000円です。美濃戸口から山荘までのアクセス道路は凸凹が激しく、大きな水たまりはドキドキします。ワンボックスカーでしたが、シャーシーをこすらずに到着できました。夜+雨+霧だったので、気を使いました。。
コース状況/
危険箇所等
阿弥陀岳は、ルートをはずさないようにしないと危ないです。赤岳周辺には岩場があったり、横岳周辺には少し反り立った鎖場がありますが、緊張して足が出ない、というようなところはありませんでした。
未明から雨音がやみません。遠路はるばる来たんだから、赤岳・阿弥陀岳でも拝んで帰ろう!と、愛機EOSの撮影はあきらめ、スマホ片手に出発!
未明から雨音がやみません。遠路はるばる来たんだから、赤岳・阿弥陀岳でも拝んで帰ろう!と、愛機EOSの撮影はあきらめ、スマホ片手に出発!
ここからコースイン。南沢を進みました。
ここからコースイン。南沢を進みました。
緩やかなトレイル。ですが風が抜けず、湿気ムンムン。
緩やかなトレイル。ですが風が抜けず、湿気ムンムン。
ギンリョウソウ、だと思いますが、うまく写せません(-_-;)
ギンリョウソウ、だと思いますが、うまく写せません(-_-;)
沢沿いに明瞭な小道があります。雨が小降りになったので、レインスーツ脱皮! で、超スッキリ(*'▽')
沢沿いに明瞭な小道があります。雨が小降りになったので、レインスーツ脱皮! で、超スッキリ(*'▽')
ヘリポートの脇を通過して
ヘリポートの脇を通過して
行者小屋に到着。霧雨そぼ降る中、たくさんの方がいらっしゃって、何だか少し元気が出ました。小屋脇にあった冷たい湧き水をいただき、少し休憩してから阿弥陀岳を目指しました。
行者小屋に到着。霧雨そぼ降る中、たくさんの方がいらっしゃって、何だか少し元気が出ました。小屋脇にあった冷たい湧き水をいただき、少し休憩してから阿弥陀岳を目指しました。
看板に沿って、阿弥陀・阿弥陀方面へと進みます!(^^)!
看板に沿って、阿弥陀・阿弥陀方面へと進みます!(^^)!
途中で、赤岳方面に山容がチラリ。周りで歓声が。それくらい、今日は眺望がきかない('Д')。
途中で、赤岳方面に山容がチラリ。周りで歓声が。それくらい、今日は眺望がきかない('Д')。
白花ヘビイチゴ、ですかね。
白花ヘビイチゴ、ですかね。
グンナイフウロ。
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グンナイフウロ。
水玉もキラキララ。
水玉もキラキララ。
シオガマ。
この形はオトギリですかね。
この形はオトギリですかね。
雨に濡れちゃってますねぇ・・・関西で見る鹿より、随分がっしりしてる印象・・(''Д'')
3
雨に濡れちゃってますねぇ・・・関西で見る鹿より、随分がっしりしてる印象・・(''Д'')
ウスユキソウ。
中岳のコル。行者小屋近くでテン泊された元気なお嬢さんと歓談。阿弥陀岳へのルート3分岐のうち、左端がおすすめ、と教わった。
中岳のコル。行者小屋近くでテン泊された元気なお嬢さんと歓談。阿弥陀岳へのルート3分岐のうち、左端がおすすめ、と教わった。
ハシゴを登り、
途中の鎖を手繰りながら、「分岐は左」とつぶやきながら進んで行きました
途中の鎖を手繰りながら、「分岐は左」とつぶやきながら進んで行きました
ブーケみたい・・・ミヤママンネングサのつぼみかなぁ・・
ブーケみたい・・・ミヤママンネングサのつぼみかなぁ・・
タカネニガナ
ミヤマシシウド(に似てる?)など、たくさんの花に応援されつつ、急坂を這い上がると・・
ミヤマシシウド(に似てる?)など、たくさんの花に応援されつつ、急坂を這い上がると・・
阿弥陀岳に到着!
阿弥陀岳に到着!
周囲はガッスガスで、残念ながら眺望はありません。
周囲はガッスガスで、残念ながら眺望はありません。
四等三角点!(^^)!赤すぎ・・
四等三角点!(^^)!赤すぎ・・
今度は角アリだぁ・・カモシカかなぁ。。
ちょっと休憩してから、赤岳へと下山していきました。3分岐ルートのうち、右を意識しておりますが、途中で右すぎる方向へとコースミス。浮石だらけでホールドがきかない岩壁。マジ、やばかった・・。慎重に登り返し。
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今度は角アリだぁ・・カモシカかなぁ。。
ちょっと休憩してから、赤岳へと下山していきました。3分岐ルートのうち、右を意識しておりますが、途中で右すぎる方向へとコースミス。浮石だらけでホールドがきかない岩壁。マジ、やばかった・・。慎重に登り返し。
ナデシコっぽいですが、少し花びらの形がことなりますね。
コースミス中に這いつくばったせいで、ドロドロになりましたが、無事にリルートでき、中岳のコルまで降りてきました。
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ナデシコっぽいですが、少し花びらの形がことなりますね。
コースミス中に這いつくばったせいで、ドロドロになりましたが、無事にリルートでき、中岳のコルまで降りてきました。
中岳に到着!
イタドリ。
イブキジャコウソウ 。
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イブキジャコウソウ 。
コゴメグサ 、おしゃれな色合いですね。
コゴメグサ 、おしゃれな色合いですね。
コマクサ。たくさん撮りましたが、これが一番のべっぴんさん。
コマクサ。たくさん撮りましたが、これが一番のべっぴんさん。
ケルンを目印に赤岳へとと進んで行きます。
ケルンを目印に赤岳へとと進んで行きます。
チシマギキョウ 。リンドウに似てる・・・?
チシマギキョウ 。リンドウに似てる・・・?
文三郎尾根の分岐に到着。
文三郎尾根の分岐に到着。
赤岳方面を拝むと、「しっかり登ってこい!!」と山から激励されてる感じ。。。ガスの奥には、岩場の赤岳山頂が潜んでいる。。
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赤岳方面を拝むと、「しっかり登ってこい!!」と山から激励されてる感じ。。。ガスの奥には、岩場の赤岳山頂が潜んでいる。。
タカネツメクサでしょうか・・。
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タカネツメクサでしょうか・・。
ミヤマダイコンソウ、かな。
ミヤマダイコンソウ、かな。
ハイマツの実。
徐々に荒々しい岩場が見えてきました。
徐々に荒々しい岩場が見えてきました。
岩場には誘導のマーキングや
岩場には誘導のマーキングや
鎖が渡されており、
鎖が渡されており、
三点支持でいけば大丈夫(^◇^)
三点支持でいけば大丈夫(^◇^)
こういうマーキングは、関西の山ではあまり目にしない・・。
こういうマーキングは、関西の山ではあまり目にしない・・。
ワクワクしながら駆け上がると赤岳の
ワクワクしながら駆け上がると赤岳の
山頂に到着!一枚撮っていただきました。。ガッスガスでしたが、良い思い出になりました!登山での2889mは、自己新記録!
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山頂に到着!一枚撮っていただきました。。ガッスガスでしたが、良い思い出になりました!登山での2889mは、自己新記録!
周りにいたお兄さん曰く
「新しい山名標だなぁ。にしても山梨100名山って・・?」
周りにいたお兄さん曰く
「新しい山名標だなぁ。にしても山梨100名山って・・?」
山頂を過ぎると、すぐに小屋。
山頂を過ぎると、すぐに小屋。
悪天候の時こそ有難い存在(>_<)。おにぎり🍙を頬張り、小休憩。
悪天候の時こそ有難い存在(>_<)。おにぎり🍙を頬張り、小休憩。
ハクサンシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲ。
チシマギキョウ。木漏れ日を浴びて、で少し開花?
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チシマギキョウ。木漏れ日を浴びて、で少し開花?
横岳方面へ進みます。途中、振り返ってバチリ。足取り重い登りの方に、あとちょっと!と声援を贈りました(^_^)v
横岳方面へ進みます。途中、振り返ってバチリ。足取り重い登りの方に、あとちょっと!と声援を贈りました(^_^)v
わずかながらのガスの切れ間。谷側に山小屋が見えました。
わずかながらのガスの切れ間。谷側に山小屋が見えました。
こちらは文三郎尾根かな。
こちらは文三郎尾根かな。
ゴツゴツゴツ…
しばらく進むと山小屋が見えてきました。赤岳展望荘ですね。
しばらく進むと山小屋が見えてきました。赤岳展望荘ですね。
立派な小屋ですね。
立派な小屋ですね。
ガスが晴れると、素晴らしい眺望が楽しめるんでしょうね。行者小屋方向をパチリ。
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ガスが晴れると、素晴らしい眺望が楽しめるんでしょうね。行者小屋方向をパチリ。
晴れないかなぁ〜( -_・)?、横岳方面。
晴れないかなぁ〜( -_・)?、横岳方面。
天気、回復傾向?
天気、回復傾向?
ここから美濃戸へ下山のつもりでペース配分していましたが、時間はまだ十分ありそうなので、周回決定!
ここから美濃戸へ下山のつもりでペース配分していましたが、時間はまだ十分ありそうなので、周回決定!
ガスよ、吹き飛べ!(^∧^)
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ガスよ、吹き飛べ!(^∧^)
イワベンケイ
イワオウギ
ごつい岩や
クリスタルな石柱。スケールがデカイ!\(^_^)/
クリスタルな石柱。スケールがデカイ!\(^_^)/
三又峰到着。不調の方をグループの方が介抱されていました。
三又峰到着。不調の方をグループの方が介抱されていました。
ちょっとしたピーク。横岳名盤を探していると、お姉さん二人組に、もう少し先ですよ!と。
ちょっとしたピーク。横岳名盤を探していると、お姉さん二人組に、もう少し先ですよ!と。
で、横岳到着!小屋泊予定のハイカーさんと、写しあいあいっこしました!明朝、晴れると良いですね(^_^)v
で、横岳到着!小屋泊予定のハイカーさんと、写しあいあいっこしました!明朝、晴れると良いですね(^_^)v
レコでよく見る冬用の梯子。
レコでよく見る冬用の梯子。
ガスが晴れていると、かえってゾっとしそうなトラバース。
ガスが晴れていると、かえってゾっとしそうなトラバース。
穏やかなトレイル。
穏やかなトレイル。
コマクサの群生に遭遇\(^_^)/手前の株は真っ白。
コマクサの群生に遭遇\(^_^)/手前の株は真っ白。
辺り一面にコマクサ。
辺り一面にコマクサ。
開花ピークを少し過ぎていましたが、元気な株も沢山見れました。 中々進めません(>_<)。
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開花ピークを少し過ぎていましたが、元気な株も沢山見れました。 中々進めません(>_<)。
漸く、硫黄岳山荘に着きました。スポドリを購入しました。
漸く、硫黄岳山荘に着きました。スポドリを購入しました。
ガスの中、ケルンとガイドロープの支持棒を目印に、硫黄岳へと登って行きます。
ガスの中、ケルンとガイドロープの支持棒を目印に、硫黄岳へと登って行きます。
山頂付近に到着。
山頂付近に到着。
何やら注意喚起札。行けるところまで行ってみます。
何やら注意喚起札。行けるところまで行ってみます。
ここで行き止まり。ガスで眺望がなく、周囲の偉大さが分かりません(>_<)。
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ここで行き止まり。ガスで眺望がなく、周囲の偉大さが分かりません(>_<)。
近くには荒々しい岩がたくさん。覗いてみたい気もしますが、落ちたらジ、エンド…立禁の忠告に従います(._.)
近くには荒々しい岩がたくさん。覗いてみたい気もしますが、落ちたらジ、エンド…立禁の忠告に従います(._.)
そして、最後のピーク、硫黄岳山頂に到着!阿弥陀から、赤、横、硫黄、四ツ岳\(^_^)/
そして、最後のピーク、硫黄岳山頂に到着!阿弥陀から、赤、横、硫黄、四ツ岳\(^_^)/
美濃戸へと降りていきます。
美濃戸へと降りていきます。
ガスの中、
赤岩の頭に到着。
赤岩の頭に到着。
覗きこむとこんな感じ。足下には硫黄の花のような褐色の塊がゴロゴロ。
覗きこむとこんな感じ。足下には硫黄の花のような褐色の塊がゴロゴロ。
森林限界の尾根道から高度を下げていくと、徐々に緑豊かになっていきます。
森林限界の尾根道から高度を下げていくと、徐々に緑豊かになっていきます。
キンポウゲ
白樺のように見えますが…
白樺のように見えますが…
案内に従い、
沢を渡って
赤岳鉱泉に到着。
赤岳鉱泉に到着。
晴れてると、赤岳や横岳なんかが見えそうなんですが、次にお預けですね。
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晴れてると、赤岳や横岳なんかが見えそうなんですが、次にお預けですね。
タカネニガナ。
良く整備されています。
良く整備されています。
順調に進み
足下に住む妖精たちを夢中になって撮影しました。
足下に住む妖精たちを夢中になって撮影しました。
キバナノヤマオダマキや
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キバナノヤマオダマキや
シナノオトギリ、
シナノオトギリ、
小鬼ユリ
気がつくと、買ったばかりのグローブを片方落としちゃいました。少し戻ってさがしましたが、断念。
気がつくと、買ったばかりのグローブを片方落としちゃいました。少し戻ってさがしましたが、断念。
堰が見えたら
ここからは林道歩き。
ここからは林道歩き。
出発点に戻って来ました!
出発点に戻って来ました!

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

関西で山行きを始めて一年3ヶ月。初めて2000メートルを越える山ハイクを計画しました。ターゲットは、yapさんお薦めの中から、南八ヶ岳をチョイス。それ以降、ワクワク感がとまりませんでした。

ところが、日が近付くにつれ、天気予報が↓・・。休暇取ったし、足も確保したし・・何より、家の都合をやっとのことで整理したんだから。。。行くっきゃない!と強行しちゃいました。去年は台風に抗えず、あえなく白山車中泊の旅で終わってしまいましたが。。

赤岳山荘手前のやまびこ村の駐車場で車中泊でしたが、夜通し雨が降ってました。朝起きたときも、まだ小雨。雲は「ぶ」厚い。てんきとくらす でも、今日はB予報。相棒のEOS(カメラ)を連れて行く気にはなれず、どうしようかとぐずぐずとしてると、あっという間に小一時間が経過。「こりゃいかん、主峰の赤岳だけでも拝みに行こう!で、名物?阿弥陀にもちょっくら登ってこよう!」とコースを固め、いざ出発です。

スタートの標高が関西TOPの弥山・八経ヶ岳相当だし、涼しいはずだ、とレインスーツをまとって登り始めたのですが、すぐに汗だくになり・・。やや脱水症状もどきで苦しいスタート。気がつけば、何のための雨着だか状態に。雨も軽くなってきたので、早めでしたが上着を脱ぎました・・・超快適!

途中の行者小屋にはたくさんの方がいらっしゃり、流石の人気マウンテンだな、と再認しました。ガッスガス+なれないスマホ撮影で、テンション低めでしたが、活況だったハイカーさんたちから元気を貰い、湧き水でのどを潤してから、阿弥陀岳へとスタートしました。

中岳のコル手前で、びしょぬれのカモシカさん?に遭遇。獰猛なのかおとなしいのかが分からず、少々あせりましたが、終始おっとりしてました。

コルから先は、少し険しい岩登りゾーンがありました。コルでお会いしたお嬢さんの助言に従い、3つ又では左のコースをチョイス。あまり多くの方とはお会いしませんでしたが、「らく」石させないよう、滑らないよう、慎重に登りました。そして、阿弥陀岳に到着!真っ白けっけで眺望はありませんでしたが、2800メートルを超える山名盤に、なんだかうれしくなりました。

山頂を少々散策し、中岳コルまで下山開始。今度は3つ又を右、と言い聞かせながら、降りていきます。ところが、ガスのせいか、行きと違う尾根を進んでしまいました。厳しい角度だなぁ、と思いながら降りていると、やがて浮石だらけになり、これ、間違ってる!と感じた時は、状況が悪化。。。ヤバイ・・・↓↓なんとかホールドできそうなポイントまで横移動し、頭を冷やして呼吸を整え、修正ラインを探って、慎重にリルートしました。あせったぁ〜。。登山道へと這いつくばって登っている私を上から見かけたハイカーさんが、「大丈夫かぁ!こっちだよ!」と声をかけてくださり、うれしかったです。ズボンや手はドロドロになっちゃいましたが無事復帰。今思えば、EOSを置いてきて、正解だった・・・。

中岳で一息ついた後、気持ちを切り替えて赤岳を目指しました。雄大な景色は満喫できませんでしたが、湿気で潤った高山植物も風情がありますね。やがて、ごつごつとした岩場が現れ、立派な鎖を手繰って登りつめると赤岳に到着。時折小雨がぱらついてましたが、泥んこになったレインウェアーのズボンを脱ぎ、写真を撮っていただきました。

狭い山頂の先にある小屋の脇まで進み、おにぎりランチにしました。その頃、少しですが、すぅ〜っとガスが切れ、尾根や谷がわずかに見渡せました。すごいきれい、絶景だ・・。「お願い、ガスよ晴れて!」と念じながら、しばし見つめ続け、時折開ける尾根筋を何度も撮影しました。

この先の分岐で下山するつもりでしたが、時間的にまだ十分余裕があったので、ガス切れにかすかな望みを託し、横岳・硫黄岳へと足を伸ばすことにしました。しかしながら、終始、すっきりとガスが晴れることはなかったのですが、ダイナミックな尾根筋や高度感のある岩場、きれいなコマクサ群生などを満喫し、満足した四ツ岳踏破となりました。途中でお会いした皆さんとの楽しいプチトークも、良い想い出です。

硫黄岳以降は、途中のかわいい草花に足止めされながらも、リズムよく下っていきます。何度かしゃがみこんで撮影してたら、買ったばかりのグローブをどこかで落としちゃったようですが・・・。

激しい雨にあうことなく、無事にスタート地点まで戻って来れました。ガッスガスではありましたが、思い出深い高山デビューになりました。パートIIとして、翌日に駒ケ岳・宝剣岳へ登りました。こちらです↓(晴天・会心の写真が何枚かあります!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1211961.html
是非ご覧ください!

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コメント

いよいよ八ヶ岳登っちゃいましたか
marseeさんこんにちは。信州遠征ご苦労様です。

とうとう、八ヶ岳登っちゃいましたね。
でも、ガスガスで残念。素敵な景色はまたのお楽しみですね。
硫黄岳なんて、大きな火口の淵を歩いていて、怖かったですもの。
でも、写真見ながら、もう一度登ってみたくなりました。

日帰りも良いですが、山中一泊すると朝とかめっちゃ綺麗です。
来年は、頑張って一緒に信州遠征しますか
2017/8/2 13:44
Re: いよいよ八ヶ岳登っちゃいましたか
otoさん、こんばんは。早速にコメントありがとうございます。

はい、登っちゃいました。二度目の遠征計画で、またしても天候ブレーキ。
前日泊の車内で聞いた雨音には、相当なえちゃいました・・。
でも、雨・ガッスガスの山行あってこそ、快晴で味わう感動も一入、と
いうことなんでしょうね。

山中泊ハイク、是非計画しましょう!いろんな談義に盛り上がりたいですね。

引き続き、どうぞよろしくお願いします^^!
2017/8/2 20:50
お疲れ様でした。
(本当に)近いうちに、「阿弥陀岳」を除いたコースで、展望荘1泊で計画してます。直前の情報なので、写真が、非常に参考になりました。私の方の日程も、天気は曇りマーク一色です。先週から、毎日数時間おきに天気を確認してますが、一時晴れマークがありましたが、その後は曇り一色です。
他の方の写真を拝見すると、行者小屋からは天気が良ければ、すばらしい景色ですよね。ぜひリベンジして下さい。
久しぶりの八ヶ岳、本当に楽しみにしているので、参考にさせていただきました。

ご苦労様でした。
2017/8/2 14:03
Re: お疲れ様でした。
misoshiruさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

慣れない携帯での撮影なので、失敗だらけでしたが、少しでも様子を
お伝え出来たようで良かったです。

八ヶ岳に再訪だなんて、とてもうらやましいですネ。
どうぞお気をつけて、ステキな山行になりますように
2017/8/2 20:56
Re[2]: お疲れ様でした。
早速、ありがとうございます。ただいま、天望荘です。眺望、20mってとこです。今日は、朝晴れていたようなので、明日朝、天望荘から、赤岳の朝焼けを見て、ピーク行って、風がなければ、硫黄岳回ってもどります。今晩は、朝焼けを祈って...
2017/8/3 13:43
Re[3]: お疲れ様でした。
こんばんは‼お疲れさまです!
テンクラだと、明日の午前はA 予想ですね。山は気紛れなので、なんとも言えませんが、グッドラックですね\(^o^)/
お祈り致します!お気を付けて‼
2017/8/3 20:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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