立山〜薬師岳〜折立縦走

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 38:04
• 距離: 28.8km
• 登り: 2,227m
• 下り: 3,273m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:31

8:31 立山室堂
10:14 10:14 浄土山
10:32 10:32 浄土山南峰
11:25 11:25 鬼岳東面
12:54 12:54 獅子岳
14:14 14:14 ザラ峠
15:02 五色ヶ原山荘

2日目

• 山行: 11:11
• 休憩: 1:41
• 合計: 12:52

4:09 五色ヶ原山荘
4:49 4:49 鳶山
6:35 6:35 越中沢岳
8:47 8:59 スゴ乗越
9:56 10:54 スゴ乗越小屋
12:13 12:20 間山
14:26 14:33 北薬師岳
15:57 16:13 薬師岳
16:33 16:34 薬師岳避難小屋跡
17:01 薬師岳山荘

3日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:25

6:15 薬師岳山荘
6:52 6:52 薬師平
7:29 7:29 薬師峠
7:56 8:32 太郎平小屋
8:51 8:51 太郎兵衛平
9:08 9:08 五光岩ベンチ
10:10 10:11 積雪深計測ポール
10:23 10:24 青淵三角点(青淵山)
10:57 10:57 太郎坂(アラレちゃん)
11:38 11:38 十三重之塔 慰霊碑
11:40 折立

天候

14日 晴れ！！
15日 晴れ、午後一時曇り
16日 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山黒部アルペンルート：立山駅〜立山室堂：2,430円

コース状況／危険箇所等

登山道は整備されていますが、一部難易度高い箇所有り
・鬼岳には残雪あり。
　ステップは大きく切ってあるが雪道を歩き慣れていない方は軽アイゼン必要
　※五色ヶ原山荘の主人によると今年はこの時期例年より残雪少ないとのこと。
　　例年であれば、残雪多く且つ凍結しており、大きなステップが切れない
　　とのことで、6本爪以上のアイゼン・場合によってはピッケルも必要です。
・北薬師岳〜薬師岳の登山道は一部ヤセ尾根があり滑落リスクあるので注意

その他周辺情報

登山後は立山国際ホテルで入浴：720円/大人

写真

7/14 7:06

立山駅
ケーブルカー乗車

7/14 7:23

美女平からバス移動

7/14 8:08

雪の壁がまだ残っています

7/14 8:33

立山室堂
スタートです

7/14 8:35

左が浄土山で右が室堂山

7/14 8:43

分岐点へ向かいます
前の峠は一ノ越、左は雄山、右は浄土山

7/14 8:50

室堂山の残雪の上を歩いて行きます

7/14 9:10

下には室堂平と室堂ターミナルセンター

7/14 9:29

室堂山展望台への分岐ポイント
そのまま浄土山へ

7/14 9:50

浄土山の登りを振り返って観る国見岳（左側）と大日岳（右側）

7/14 10:03

登り途中、これから縦走するルートを観る

7/14 10:08

浄土山山頂
建物は軍人慰霊碑
右奥の山は雄山

7/14 10:14

龍王岳へ

7/14 10:15

道中から観る薬師岳方面

7/14 10:15

槍ヶ岳と穂高連峰を観る

7/14 10:16

槍ヶ岳と穂高連峰を拡大
山並みがくっきり見えます

7/14 10:18

笠ヶ岳

7/14 10:23

振り返って、残雪と雄山

7/14 10:25

手前に五色ヶ原山荘も見えます
このポイントは良く見えていいですね♪

7/14 10:32

龍王岳手間の富山大学立山研究所に到着

7/14 10:44

ここからも良く見えますね

7/14 10:46

で、ポーズ

7/14 11:12

龍王岳を過ぎたところでコバイケイソウの群生地がありました

7/14 11:13

振り返って龍王岳

7/14 11:25

鬼岳東面、ここを過ぎると

7/14 11:25

残雪が残っていました
今年は例年になく少ないらしい
雪が凍ることなく大きなステップを切ってもらっています

7/14 11:33

アイゼン無しでも充分いけますが、アイゼン付けたことが無いメンバーもいたので、練習がてらアイゼンを装着して通過することに

7/14 11:39

チーフリーダー、サブリーダーも持ってきたピッケルを一応出して使います
冬に何度も使っていますがここはご愛敬（笑）

7/14 11:41

ステップでアイゼン上げて、ハイポーズ（笑）

7/14 11:44

急傾斜を抜けると長くて緩いトラバース

7/14 11:46

雪道から外れて走ったり。。。

7/14 11:50

前に進むと、ところどころ雪面を歩くルートに出会いました

7/14 12:06

残雪箇所をぬけて、再びコバイケイソウの群生地へ

7/14 12:18

黒部平に続くトラバース道とその先には赤沢岳

7/14 12:42

ハクサンフウロ

7/14 12:48

獅子岳へ向かう登り

7/14 12:49

赤沢岳の下、黒部湖が見えます

7/14 12:50

シナノキンバイ

7/14 12:53

獅子岳山頂に到着

7/14 12:53

ここからの眺望もいいですね

7/14 12:57

獅子岳山頂でジャンプ！！

7/14 13:21

イワギキョウ

7/14 13:23

五色ヶ原にもくもくとわき出る雲

7/14 13:39

クサリ・ハシゴが一部にあります

7/14 13:40

ザラ峠へ

7/14 13:44

目の前には五色ヶ原山荘が

7/14 14:03

ザラ峠に到着

7/14 14:18

山荘への最後の急登

7/14 14:36

やっと平なところへ出てきた

7/14 14:40

テント場と山荘の分岐点

7/14 14:45

木道を歩くと

7/14 14:51

五色ヶ原山荘が目の前に

7/14 14:52

小さな池が沢山あります

7/14 14:54

山荘に到着

7/14 16:46

受付を済ましてお風呂に入り皆で外に出てカンパイ

7/14 17:23

もくもくと入道雲

7/14 17:45

晩ご飯
美味しかったですよ

7/14 19:03

夕焼け
獅子岳、鬼岳方面

7/14 19:04

東方面

7/15 3:23

朝のお弁当

7/15 4:07

空は少しずつ明るくなってきています

7/15 4:07

出発です

7/15 4:41

30分程歩いたら御来光が見えてきました

7/15 4:48

朝焼ける登山道

7/15 4:48

焼けてます

7/15 4:49

鳶山の山頂に到着

7/15 4:49

鳶山の山頂から観る、朝焼ける薬師岳

7/15 4:49

笠ヶ岳も焼けてます

7/15 4:52

越中沢岳へ

7/15 5:00

若干左巻き気味にトラバースしながら降りていきます

7/15 5:12

ハイマツ帯を進む

7/15 5:45

越中沢岳への登り

7/15 6:14

山頂近くに残雪があります

7/15 6:17

残雪を越えたあたりで

7/15 6:20

越中沢岳山頂に到着

7/15 6:29

これから進む薬師岳が一望

7/15 6:56

スゴノ頭への急坂の途中に崩落箇所あります

7/15 6:58

狭いところをトラバースしながら進みます

7/15 7:15

倒れそうな奇石の横を通ります

7/15 7:32

降りながら、皆でイェーイ

7/15 8:05

スゴノ頭に到着
見えている山は越中沢岳
結構な急坂でした

7/15 8:06

進む方向を見ると、スゴ乗越小屋が見えます
近くに見えるけど遠いな〜

7/15 9:32

スゴ乗越へ降りる途中、登山道の崩落箇所がありました
ロープあるので難易度低く通過できますが、無いと厳しい

7/15 9:42

どんどん登っていきます

7/15 9:49

木の間から小屋みっけ！！

7/15 10:06

スゴ乗越小屋に到着

7/15 11:33

樹林帯を抜けて間山へ

7/15 11:38

間山周囲には残雪があります

7/15 11:41

暑いけどがんばって登ろう

7/15 12:13

間山山頂に到着
風の通り道で気持ち良い

7/15 12:22

間山山頂でジャンプ！！

7/15 12:33

ここからも、槍と穂高連峰が見えてます
さらに近くに見えるようになりました

7/15 12:39

いざ、北薬師岳へ

7/15 12:54

直射日光が暑いです

7/15 13:10

所々残雪の上を歩く
案外涼しくないです（笑）

7/15 13:11

しゃくなげ・・・かな？

7/15 13:17

登りが続きます
ガスが上がってくると幾分涼しくなります

7/15 13:21

北薬師岳手前のピークを望む

7/15 13:39

岩稜帯に入ってきました

7/15 13:46

目印を確認しながらぴょんぴょん飛んで行きます

7/15 14:22

あともう少し

7/15 14:28

北薬師岳の山頂に到着

7/15 14:30

薬師岳への稜線

7/15 14:37

読売新道の赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳を望む

7/15 14:38

その奥には槍や穂高連峰が見える

7/15 14:40

北薬師岳でジャンプ！！

7/15 14:49

薬師岳へ

7/15 14:55

薬師岳への稜線東側には雪渓

7/15 15:09

結構な迫力があります

7/15 15:15

ヤセ尾根、滑落注意

7/15 15:16

滑落注意ポイントを皆で通過
ここが今回一番の核心かも

7/15 15:20

核心部を通過し稜線を進む

7/15 15:32

あと少し〜

7/15 15:49

振り返って、ここまで来ました

7/15 15:57

やっと薬師岳の山頂に到着

7/15 15:58

山頂からの景色良し

7/15 16:06

薬師岳山頂で喜びのジャンプ！！

7/15 16:34

壊れた避難小屋？
を観ながら進む

7/15 16:34

あともう少しで小屋到着
歩きにくいガレ場を降りていきます

7/15 16:42

皆、ぞれぞれ降りていきます

7/15 16:59

薬師岳山荘に到着

7/15 18:30

知らない者同士のパーティが仲良くなって宴会

7/15 18:51

薬師岳山荘の夕日

7/15 18:52

槍ヶ岳が夕焼けてます

7/15 19:11

薬師岳山荘の夕食
やくし〜

7/16 5:26

階段窓の下にはこの説明図

7/16 5:27

全体

7/16 5:27

槍ヶ岳と穂高連峰

7/16 5:27

野口五郎岳
ちょろっとかわいく笠ヶ岳が見えてます

7/16 5:28

手前の雲ノ平

7/16 6:04

さあ折立へ出発です

7/16 6:52

最初、木道を歩いていきます

7/16 7:27

薬師峠キャンプ場

7/16 7:32

ニッコウキスゲ

7/16 7:40

太郎兵衛平から観る雲の平

7/16 7:42

太郎平小屋へ木道を歩く

7/16 7:50

太郎平小屋に到着

7/16 7:58

朝から生ビールのメンバー（笑）

7/16 8:21

国立公園

7/16 8:21

コバイケイソウとニッコウキスゲのコラボ

7/16 8:33

小屋をスタート
木道を歩きます

7/16 9:03

ニッコウキスゲの群生地

7/16 9:20

有峰湖を観ながら降りて行きます

7/16 9:40

眺望の良い最後のポイントで休憩

7/16 10:23

三角点ベンチ

7/16 10:56

大きな木の間を降りて行きます

7/16 11:39

折立に到着
自販機はあるけど、炭酸系は全て売り切れ
皆考えていることは同じか（笑）

7/16 11:39

折立ヒュッテ
無料休憩所とのこと。結構立派ですね。

7/16 11:46

折立のバス乗り場まで出てきました
全員無事下山です

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

装備

MYアイテム

climber_rm

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ツェルト ピッケル 補助ロープΦ8mm×20m 安全環付カラビナ(数個) スリング(数本) アマチュア無線器

感想

climber_rm

7/14-16 2泊3日の日程で、立山〜薬師岳〜折立を小屋泊縦走してきました。
お天気はとても良く暑すぎるぐらい(^_^;
縦走はずっと眺望すばらしく、とても気持ちの良い山歩きができました。

今回10人パーティの雇われ（笑）チーフリーダーとして、登山経験の浅いメンバーも引き連れての山行となりました。ちょっとツアーガイド登山っぽい状況に(^_^;
ちなみに所属山岳会とは別のグループで1年程前からルートと日程が決まっていたところに、チーフリーダーを依頼されたことによります。ガイドのお代は頂いてないので念のため（笑）
今回、山岳会とは異なり登山経験レベルの差が大きいパーティでロングルートのハードな山行の取りまとめは大変でした。一方、山を侮らず遭難リスクを減らす努力をリーダーとして真摯に向き合ってきた事が（充分では無いとは思いますが）良かったかと思っています。自分のレベルに山は合わせてくれないので、行く山に自分のレベルを合わす努力（自分のレベルに見合った山を選ぶこと）が必要ですね。

＜ルート状況＞
一日目：立山〜五色ヶ原山荘
お天気良くて、常に眺望が良かったです。ハイライトは鬼岳の残雪。例年から比べたら量少ないということ、ステップも広く切ってもらえていたお陰でアイゼン無しでも何とかクリアできる状況。しかし、山小屋主人によると、例年のこの時期はもっと雪多く雪面も凍結するので深いステップは切れないとのこと。この時期に行くのは少なくとも軽アイゼンは必要だと思います。ピッケルあればなお良し

二日目：五色ヶ原山荘〜スゴ乗越小屋〜北薬師岳〜薬師岳〜薬師岳山荘
今回計画のハイライト。ロングルートで五色ヶ原山荘〜薬師岳山荘間を11時間半の計画。スゴ乗越小屋への到着時間とメンバーの体調によってはスゴ乗越小屋で宿泊と考えていましたが、結果はコースタイムより少し早く、全員の体調も一部メンバーのメンタル面に課題があること以外は良いということで、それらメンバーにも充分説明して納得してもらって、このまま進む判断。結果的に途中からペースが少し遅くなって13時間かかっての歩きになりましたが、皆さん体力あって遅くなりながらも薬師岳山荘までしっかり歩ききれました。

二日目：薬師岳山荘〜太郎平小屋〜折立
最終日は降りるだけなので、急ぐこともなく一定のペースで降りることに。太郎平小屋でお茶したり、暑いので割とこまめに休憩を取りながら折立に到着。
無事に下山となりました。