また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1305396
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

冠雪の北岳&間ノ岳☆今シーズンもありがとう(南アルプスバス最終日の最終便にて)

2017年11月04日(土) 〜 2017年11月05日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:15
距離
19.3km
上り
2,404m
下り
2,409m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:55
休憩
0:26
合計
4:21
10:03
10:09
10
10:19
10:19
92
11:51
11:58
85
13:23
13:29
10
13:39
13:46
33
2日目
山行
8:42
休憩
1:58
合計
10:40
5:31
14
5:45
5:47
21
6:08
6:31
10
6:41
6:45
12
7:18
7:29
41
8:10
8:10
69
9:19
9:50
52
10:42
10:42
32
11:14
11:31
36
12:07
12:10
27
12:37
12:47
10
13:20
13:20
77
14:37
14:39
77
15:56
15:56
9
16:05
16:06
2
16:08
16:08
3
 
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータをそのまま添付しています。
・各ポイントの通過時間や移動距離については、GPSのログデータ通りで、
 写真の撮影時刻と数分のズレはあるものの、当日私が実際に歩いたデータと
 ほぼ相違のないものであると思います。
 
天候  
・1日目(11月4日)
天候:山麓は晴れ(午前中)
   上部は曇りのち小雪(午後〜夜半まで)
 風:山麓は微風、上部稜線上は西からの強風
  (常時10〜15m/sec前後)

・2日目(11月5日)
天候:冬晴れの大快晴☀
 風:上部稜線上は西からの強風
  (常時10〜15m/sec前後、瞬間的に20m/sec以上)
   東側山腹(広河原側)は終日微風
 
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
 
・自宅出発(5:15)
・高速:東名高速/厚木in〜新東名/新清水out
・下道:新清水IC〜R52〜県道37号線〜奈良田第二駐車場8:30着

*自宅から途中コンビニ朝食含め、上記ルートで約3時間15分
*コンビニ:R52号線に数軒あり。
(県道37号線に入ると1軒もありませんのでご注意下さい)

・1日目(11/4)奈良田第二駐車場より、9:00発の南アルプスバス
 広河原行きに乗車し広河原インフォメーションセンターへ。
(運賃:片道1,130円)

・2日目(11/5)広河原より、奈良田行き南アルプスバス最終便
(16:40発)に乗車し奈良田第二駐車場に戻る。

*2017年の奈良田〜広河原間及び、芦安〜広河原間の
 南アルプスバスの運行は11/5をもって終了しました。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【駐車場、道路状況、バス運行状況等】
 2017/11/04-11/05 時点

・奈良田第二駐車場までの下道は
 通行止等もなく普通に通行出来ました。
(但し、何ヶ所か片側交互通行の区間がありました)
・駐車場内のトイレは使用可(紙も有り) 
・奈良田〜広河原間の南アルプスバスも
 最終日(11/5)の最終便まで予定通り運行しており、
 奈良田線の林道も特に問題ありませんでした。
(今シーズンの奈良田〜広河原間の南アルプスバスは
 11/5で運行終了となっています)


【小屋閉め後の山小屋の状況など】
 2017/11/04-11/05 時点

・今回のルート上の山小屋は11/5時点で全て営業終了。
(広河原山荘、白根御池小屋、肩の小屋、北岳山荘)
*従って、山小屋での水補給や食料の調達等は、
 基本的に来年の小屋開けまで一切出来ません。
・冬期小屋は、肩の小屋と北岳山荘で開放されていました。
(白根御池小屋は通過していないので未確認です)


【コース状況、積雪状況、その他】
 2017/11/04-11/05 時点

1)大樺沢ルート下部
(広河原〜大樺沢二俣まで)
・11/5時点で登山道上に雪はなく夏道が出ており、
 特に問題となるような箇所はありませんでした。
・沢沿いのルートなので所々沢と交差する箇所があります。
 一部壊れかかった木橋が1箇所ありましたが、飛び石での
 渡渉で凌ぎました。その他のアルミ製の橋は健在でした。
(但しこの橋も11/5以降は撤去されていると思われます)
・この区間は増水していなければ問題なく通過できますが、
 雨天後などは状況が一変している可能性があるのでご注意を。
・二俣のバイオトイレと道標は既に撤去されていました。

2)右俣ルート
(大樺沢二俣〜小太郎尾根分岐)
・高度2400〜2500m付近からルート上に雪が出てきました。
 雪以外は特に問題なく歩くことができました。
*11/4時点ではまだ雪化粧程度で夏道を辿れましたが、
 今後の天候次第で登山道はすぐに消えると思われます。

3)白峰稜線
(小太郎尾根分岐〜北岳山頂〜間ノ岳山頂まで)
・この区間の積雪状況も雪化粧程度で、岩が剝き出しの箇所と
 部分的に最大でも20cm程度の積雪がミックスする状況でした。
・11/4〜11/5時点ではまだ夏道を辿れましたが、こちらも今後の
 天候次第で状況は一変すると思われます。

4)トラバ道について【要注意】
・トラバ道の上部に不安定な大岩があることが分かり、
 本年9/1より現在も通行止めとなっています(復旧時期不明)
・従って北岳山荘と北岳の間は主稜線上のルートを辿っての
 移動となりますのでご注意下さい。
(写真72,73,74に載せてあります)

5)大樺沢左俣ルート
(八本歯のコル〜大樺沢二俣)
・この区間は基本的に谷間であるのと、方角的に陽当たりが
 悪いこともあり、全体的には今回のルートの中で最も雪が
 ついている印象でした(それでも部分的に20cm程度)
・ルート自体は特に問題ありませんでしたが、ハシゴ地帯の
 丸太が雪つきで非常に滑りやすいのと、大樺沢上部は薄雪の
 下が沢水の氷結状態となっており非常に滑り易く危険でした。
・今回は10本爪アイゼンを装着していた事もあって
 問題なく歩けましたが、11/5時点で既にアイゼン無しでの
 下りは危険な状態であると感じました。


*11/5以降はバス・山小屋含めて全ての施設が冬期閉鎖と
 なりますので、以後この山域に入る際は、
 必要な物は全てご自身で担いで入山する必要があります。

*又、上記の積雪などの情報は、11/4-11/5時点の状況です。
 この時期は気象状況により、日々ルートの状況や積雪量などが
 変化するので、あくまで今時期の北岳と間ノ岳の状況として
 参考程度に捉えていただくようお願いいたします。
 
おはようございます。奈良田第二駐車場に到着
ここが奈良田アクセス時のメインの駐車場となります
今日は南アルプスバス最後の土日。見ての通りガラガラでした
2017年11月04日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/4 8:30
おはようございます。奈良田第二駐車場に到着
ここが奈良田アクセス時のメインの駐車場となります
今日は南アルプスバス最後の土日。見ての通りガラガラでした
本日行きの燃費(リッター24.5km)
自宅からここまで新東名経由で3時間15分ほど、
芦安より1時間くらい余計にかかる感じです
それと今日の行程は肩の小屋までということで、
9時発の広河原行きのバスを利用し余裕の出発となっています
2017年11月04日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/4 8:28
本日行きの燃費(リッター24.5km)
自宅からここまで新東名経由で3時間15分ほど、
芦安より1時間くらい余計にかかる感じです
それと今日の行程は肩の小屋までということで、
9時発の広河原行きのバスを利用し余裕の出発となっています
この駐車場には簡易トイレと水もあります
(但しあの水は未消毒の沢水です)
2017年11月04日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 8:30
この駐車場には簡易トイレと水もあります
(但しあの水は未消毒の沢水です)
奈良田第二駐車場からの紅葉(標高約800m)
11/4時点でだいぶ色づいていました
2017年11月04日 08:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
11/4 8:31
奈良田第二駐車場からの紅葉(標高約800m)
11/4時点でだいぶ色づいていました
今回のお荷物(水3L+スポドリ500ml、雪山テン泊装備一式で計19.2kg)
肩の小屋は既に冬期閉鎖中で小屋での水補給も不可。必要な物はここから全部運びます
冬装備はピッケルにアイゼン(10本爪ミドル)スキーウエア上下、ゾウ足など、
シュラフ(3シーズン用)以外はほぼ雪山テン泊フル装備で臨みます
2017年11月04日 08:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
11/4 8:50
今回のお荷物(水3L+スポドリ500ml、雪山テン泊装備一式で計19.2kg)
肩の小屋は既に冬期閉鎖中で小屋での水補給も不可。必要な物はここから全部運びます
冬装備はピッケルにアイゼン(10本爪ミドル)スキーウエア上下、ゾウ足など、
シュラフ(3シーズン用)以外はほぼ雪山テン泊フル装備で臨みます
9時発の広河原行きのバスがやってきました(広河原まで片道:1,130円)
あのバスも明日(11/5)で今期の営業終了となります
2017年11月04日 09:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/4 9:03
9時発の広河原行きのバスがやってきました(広河原まで片道:1,130円)
あのバスも明日(11/5)で今期の営業終了となります
奈良田からバスに揺られること約45分
広河原インフォメーションセンターに到着です
ここも明日(11/5)で今期の営業終了となります
夏の混雑がまるで嘘のような静けさです。なんだか寂しいなぁ…
2017年11月04日 09:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 9:49
奈良田からバスに揺られること約45分
広河原インフォメーションセンターに到着です
ここも明日(11/5)で今期の営業終了となります
夏の混雑がまるで嘘のような静けさです。なんだか寂しいなぁ…
それでは今季最後の北岳に向けて予定通り10時に広河原を出発
いつものビューポイントから北岳を望む
ん〜・・・上部稜線、何だか凄いことになってそう…
2017年11月04日 10:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/4 10:02
それでは今季最後の北岳に向けて予定通り10時に広河原を出発
いつものビューポイントから北岳を望む
ん〜・・・上部稜線、何だか凄いことになってそう…
山頂&八本歯のコル付近を拡大
ま、今日は肩の小屋への荷上げまでなので…
でも明日はバリバリの快晴予報。予報を信じてレッツらごーです
2017年11月04日 10:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/4 10:03
山頂&八本歯のコル付近を拡大
ま、今日は肩の小屋への荷上げまでなので…
でも明日はバリバリの快晴予報。予報を信じてレッツらごーです
インフォメーションセンターから5分ほどで広河原山荘に着きます
ここも今日(11/4)で営業終了。営業最終日ですが、ここで登山届を提出しました
2017年11月04日 10:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/4 10:05
インフォメーションセンターから5分ほどで広河原山荘に着きます
ここも今日(11/4)で営業終了。営業最終日ですが、ここで登山届を提出しました
広河原山荘から20分ほどで白根御池分岐に到着
先ほどのビューポイントから大樺沢上部の雪が
それほどでもないことが確認できたので、
大樺沢二俣〜右俣ルートで決定。よって画面左に進路をとります
2017年11月04日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 10:28
広河原山荘から20分ほどで白根御池分岐に到着
先ほどのビューポイントから大樺沢上部の雪が
それほどでもないことが確認できたので、
大樺沢二俣〜右俣ルートで決定。よって画面左に進路をとります
大樺沢下部の木橋。一部壊れかかっているところもあり、
飛び石渡渉する場面もありました
でも、前回と前々回の大型台風でよく流されなかったなぁと思います
2017年11月04日 10:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 10:47
大樺沢下部の木橋。一部壊れかかっているところもあり、
飛び石渡渉する場面もありました
でも、前回と前々回の大型台風でよく流されなかったなぁと思います
その先にあるアルミ足場の仮設橋はいつも通り健在でした
(しかしこれもシーズン終了と同時に数日後には撤去されていると思います)
2017年11月04日 10:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 10:48
その先にあるアルミ足場の仮設橋はいつも通り健在でした
(しかしこれもシーズン終了と同時に数日後には撤去されていると思います)
大樺沢二俣に到着。ここで右俣ルートに入ります
いつものバイオトイレと道標は既に撤去されていました
ただでさえ判りづらい二俣、トイレと道標がないことで
さらに判りづらい、本当に何にもない場所となっていました・・・
2017年11月04日 11:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 11:54
大樺沢二俣に到着。ここで右俣ルートに入ります
いつものバイオトイレと道標は既に撤去されていました
ただでさえ判りづらい二俣、トイレと道標がないことで
さらに判りづらい、本当に何にもない場所となっていました・・・
二俣から眺める鳳凰三山
標高2700m付近でも少し雪化粧している感じでした
2017年11月04日 11:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/4 11:55
二俣から眺める鳳凰三山
標高2700m付近でも少し雪化粧している感じでした
右俣ルートを登っていると結構な勢いで雪が降ってきました
・・・って、おーい!予報では多少の降雪有りとなっていたけど
こんなに降るなんて聞いてないぞー!?(^^;
2017年11月04日 12:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/4 12:24
右俣ルートを登っていると結構な勢いで雪が降ってきました
・・・って、おーい!予報では多少の降雪有りとなっていたけど
こんなに降るなんて聞いてないぞー!?(^^;
右俣・草すべりの分岐点にて(標高:2740m)
想定外の降雪量であっという間にこの状態に・・・
(おまけにザックカバー忘れてるし…)
2017年11月04日 13:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/4 13:24
右俣・草すべりの分岐点にて(標高:2740m)
想定外の降雪量であっという間にこの状態に・・・
(おまけにザックカバー忘れてるし…)
小太郎分岐点(小太郎稜線上)に到着
ご覧の通りいつも迎えてくれる女王さまと貴公子さまの姿はナシ
それと稜線上に出た途端に強風が吹きつける(体感で常時10〜15m前後)
2017年11月04日 13:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
11/4 13:51
小太郎分岐点(小太郎稜線上)に到着
ご覧の通りいつも迎えてくれる女王さまと貴公子さまの姿はナシ
それと稜線上に出た途端に強風が吹きつける(体感で常時10〜15m前後)
西側(仙丈側)からの冷たい強風に耐えつつ肩の小屋を目指します
小太郎稜線途中にあるこの道標にもエビの尻尾が育っていました
3000mの稜線上はもう完全な雪山の様相でした
2017年11月04日 14:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
11/4 14:08
西側(仙丈側)からの冷たい強風に耐えつつ肩の小屋を目指します
小太郎稜線途中にあるこの道標にもエビの尻尾が育っていました
3000mの稜線上はもう完全な雪山の様相でした
そして広河原から約4時間20分、
真冬並みの冷風に晒されながらもやっとの思いで肩の小屋に到着
既に小屋閉め後なので水も食料の補給もここではできません
この風の中、どこにテントを張ろうかなと…(やはり小屋の横かな…)
2017年11月04日 14:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/4 14:20
そして広河原から約4時間20分、
真冬並みの冷風に晒されながらもやっとの思いで肩の小屋に到着
既に小屋閉め後なので水も食料の補給もここではできません
この風の中、どこにテントを張ろうかなと…(やはり小屋の横かな…)
冬期小屋は既に開放されていました(当日利用されている方もいました)
この風なので一瞬冬期小屋の利用も考えましたが、でもやっぱりテントだよなぁ…と
2017年11月04日 14:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/4 14:22
冬期小屋は既に開放されていました(当日利用されている方もいました)
この風なので一瞬冬期小屋の利用も考えましたが、でもやっぱりテントだよなぁ…と
で、正規のテン場に下りてみるとナントほぼ無風状態でした
このテン場は稜線の東面(広河原側)に5mほど下がった位置にあるので
西側(仙丈側)からの風の影響を殆んど受けないようです
これで難なく設営完了。この夜も快適に過ごすことができました♪
2017年11月04日 14:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
11/4 14:56
で、正規のテン場に下りてみるとナントほぼ無風状態でした
このテン場は稜線の東面(広河原側)に5mほど下がった位置にあるので
西側(仙丈側)からの風の影響を殆んど受けないようです
これで難なく設営完了。この夜も快適に過ごすことができました♪
天候はイマイチですが、風の影響もなくテント内は快適そのもの
雪も水を作るには中途半端な薄さなので水3Lを持参して正解でした
(にーしても、ドライばかりのメニューですが…(^^ゞ
ちなみに自分的には真ん中の”さばの味噌煮”がマイブーム☆
2017年11月04日 15:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
11/4 15:58
天候はイマイチですが、風の影響もなくテント内は快適そのもの
雪も水を作るには中途半端な薄さなので水3Lを持参して正解でした
(にーしても、ドライばかりのメニューですが…(^^ゞ
ちなみに自分的には真ん中の”さばの味噌煮”がマイブーム☆
まだ18時前、ひと寝入りして起きてみたら結構な降雪になっていました
フラッシュの光が雪に反射してこのような状態に
2017年11月04日 17:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
11/4 17:51
まだ18時前、ひと寝入りして起きてみたら結構な降雪になっていました
フラッシュの光が雪に反射してこのような状態に
翌朝です。おはようございます
稜線上は相変わらず強風のようでしたが、
こちらは風の影響もなく快適に眠ることができました
気温はこの時間で−5℃前後、3シーズン用シュラフと
スキーウエア上下を着込んで十分暖かかったです
2017年11月05日 03:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/5 3:19
翌朝です。おはようございます
稜線上は相変わらず強風のようでしたが、
こちらは風の影響もなく快適に眠ることができました
気温はこの時間で−5℃前後、3シーズン用シュラフと
スキーウエア上下を着込んで十分暖かかったです
午前4時、標高3000mのテン場から見上げるお月さま。月明かりが眩しかったです
今日は予報通りの大快晴♪(但しあの稜線に上がると相変わらずの強風です)
2017年11月05日 04:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
12
11/5 4:02
午前4時、標高3000mのテン場から見上げるお月さま。月明かりが眩しかったです
今日は予報通りの大快晴♪(但しあの稜線に上がると相変わらずの強風です)
11月初旬、北岳3000mの肩で過ごす無風の夜
月明かりに照らされた静寂のテン場が神秘的でした
2017年11月05日 04:03撮影 by  ILCE-5100, SONY
28
11/5 4:03
11月初旬、北岳3000mの肩で過ごす無風の夜
月明かりに照らされた静寂のテン場が神秘的でした
手前の稜線は池山吊尾根。その向こうには富士山の姿も
2017年11月05日 04:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
14
11/5 4:04
手前の稜線は池山吊尾根。その向こうには富士山の姿も
快晴無風の中、テント撤収完了
アイゼンを装着後、北岳山頂目指して出発です!
2017年11月05日 05:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 5:16
快晴無風の中、テント撤収完了
アイゼンを装着後、北岳山頂目指して出発です!
肩の小屋からいきなりの急登を登り切り、両俣分岐に到着
ケルンの上のお月さま以外は強風と地吹雪にフラッシュの光が反射しているだけ
まるで煌々と輝く満天の星空写真のようになっています
2017年11月05日 05:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
11/5 5:47
肩の小屋からいきなりの急登を登り切り、両俣分岐に到着
ケルンの上のお月さま以外は強風と地吹雪にフラッシュの光が反射しているだけ
まるで煌々と輝く満天の星空写真のようになっています
両俣分岐から15分ほど登ると北岳の山頂が見えてきました
(この間も西側から常時15m前後の強風に晒される)
山頂の日の出時刻が6:11なのであと5分ほど。この風の中、間に合うかな…
2017年11月05日 06:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 6:05
両俣分岐から15分ほど登ると北岳の山頂が見えてきました
(この間も西側から常時15m前後の強風に晒される)
山頂の日の出時刻が6:11なのであと5分ほど。この風の中、間に合うかな…
そうこうしているうちにご来光が・・・(山頂手前20mほどのところにて)
2017年11月05日 06:08撮影 by  ILCE-5100, SONY
12
11/5 6:08
そうこうしているうちにご来光が・・・(山頂手前20mほどのところにて)
北岳山頂(ちょっと手前)から眺めるご来光☆日本一の頂と共に
2017年11月05日 06:08撮影 by  ILCE-5100, SONY
33
11/5 6:08
北岳山頂(ちょっと手前)から眺めるご来光☆日本一の頂と共に
強い光を放つご来光。今日は予報通り最高のお天気♪
2017年11月05日 06:09撮影 by  ILCE-5100, SONY
22
11/5 6:09
強い光を放つご来光。今日は予報通り最高のお天気♪
富士山もアップで。冬富士リトライ!今年もやります!!
2017年11月05日 06:10撮影 by  ILCE-5100, SONY
33
11/5 6:10
富士山もアップで。冬富士リトライ!今年もやります!!
そして冠雪の北岳山頂に到着。山頂標もほんのり染まっていました
山頂からのご来光は僅かに間に合いませんでしたが、
そのすぐ手前で十分堪能できたので大満足でした☆
2017年11月05日 06:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
11/5 6:15
そして冠雪の北岳山頂に到着。山頂標もほんのり染まっていました
山頂からのご来光は僅かに間に合いませんでしたが、
そのすぐ手前で十分堪能できたので大満足でした☆
山頂からも改めてパチリっ!my No.1の頂から眺める日本一の頂
大好きな北岳。やっぱりここから眺める景色が一番です☆
2017年11月05日 06:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
11/5 6:16
山頂からも改めてパチリっ!my No.1の頂から眺める日本一の頂
大好きな北岳。やっぱりここから眺める景色が一番です☆
快晴の冬空の下、いつもの面々がお出迎え♪
まずは鳳凰三山から
2017年11月05日 06:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 6:18
快晴の冬空の下、いつもの面々がお出迎え♪
まずは鳳凰三山から
お次はいつものお三方。左から女王さま〜ニセピークさま〜貴公子さま
2017年11月05日 06:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
11/5 6:19
お次はいつものお三方。左から女王さま〜ニセピークさま〜貴公子さま
甲斐駒をアップ!
いつも雲隠れの貴公子さまも今日はご機嫌よさそうです
2017年11月05日 06:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
21
11/5 6:19
甲斐駒をアップ!
いつも雲隠れの貴公子さまも今日はご機嫌よさそうです
仙丈もアップで。昨日はさすがに見えなかったけど、
女王さまはいつもお顔を見せてくれますね。ホントに優美だなぁ・・・
2017年11月05日 06:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
14
11/5 6:21
仙丈もアップで。昨日はさすがに見えなかったけど、
女王さまはいつもお顔を見せてくれますね。ホントに優美だなぁ・・・
中ア方面も。まん丸お月さまと一緒に
2017年11月05日 06:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 6:22
中ア方面も。まん丸お月さまと一緒に
女王さまと記念にパチリっ!撮っていただき、ありがとうございました☆
2017年11月05日 06:24撮影 by  ILCE-5100, SONY
27
11/5 6:24
女王さまと記念にパチリっ!撮っていただき、ありがとうございました☆
女王さまの後(左)に影仙丈?もしくは影北岳?らしきモノが・・・
2017年11月05日 06:26撮影 by  ILCE-5100, SONY
7
11/5 6:26
女王さまの後(左)に影仙丈?もしくは影北岳?らしきモノが・・・
山梨版の山頂標柱も忘れていませんよ〜
(だって北岳は山梨県が誇る名峰ですもんネ)
2017年11月05日 06:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/5 6:31
山梨版の山頂標柱も忘れていませんよ〜
(だって北岳は山梨県が誇る名峰ですもんネ)
いつもの面々をぐるっと見渡し、最後に北岳最高所から山頂の全景を
山頂の南側(間ノ岳側)にあるこの岩上が北岳の最高所になります
2017年11月05日 06:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/5 6:33
いつもの面々をぐるっと見渡し、最後に北岳最高所から山頂の全景を
山頂の南側(間ノ岳側)にあるこの岩上が北岳の最高所になります
それではあの日本一のスカイラインを辿って間ノ岳へ
相変わらずの強風ですが一歩一歩確実に進んでいきます
2017年11月05日 06:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
11/5 6:34
それではあの日本一のスカイラインを辿って間ノ岳へ
相変わらずの強風ですが一歩一歩確実に進んでいきます
少しアップで。右のピークが中白峰山、そのまま左のゴツゴツした稜線を辿り間ノ岳へ
距離自体は大したことないのですが、間ノ岳まで結構しぶとく歩く感じになります
2017年11月05日 06:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
11/5 6:34
少しアップで。右のピークが中白峰山、そのまま左のゴツゴツした稜線を辿り間ノ岳へ
距離自体は大したことないのですが、間ノ岳まで結構しぶとく歩く感じになります
その前にまずは眼下に見える北岳山荘へ向かいます
2017年11月05日 06:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 6:35
その前にまずは眼下に見える北岳山荘へ向かいます
吊尾根分岐点より。相変わらず風は強いがすこぶる良い天気♪
2017年11月05日 06:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 6:46
吊尾根分岐点より。相変わらず風は強いがすこぶる良い天気♪
吊尾根分岐点から眺めるスカイライン&間ノ岳
北岳山頂から一段下がったこの位置からも良い眺め♪
2017年11月05日 06:48撮影 by  ILCE-5100, SONY
8
11/5 6:48
吊尾根分岐点から眺めるスカイライン&間ノ岳
北岳山頂から一段下がったこの位置からも良い眺め♪
そして北岳山荘に到着。昨日(11/4)で今期の営業は終了
小屋閉め作業の方はいましたが、既に正面玄関も閉ざされていました
2017年11月05日 07:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/5 7:18
そして北岳山荘に到着。昨日(11/4)で今期の営業は終了
小屋閉め作業の方はいましたが、既に正面玄関も閉ざされていました
少々の休憩後、間ノ岳に向かって出発です。振り返って北岳の雄姿を眺める
この頃になると強風の影響なのか、足が異常に重くなり極度の疲労感に襲われる
2017年11月05日 07:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
11/5 7:37
少々の休憩後、間ノ岳に向かって出発です。振り返って北岳の雄姿を眺める
この頃になると強風の影響なのか、足が異常に重くなり極度の疲労感に襲われる
中白峰山ピークの手前にて。この区間は風の通り道なのか、
これまで以上の暴風に見舞われる(ここだけは体感で20m以上に感じた)
時折耐風姿勢を取りながらの進行でさらに疲労困憊状態となる・・・
2017年11月05日 08:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 8:06
中白峰山ピークの手前にて。この区間は風の通り道なのか、
これまで以上の暴風に見舞われる(ここだけは体感で20m以上に感じた)
時折耐風姿勢を取りながらの進行でさらに疲労困憊状態となる・・・
ここまでの強風に耐えつつも何とか中白峰山に到着。しかし既にヘトヘト状態に…
ここ最近の登山ではまずなかったくらいの疲労感に襲われ、
さらにこの強風も重なってこの先の三山縦走に迷いが生じ始める
2017年11月05日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 8:11
ここまでの強風に耐えつつも何とか中白峰山に到着。しかし既にヘトヘト状態に…
ここ最近の登山ではまずなかったくらいの疲労感に襲われ、
さらにこの強風も重なってこの先の三山縦走に迷いが生じ始める
中白峰山より間ノ岳を眺める
・・・久々に味わうこれだけの疲労感、そしてこの強風
この先どうしようかと悩みつつも、取りあえず間ノ岳までは行ってみることに…
2017年11月05日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
10
11/5 8:11
中白峰山より間ノ岳を眺める
・・・久々に味わうこれだけの疲労感、そしてこの強風
この先どうしようかと悩みつつも、取りあえず間ノ岳までは行ってみることに…
立ち止まり休憩を繰り返すこと数回、何とか間ノ岳に到着。
でも、正直もぅバテバテ状態でした。。。
2017年11月05日 09:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
11/5 9:20
立ち止まり休憩を繰り返すこと数回、何とか間ノ岳に到着。
でも、正直もぅバテバテ状態でした。。。
大快晴の間ノ岳から眺める南ア北部の面々。左から女王〜貴公子〜盟主
2017年11月05日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
11/5 9:21
大快晴の間ノ岳から眺める南ア北部の面々。左から女王〜貴公子〜盟主
貴公子さまと大好きな北岳のコンビ☆お二方ともカッコいい!
2017年11月05日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
11/5 9:21
貴公子さまと大好きな北岳のコンビ☆お二方ともカッコいい!
北岳から右へ延びるのは大好きなクラシックルートがある池山吊尾根。その向こうには鳳凰三山
2017年11月05日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 9:22
北岳から右へ延びるのは大好きなクラシックルートがある池山吊尾根。その向こうには鳳凰三山
こちらは南ア中部〜南部方面
右手前のピークが塩見岳。後方には南部の峰々も
2017年11月05日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
11/5 9:22
こちらは南ア中部〜南部方面
右手前のピークが塩見岳。後方には南部の峰々も
塩見岳をアップ。昨年の夏、手前から続く仙塩尾根を辿って登ったなぁ・・・
(あの時はガスガスで何にも見えなかったけどネ・・・)
2017年11月05日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
11/5 9:23
塩見岳をアップ。昨年の夏、手前から続く仙塩尾根を辿って登ったなぁ・・・
(あの時はガスガスで何にも見えなかったけどネ・・・)
南部の峰々も拡大。左が千枚岳で右が荒川岳?その奥が赤石岳になるのかなぁ…
2017年11月05日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/5 9:23
南部の峰々も拡大。左が千枚岳で右が荒川岳?その奥が赤石岳になるのかなぁ…
そしてこちらが右から西農鳥岳〜左の農鳥岳への稜線
今日はもぅ体力的に三山縦走は無理
あの農鳥岳を越えてもその先の大門沢の長い下りが耐えられそうもないし…
ここで引き返して大樺沢〜広河原の最短ルートで下山しよう。。。
2017年11月05日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
11/5 9:23
そしてこちらが右から西農鳥岳〜左の農鳥岳への稜線
今日はもぅ体力的に三山縦走は無理
あの農鳥岳を越えてもその先の大門沢の長い下りが耐えられそうもないし…
ここで引き返して大樺沢〜広河原の最短ルートで下山しよう。。。
標高日本第三位、間ノ岳の頂から眺める富士
2017年11月05日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
11/5 9:25
標高日本第三位、間ノ岳の頂から眺める富士
三山縦走を諦めたので時間的にも気分的にも余裕になりました
ゆっくり富士でも眺めながら、お菓子をつまんで30分の大休止
そして最短ルートで下山して南アバス最終日の最終便でゆっくり帰ろう・・・
2017年11月05日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
11/5 9:24
三山縦走を諦めたので時間的にも気分的にも余裕になりました
ゆっくり富士でも眺めながら、お菓子をつまんで30分の大休止
そして最短ルートで下山して南アバス最終日の最終便でゆっくり帰ろう・・・
間ノ岳からは北アのスター軍団も良く見えました☆左の穂高連峰から大キレ〜槍まで
北岳でも肉眼では良く見えていたのですがカメラのピントが合わなかった…
2017年11月05日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
11/5 9:31
間ノ岳からは北アのスター軍団も良く見えました☆左の穂高連峰から大キレ〜槍まで
北岳でも肉眼では良く見えていたのですがカメラのピントが合わなかった…
乗鞍もバッチリ!でもまだ雪が薄いかな…
2017年11月05日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
11/5 9:32
乗鞍もバッチリ!でもまだ雪が薄いかな…
最後に大好きな北岳をアップで!何度見ても尖がったピークがカッコいい☆
横切っているトラバ道も良く見えます(でも後にこれがトンデモないことに…)
2017年11月05日 09:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
13
11/5 9:43
最後に大好きな北岳をアップで!何度見ても尖がったピークがカッコいい☆
横切っているトラバ道も良く見えます(でも後にこれがトンデモないことに…)
バテバテ状態で間ノ岳から1時間もかけて中白峰山まで戻ってきました
今年の北岳の雄姿を見るのもこれが最後。風は強いけれど、抜けるような青空の下
大好きな北岳を心ゆくまで楽しむことができて幸せでした。今日はありがとう☆
2017年11月05日 10:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
11/5 10:44
バテバテ状態で間ノ岳から1時間もかけて中白峰山まで戻ってきました
今年の北岳の雄姿を見るのもこれが最後。風は強いけれど、抜けるような青空の下
大好きな北岳を心ゆくまで楽しむことができて幸せでした。今日はありがとう☆
極度の疲労感の中、何とか北岳山荘まで戻ってきました
(三山縦走しないんだったらここにザックデポすればよかったー(^^;)
ご覧の通り既に閉まっていますが、ここでもグッタリ大休止
本当に農鳥〜大門沢へ行かず、引き返して良かったと思いました
2017年11月05日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 11:10
極度の疲労感の中、何とか北岳山荘まで戻ってきました
(三山縦走しないんだったらここにザックデポすればよかったー(^^;)
ご覧の通り既に閉まっていますが、ここでもグッタリ大休止
本当に農鳥〜大門沢へ行かず、引き返して良かったと思いました
疲労困憊の中、北岳山荘からトラバ道で八本歯側へ行こうとしたらナント!
登山道上部に不安定な大岩があることが分かり、9/1より通行止めに!!
「はぁ!?聞いてないよー」と心の中で叫びつつも、
仕方なく稜線に上がり遠回りして八本歯へ向かうことに…
2017年11月05日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 12:07
疲労困憊の中、北岳山荘からトラバ道で八本歯側へ行こうとしたらナント!
登山道上部に不安定な大岩があることが分かり、9/1より通行止めに!!
「はぁ!?聞いてないよー」と心の中で叫びつつも、
仕方なく稜線に上がり遠回りして八本歯へ向かうことに…
クタクタになりつつも、今日2回目の吊尾根分岐まで登り返してきました
通行止めのお陰で高低差約130mほど余計に登り返すハメに…
正直、普段なら余裕ですが、この疲れた時にこれはカンベンしてほしかったです。。。
2017年11月05日 12:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 12:37
クタクタになりつつも、今日2回目の吊尾根分岐まで登り返してきました
通行止めのお陰で高低差約130mほど余計に登り返すハメに…
正直、普段なら余裕ですが、この疲れた時にこれはカンベンしてほしかったです。。。
トラバ道分岐に到着(稜線上を周って先ほどの反対側に着きました)
やはりこちら側からも通行止になっていました
(新しい木材があるのは迂回路を作る予定があるのかな?)
でも、この時期にこの状態だと、来年6月のキタダケソウは
もぅこのトラバ道の南東斜面では見れないってことになるの!?
2017年11月05日 12:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/5 12:57
トラバ道分岐に到着(稜線上を周って先ほどの反対側に着きました)
やはりこちら側からも通行止になっていました
(新しい木材があるのは迂回路を作る予定があるのかな?)
でも、この時期にこの状態だと、来年6月のキタダケソウは
もぅこのトラバ道の南東斜面では見れないってことになるの!?
八本歯のコルから大樺沢ルートへ、いつものハシゴ地帯を下降します
この丸太のハシゴが新雪で滑る滑る!アイゼンつけて大正解でした
2017年11月05日 13:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 13:26
八本歯のコルから大樺沢ルートへ、いつものハシゴ地帯を下降します
この丸太のハシゴが新雪で滑る滑る!アイゼンつけて大正解でした
ハシゴ地帯を終えて大樺沢の上部に
ここは陽当たりが良くないので昨日の新雪が殆んど融けていません
また、下地が沢水の氷で覆われている箇所も多々ありました
非常に滑り易くて危険。特に下りではアイゼン必須の状態でした
2017年11月05日 13:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 13:41
ハシゴ地帯を終えて大樺沢の上部に
ここは陽当たりが良くないので昨日の新雪が殆んど融けていません
また、下地が沢水の氷で覆われている箇所も多々ありました
非常に滑り易くて危険。特に下りではアイゼン必須の状態でした
大樺沢二俣まで来ると昨日の新雪は消えていました(11/5時点)
このまま夏道を下って広河原へ戻ります
2017年11月05日 14:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/5 14:39
大樺沢二俣まで来ると昨日の新雪は消えていました(11/5時点)
このまま夏道を下って広河原へ戻ります
そして無事に広河原山荘に到着。これで登山道は全て終了です
既に小屋閉め後で誰もいませんでした。北岳の登山シーズンもこれで終了ですね
2017年11月05日 16:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 16:07
そして無事に広河原山荘に到着。これで登山道は全て終了です
既に小屋閉め後で誰もいませんでした。北岳の登山シーズンもこれで終了ですね
最後にいつものビューポイントから
今日は風が強くバテバテだったけど、最後まで大快晴だった北岳
また来年、バス開通前の6月に池山吊尾根から会いに来ますネ
2017年11月05日 16:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
11/5 16:10
最後にいつものビューポイントから
今日は風が強くバテバテだったけど、最後まで大快晴だった北岳
また来年、バス開通前の6月に池山吊尾根から会いに来ますネ
今年も楽しかったよ!ありがとう☆
2017年11月05日 16:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
8
11/5 16:10
今年も楽しかったよ!ありがとう☆
そして今期最後の広河原インフォメーションセンターに着きました
今シーズン最終日の最終バスまであと30分弱、センター内の2Fで軽食でも…
と思ったら、既に自販機含めて店じまいとなっていました
2017年11月05日 16:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 16:13
そして今期最後の広河原インフォメーションセンターに着きました
今シーズン最終日の最終バスまであと30分弱、センター内の2Fで軽食でも…
と思ったら、既に自販機含めて店じまいとなっていました
16:40発の南アルプスバス最終日の最終便がやってきました
左が芦安〜甲府行き、右が奈良田行き。右のバスに乗って奈良田第二駐車場へ戻ります
ちなみに2013年11月9日は左の芦安行き最終バスに乗って帰りました
2017年11月05日 16:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
11/5 16:33
16:40発の南アルプスバス最終日の最終便がやってきました
左が芦安〜甲府行き、右が奈良田行き。右のバスに乗って奈良田第二駐車場へ戻ります
ちなみに2013年11月9日は左の芦安行き最終バスに乗って帰りました
そして今期最後の奈良田第二駐車場に到着。私の車1台だけしか残っていませんでした
ここでバスの添乗員さんが今シーズンのバス安全運行に感謝の意ということで
最後にお清めの塩とお酒(御神酒)を撒いていました
2017年11月05日 17:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 17:20
そして今期最後の奈良田第二駐車場に到着。私の車1台だけしか残っていませんでした
ここでバスの添乗員さんが今シーズンのバス安全運行に感謝の意ということで
最後にお清めの塩とお酒(御神酒)を撒いていました
プリやん、ただいま〜
今シーズン最後の北岳は本当に素晴らしかったよ☆
また来年、そしてその先の未来も
この足で登れなくなるその日まで。ずっと登り続けていきたいと思います
2017年11月05日 17:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 17:21
プリやん、ただいま〜
今シーズン最後の北岳は本当に素晴らしかったよ☆
また来年、そしてその先の未来も
この足で登れなくなるその日まで。ずっと登り続けていきたいと思います
最後に今回の燃費(リッター29.0km)この時期にしてはかなり良い方かな…
やはり奈良田アクセスは芦安よりも往復で100km弱遠くなります
今回はバテバテで三山縦走は諦めたけど、大好きな北岳はやっぱり最高でした☆(^^)/
2017年11月05日 21:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
11/5 21:44
最後に今回の燃費(リッター29.0km)この時期にしてはかなり良い方かな…
やはり奈良田アクセスは芦安よりも往復で100km弱遠くなります
今回はバテバテで三山縦走は諦めたけど、大好きな北岳はやっぱり最高でした☆(^^)/

感想

 
私の毎年恒例、南アルプスバス最終日(もしくはその近日)に行くシーズン最後の北岳山行。今年も大好きな北岳に最後のご挨拶ということで、雪化粧の北岳と間ノ岳を合わせて登って参りました。


昨年のこの山行は奈良田・大門沢ルートから、一般的な方向とは逆周りでの白峰三山縦走でシーズン最後の北岳を心ゆくまで堪能したのですが、今年は昨年とは逆周り(今年の方が一般的な方向)で自身初となる広河原からの白峰三山縦走でシーズン最後の北岳を楽しもうと思っていました。

しかし今回は約1ヶ月ぶりとなる山行。
この1ヶ月間、2週末にわたる大型台風の襲来と私用も重なり、10/8の谷川・馬蹄形日帰り山行以来、約1ヶ月間も山に行くことができませんでした。この間、ジムでは登山とは真逆の無酸素系の重たいウエイトトレーニングばかりをみっちりやっていました。

さらに1ヶ月間も山をお休みにした後にいきなり雪山テン泊装備約19kgの歩荷に無理があったのか、最近の山行ではあり得ないくらいの疲労感に襲われ、全くといっていいほどペースが上がりませんでした。
特に2日目の間ノ岳への登りでは足が相当重く感じ、まさに疲労困憊といった状態。これだけのキツさを感じる山行も本当に久々です。

ここ1年くらいは約23kgのダイエットにも成功し、ある程度ですが持久力もついて多少は長く歩けるようになったつもりでしたが、今回に限ってはかつてのような速筋の塊で持久力に乏しい身体に逆戻りしたかのような感覚でした。

やはり1ヶ月も山に行かず、高重量のジムトレばかりやっていると、一瞬の爆発的な力はつくのですが、今回のような持久力に乏しい身体になるんだなぁ…と、元々分かっていたのですが、今回それを改めて実感した次第です。

そんなことで今回は想定外のバテバテ山行となり、当初予定していた広河原からの白峰三山縦走は間ノ岳で諦めることにしました。
昨年のこの時期に今回の逆周りとなる奈良田・大門沢からの白峰三山縦走をやり遂げた者としては、今年の広河原からの方が行程的にも遥かに楽なハズ。それを断念することになってしまい、少々悔しい気持ちにもなりました。

しかし縦走は叶わなかったものの、2日目は予報通りの大快晴。
北岳登頂18回目にして初となる山頂からのご来光(実際には山頂から数十メートル手前でしたが)も拝むことができました。
冷たい強風が吹きつける3000mの稜線、そして山頂は既に真冬の様相。冬独特の空気感の中で眺めるご来光と日本一の富士山の光景は格別なものでした。縦走は諦めましたが、今回も大好きな北岳の知らなかった一面を目の当たりにできただけでも登ってきて良かったと感じました。

そして三山縦走を諦めて広河原へ下山したことで、最後は今シーズンの南アルプスバス最終日の最終便に乗ることができ、今季の北岳登山の楽しかった思い出を回想しつつ、大好きな北岳に感謝の気持ちでいっぱいになりながら最終バスに揺られて帰りました。


ありがとう☆大好きな北岳。今年も本当に楽しかったです。
来年もバス開通前の誰もいない静かな時に
独り歩いて会いに行く日を楽しみにしています♪(^^)/
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1666人

コメント

北岳
北岳からの写真ありがとう。
40年前に甲斐駒、仙丈ヶ岳に登ったことが
あり懐かしく思い出させてくれました。
富士山の写真もお見事です。
これからも高い山に登れない「視る登山愛好家」のヤマレコ読者
に写真を提供して下さい。
ありがとう。
2017/11/10 8:15
Re: 北岳(abc5def6さんへ)
abc5def6さん、初めまして
ご覧いただきありがとうございます。
40年前とは・・・その頃の北岳はどんな様子だったのでしょうか。
勿論、山自体は今と大きく変わることはないと思いますが
その頃の北岳は今より遥か遠い存在だったのではないでしょうか。
北岳は大好きな山なのでこれからも登り続け、
この目でみた北岳の姿を撮り続けようと思っています。
2017/11/10 23:36
そっか、この時期なら
お疲れさまでーす。
小屋が閉まると空くんですね。
来年の狙い目はこのあたりか(笑)
しかしやっぱり、間ノ岳までの稜線歩き、
したいなぁ(*'▽'*)

23kgも落としはったんですか(*_*)
そりゃーすっきりやわ。すばらしい。
私なんて、この夏4kg増ですからね。
ほんと、なんとかしたい。
2017/11/10 20:49
Re: そっか、この時期なら(ochadaさんへ)
ochadaさん、こんばんは
いつもご覧いただきありがとうございます
そうです。小屋閉め後は閑散としていて、
その山の本来の姿を感じることができるというか、
とにかく煩わしくなくて、落ち着いていて良い雰囲気ですよ。
今年は北岳登頂を果たしましたね
来年はぜひ間ノ岳までのスカイラインを踏破して下さいませ
白峰三山縦走すればダイエットにもイイかも!?
2017/11/10 23:43
恒例行事で冬の訪れを知る
リフターさん、こんにちは!

今年ももうこんな季節になっちゃったんですね〜
リフターさんの恒例行事(北岳はじめと北岳〆)のおかげで、季節の移り変わりを知るここ数年…
毎年同じ時期に登り続けるリフターさんの北岳シリーズは、もうヤマレコ遺産認定です

今回は残念ながら三山縦走とはいかなかったみたいですが、バテバテと言いつつもCTはきっちり削ってくるあたり、さすがですね。
山と高重量のウエイトトレとの両立はなかなか難しいみたいですが、リフターさんなら二兎追って二兎とも得ちゃう気もします

今冬のチャレンジ筆頭はやはり冬富士リベンジですか?
昨年のレコはホント見てるこっちも手に汗握る感じだったので、今年こそは安全に念願成就となることを祈っていますね!
2017/11/11 12:08
Re: 恒例行事で冬の訪れを知る(zawadaさんへ)
zawadaさん、こんばんは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます

そうです、今年もこんな季節になったんだなぁ…
自分でもそんな気持ちになってしまうワタクシの恒例行事。
ワタクシの行動も1パターンなところがあるので
ある意味分かりやすいですよネ (6月もしかりですネ)

バテの件は本当に参りましたよ。。。
こんなに酷い疲労を感じたのは、本当に久々だったので…
1日目はテン泊装備ながらも、いつも通りCT詰めて登れたのに、
2日目の間ノ岳への登りからガクンと落ちてしまって、
「うぅ〜・・・どーなってんだぁ…」って感じでした。
1ヶ月も山をお休みしていて、その間真逆の運動ばかりしていたので、1日目はまだ以前の山体力が継続できていたのですが、2日目以降の”本当の意味での持久力”を失っていた感じですね。
”二兎追って二兎とも得る”を目指してここまでやってきたのですが、やはり双方のレベルがある程度に達するとそれも難しくなる感じですね。
もうそろそろどちらかに見切りをつけねば…そう感じる今日この頃です。

冬富士は勿論やるつもりですが、これは当日のコンディションが結果に大きく影響するので、正直、今は何とも言えないところです
でも、今夏は下見もしたし、当日も自分で出来ることは全てやって、ベストを尽くすつもりです
2017/11/11 23:49
オソコメ失礼します
素晴らしいご来光と見事な青空
え〜〜これリフターさんのレコじゃないんじゃない?疑惑
今年は、いつ行っても満員御礼大渋滞で泣いた広河原。
まるでゴーストタウンですな〜〜〜〜
ん〜〜〜私は行かないけどね〜〜〜
素晴らしい山行なんですが、トラバ道の件!!気になりますよね。
来年のキタダケソウ見れるのだろうか?
冬のうちに落ちる岩は落ちてしまえ〜〜〜
ってもう凍り付いてて落ちないか〜〜〜
2017/11/12 17:25
Re: オソコメ失礼します(tekutekugoさんへ)
tekuさん、こんばんは〜本日は快晴のお空の下、
清々しい山歩きを堪能されたんでしょうね
ホントに今年の広河原は(というか北岳含めその周辺の山も)
今までにないくらいの混みようでしたね
特に何のイベントもない土日でも、かなり早朝から
第五だの第六に回されましたから、もうビックリでしたヨ
トラバ道の件もビックリ!!
またよく調べもせずに行ったもんだから、
当日の現場で知らされたのですが
(ま、いつもそうですが… でもここは何度も行ってるし、
 慣れているので毎度毎度行く前に調べないっすヨ
既に9/1から通行止だったみたいですよ。
でもその”大岩”とやらが落ちない限り来年6月の私の北岳どころか
シーズン全部ダメってことになりそうですよね!?
最悪その場合はトラバ道の南東斜面は諦めて、八本歯〜吊尾根分岐間のメインルート脇のモノを楽しむしかないですね。
でもこの場合はお花畑の南東斜面ほど数多くないので、さらに期間が限定されるでしょうね…
もしくはあの”遅咲きバージョン”を狙えば確実かも!?
2017/11/12 22:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら