記録ID: 1279675
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
間ノ岳、北岳~3000m級稜線に苦戦
2017年10月03日(火) 〜
2017年10月05日(木)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,277m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:50
2日目
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:25
3日目
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:25
2日目、大樺沢二俣から左俣ルートを登るつもりが右俣ルートを登る失敗。でも気象条件良かった2日目に北岳に登って、結果オーライというべきか
天候 | 3日=雨のち晴れ 4日=晴れ時々ガス、稜線は強風 5日=晴れ、稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復=広河原12:00〜芦安温泉12:58、芦安温泉15:00〜甲府駅15:55(山梨交通バス2050円・通し料金) |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすが人気のメジャー山岳で、登山道は全体的にしっかり整備されている。関係者の方々に感謝します 【広河原〜白根御池分岐】比較的緩やかな樹林帯の登り 【白根御池分岐〜白根御池小屋】標高2200mあたりまで樹林帯の急な登り。その後は緩やかなアップダウンのトラバース路。沢の渡渉個所あり 【白根御池小屋〜大樺沢二俣】樹林帯の中緩やかなアップダウン 【大樺沢二俣〜小太郎尾根分岐】疎林帯から草原へ高度を上げながら移り変わる急な登り 【小太郎尾根分岐〜北岳】ガレた岩場の登り。鎖場もあるが、危険を感じたところはなかった 【北岳〜北岳山荘】稜線の西側を巻く岩場のトラバース路。進行方向右側は切れ落ちているが、高度感はさほどでもない。急な階段あり。ガレた岩場で進路を迷うところが1か所あった 【北岳山荘〜間ノ岳】中白根山までは急な登り。そこから間ノ岳へはガレた岩場が続く。踏み跡が縦横にあり、正規の登山道はペイントが頼りなのだが、消えかかっているところが多数。稜線の西側はさほどでもないが、東側は切れ落ちているので、ガスで視界が悪い時などは、踏み跡を慎重にたどらないと危険 【吊尾根分岐〜八本歯のコル】コース最大の難所と思われる。最初の急な階段を過ぎ、岩場地帯に入ると、大きな岩の積み重なりに踏み跡が縦横にあり、降りる方向を見失う。木階段の一部が視界に入ったので、そちらの方向にトラバースして事なきを得た。その先はヤセ尾根に木の階段が続く。かなりの高度感があり、急なところは後ろ向きに降り慎重に通過した 【八本歯のコル〜大樺沢二俣】最初はダケカンバ林の急斜面を木階段の連続で高度を下げていく。大樺沢源頭まで降りると、ガレた岩場の下りになる。水がしみ出して小さな流れを作っているところは、石の表面が凍って足を取られたところがあった。雪渓の横を通過すると沢の左岸(進行方向左)に登山道が付いているのだが、見落としてしまい、岩場をしばらく下ってから気づく。引き返してトラバース気味に登山道に戻った。この後もガレた岩場を通過するところが出てくるが、踏み跡に惑わされ、左岸につけられた登山道に戻りそこね、岩場を下ってしまう場面があった 【大樺沢二俣〜白根御池分岐】しばらく左岸の樹林帯を進み、橋で大樺沢右岸に渡ったあたりから、支沢がたくさん出てくる。渡渉個所、登山道に水が流れている(沢に登山道が付けられている?)の連続だが、靴に水が浸入するほどの深さではない。再び橋で左岸に戻り、同様の状況で樹林帯を進むと白根御池との分岐に出る |
その他周辺情報 | 芦安温泉白峰会館700円(芦安温泉バス停に隣接) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
懐中電灯
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
山岳保険加入者証
ペン
手帳
保険証
飲料
ティッシュ
ウエットティッシュ
手ぬぐい
タオル
手袋
携帯電話
充電器
熊鈴
雨具
防寒着
ストック
カメラ
双眼鏡
時計
高度計
温度計
ツエルト
ザックカバー
バーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
はし
糧食
帽子
サバイバルシート
サバイバルキット
ホイッスル
ライター
ナイフ
ヘルメット
下着
靴下
|
---|
感想
3000m山岳は手ごわい。初めて2900mの宿泊を経験して、自分が高度障害に弱いことに改めて気づいた。食欲不振、睡眠障害、めまい。発汗による体内ミネラルバランスも影響していそうだ。対策を考える必要があるなぁ…。
だが、それを差し引いても、日本を代表する山岳の雄大さの魅力には抗い難かった。雲海に浮かぶ富士山、南アルブスの王者の風格あふれる北岳、間ノ岳を間近で見た印象は強烈に脳裏に残る。疲労度も大きかったが、ともかく大きなアクシデントなく山行を終えることができた。新品のヘルメットもよく身を守ってくれた。購入した甲斐があった
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