重ねて来た登山経験の総てを掛けて、、3人で成し遂げた! 残雪期「蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井〜燕岳」一泊縦走登山


- GPS
- 34:45
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 3,192m
- 下り
- 2,952m
コースタイム
三俣登山口手前駐車場4:45〜三俣駐車場5:00〜三股登山口(登山届提出)5:30〜まめうち平7:00〜(残雪の急登続き)〜9:45蝶ヶ岳(少し仲間待ち休憩)10:15〜(稜線上で昼飯休憩)〜蝶槍11:30〜(樹林帯残雪)〜2592ピーク13:00〜(樹林帯残雪)〜常念手前岩峰14:00〜15:30常念岳(少し仲間待ち休憩)16:15〜16:45常念小屋
登山時間 約12時間 登山距離 約12K 累積標高差 約2100M 疲労LV6
二日目
常念小屋4:30〜5:30横通岳(一人で)5:45〜(東大天井手前雪渓で朝飯)〜東大天井岳7:00〜8:00大天井岳8:15〜10:45蛙岩11:00〜11:30燕山荘(食堂昼飯&荷物デポ)12:15〜燕岳12:45〜燕山荘13:15〜(軽めの残雪)〜合戦小屋14:00〜15:30中房温泉登山口
登山時間 約11時間 登山距離 約16K 累積標高差 約900M+下り1300M 疲労LV7
天候 | 一日目 曇り〜晴れ〜ガス〜晴れ! 二日目 最高の晴天! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三俣登山口のまめうち平から蝶ヶ岳稜線迄はまだかなりの積雪が残っており、上がるに連れ急登になって行くのでそれなりの装備と覚悟が必要です。 特に下山で使う際には滑落の危険がかなり有るので、中級以上の雪山経験者で無いと厳しいかなと思います。 他の方のレコにも有った東大天井付近の雪渓トラバースは短いので、注意して行けば大丈夫かと思いますが、自分達は念の為軽アイゼンを付けて行きました。 後、予想外に厳しいと思ったのが、冬季大天井岳への直登ルートで非常に不安定なガレ場の急登を行く事になるので、登山者が多いと落石の危険性はかなり高くなるかと思うので最警戒が必要です。 |
その他周辺情報 | 下山後の中房温泉から三俣登山口駐車場への移動ですが、バスで中房温泉〜シャクナゲ荘へ移動し(一人1200円)、其処からタクシー(連絡すれば待っていてくれます)で三俣登山口で行くのが(一台5000円前後)、時間料金共に一番効率の良い移動方法かと思います。 また、三俣登山口から街に出る途中に在る「ほりで〜ゆ〜四季の郷」時間の無駄が無く、安くてとても良い温泉でした。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
三俣〜まめうち平
情報通り三俣駐車場への道は崩落の為車両通行止めで年内は少し手前の駐車場から約10分程歩いて行く事になります。
三俣登山口からまめうち平は序盤渓流沿いに花が咲く涼し気な登山道ですが、直ぐに急な階段が出て来ます。
歩き始めで蒸し暑くも有るので、中々の汗を掻いて消耗させられます。
出会った人、、無し
まめうち平〜蝶ヶ岳
少し登ると残雪が現れ、雪渓をトラバースする個所も出て来ます。
次第に雪も深くなり、最後の残雪直登はかなり応えますね。
このルートをこの時季に下りで使うのは中級以上の雪山経験者で無ければ止めた方が良いでしょう。
出会った人、、登山熟練者の若い女性
蝶ヶ岳〜蝶槍
穂高連峰と槍ヶ岳が望める素晴らしい稜線で、此処まで苦労して登って来た甲斐が有ると感じられます。
出会った人、、初老の男性二人組
蝶槍〜常念岳
蝶槍から一気に下ると残雪の有る樹林帯に入ります。
先行者のトレースが無いと道迷いの危険も有るので要注意です。
途中数度のアップダウンも有り、其処を越えて聳え立つ「常念岳」は凛々しくも猛々しく、かなり苦労させれますが、山頂に着いた達成感と展望も一入でした。
出会った人、、縦走してる若い男性と常念小屋にテン泊していた男性の2名
常念小屋(北アルプス / 常念乗越)
2018年6月泊、1泊2食9800円
(基本的に個室は無いですが、閑散期には個室にしてくれます)
総合評価 B
ほぼ総てにおいて標準的な北アルプスの山小屋でしたが、小屋内はとても綺麗にされていました。
景観 B
常念岳と横通岳の鞍部に在るので、「北アルプスの山小屋の中」では特に景観は良くないのだが、食堂のテラスからは槍、穂高連峰が見え、目の前の「常念乗越」からは穂高の街明かりと常念岳が良く見える。
設備 B
乾燥室と広めの談話室が在り、トイレ洗面所を含め小屋内はとても綺麗にされている。また、水お湯お茶が無料なのはかなり有り難かったです。
食事 C
質品数共にそこそこで御飯味噌汁は御代わり出来るので特に不満は無いのだが、朝食を弁当に変更出来ないのはちょい不便だった。
利便性 C
常念岳を泊りで登る際には、かなりの確率で使う事になる山小屋。
宿泊者数、、収容人数200名の小屋に自分たちを含めて僅か4組8名でした。
常念小屋〜大天井岳
このコースのハイライトとも言える稜線歩きで、常念乗鞍穂高槍、そして反対側には穂高市街から富士山迄見える絶景を望みながら歩くことが出来ます。
東大天井岳て前に雪渓が残っていましたが、軽アイゼンを付けて行けば特に問題は無いです。
苦労して辿り着いた大天井岳は北アルプスをほぼ望める360°の絶景で本当に北アルプスに来たんだなーと報われる瞬間でした。
出会った人、、若者二人組とテン泊の男性
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