念願の 喜作新道から槍ヶ岳をテン泊で（中房温泉〜上高地)

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 28:10
• 距離: 40.6km
• 登り: 3,056m
• 下り: 3,004m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:11

6:00 中房温泉登山口
8:57 9:18 合戦小屋
10:33 10:33 燕山荘
13:06 13:06 小林喜作レリーフ
13:46 14:18 大天荘
14:28 14:44 大天井岳
15:11 大天荘

2日目

• 山行: 8:46
• 休憩: 2:27
• 合計: 11:13

4:45 大天荘
5:16 5:18 大天井ヒュッテ
5:41 5:41 貧乏沢下降点
6:54 6:57 赤岩岳
7:40 7:42 ヒュッテ西岳
7:49 7:54 西岳
8:02 8:03 ヒュッテ西岳
8:50 8:54 水俣乗越
11:06 11:07 ヒュッテ大槍
11:22 12:14 殺生ヒュッテ
12:44 12:55 槍ヶ岳山荘
13:46 14:45 槍ヶ岳
15:11 15:18 槍ヶ岳山荘
15:58 殺生ヒュッテ

3日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:31

5:25 殺生ヒュッテ
5:38 5:38 播隆窟
5:41 5:42 坊主岩屋下
6:11 6:11 槍沢・天狗原分岐
6:38 6:38 槍沢大曲り
7:08 7:08 赤沢岩小屋（ババ平）
7:29 7:35 槍沢ロッヂ
7:56 7:56 二ノ俣
8:03 8:03 一ノ俣
8:12 8:12 槍見河原
8:52 8:54 横尾 (横尾山荘)
9:32 9:32 新村橋(パノラマ分岐)
9:53 10:05 徳澤園
10:06 10:07 徳沢公衆トイレ
10:41 10:42 徳本口(徳本峠分岐)
10:45 10:56 明神館
11:41 11:44 河童橋
11:55 12:45 上高地アルペンホテル
12:50 12:50 河童橋
12:56 上高地バスターミナル

1日目のログは手書きで、時間もあてになりません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

＜往路＞
ムーンライト信州81号（新宿−白馬）でJR穂高駅へ
JR穂高駅〜中房温泉（登山口）は中房線乗合バス（安曇観光タクシー）
穂高駅はsuica非対応なので注意。

＜復路＞
上高地バスターミナル〜新島々（バス）
新島々〜JR松本駅（松本電鉄）
バス・電車ともアルピコ交通なので一枚の切符（割り引き有り）で行ける。

写真

7/14 4:55

ムーンライト信州
旧「特急あずさ」の車両でした。

7/14 4:57

穂高駅、カッコイイ

7/14 5:58

登山口に到着
写真中央のトイレにできた行列
写真右には水場？がありました。

7/14 9:18

合戦小屋
スイカを食べました。

7/14 10:14

7/14 10:27

7/14 10:27

燕山荘

7/14 10:33

燕山荘前

7/14 10:35

7/14 11:09

槍ヶ岳と大天井岳

7/14 11:25

歩いてきた尾根と燕岳

7/14 11:25

7/14 11:27

7/14 11:28

7/14 11:28

7/14 11:50

7/14 12:44

イワヒバリ、こっち向けよ

7/14 13:05

現物を見たかった小林喜作のレリーフ
足場が悪く怖いので正面から撮れなかった。
牧の喜作は笑顔だった。

7/14 13:11

7/14 13:17

7/14 13:41

大天荘への最後の登り

7/14 14:28

三等三角点
基準点名：天章山
大天井と書いてオテンショウと読むのと関係がありそう。

7/14 14:34

大天井岳山頂から

7/14 14:44

大天井岳山頂

7/14 14:49

7/14 14:50

大天荘

7/14 15:11

大天荘

7/14 15:11

テント場の様子、この後まだまだ増えます。
多少傾斜があってもおかまいなし。

7/14 19:05

大天荘テン場から

7/14 19:05

大天荘テン場から

7/14 19:06

大天荘テン場から

7/14 19:10

大天荘テン場から

7/14 19:11

大天荘テン場から、今日歩いた尾根

7/15 4:39

夜明け

7/15 4:43

夜明け

7/15 4:48

7/15 4:48

7/15 4:48

朝日の槍

7/15 4:48

7/15 5:13

大天井ヒュッテ

7/15 5:17

大天井ヒュッテ

7/15 5:51

ビックリ平　何がビックリなのか期待を持ってきました。
何がビックリなのかは・・・現地に行くしかない。

7/15 5:56

これから行く尾根

7/15 5:59

あれが有名な北鎌尾根か・・

7/15 6:09

7/15 6:16

富士山が見えた

7/15 6:29

蓼科山かな

7/15 6:46

7/15 6:51

御花畑

7/15 7:16

7/15 7:36

ヒュッテ西岳が見えた

7/15 7:36

ヒュッテ西岳

7/15 7:50

ザックをデポして西岳へ、意外とキツイ。

7/15 7:52

西岳から

7/15 7:53

西岳から

7/15 8:02

ヒュッテ西岳

7/15 8:45

ヒュッテ西岳をすぎると、激下りです。

7/15 9:12

7/15 9:38

有名な長い梯子
これを下りました。

7/15 11:07

ヒュッテ大槍

7/15 11:07

殺生ヒュッテとそこに続く道

7/15 11:09

7/15 11:10

7/15 11:10

雷鳥の親子に遭遇、踏むつけるかと思った。

7/15 11:21

もうすぐ殺生ヒュッテ

7/15 12:20

殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘へ

7/15 12:57

槍ヶ岳山荘から

7/15 13:41

小槍？

7/15 13:42

穂先への道は渋滞

7/15 14:30

7/15 14:34

二等三角点
基準点名：鎗ヶ岳

7/15 14:34

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:34

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:34

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:34

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:34

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:37

7/15 14:40

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:45

槍ヶ岳山頂から

7/15 14:59

下りです。

7/15 15:12

槍ヶ岳山荘に戻って一杯

7/15 15:22

東鎌尾根ルートで殺生ヒュッテに戻ります。

7/15 15:30

東鎌尾根から殺生ヒュッテ

7/15 15:40

東鎌尾根から振り返って

7/15 16:36

殺生ヒュッテのテン場

7/15 17:06

殺生ヒュッテから

7/15 17:12

殺生ヒュッテ、御世話になりました。

7/16 5:30

何度か雪渓を横断します。
踵から蹴り込まないと滑ったりする。

7/16 5:46

さよなら槍ヶ岳

7/16 6:32

7/16 6:55

7/16 7:32

槍沢ロッジ
水は無料でした。

7/16 7:44

川が気になる釣り師です。
かなりの激流

7/16 8:46

横尾

7/16 9:47

徳沢
食事ができるようでしたが混雑していたのであきらめ、たまらずビール。

7/16 10:59

明神館、混雑していなかったので、ここで蕎麦を食べました。

7/16 13:00

内野常次郎の碑がある中日新聞上高地支局の入り口

7/16 13:00

「喜作新道」の中で「ガメツイ喜作と無欲な常さ」と書かれている「常さ」、「上高地の常さん」と呼ばれた内野常次郎の碑がバスターミナルのそば中日新聞の建物の前にあります。

7/16 13:01

槇有恒が「真実の人生に生きた　内野常次郎君　ここに眠る」と書いています。

7/16 17:13

大型ザックは網棚に乗らないと思っていた、がこの後やってみたら乗った。その後、鳳凰山から下山してきた登山者と相席となりました。

撮影機器：

IXY 3 CANON

Galaxy Feel SC-04J docomo サムスン

感想

辻 平内

　私は、山梨在住で北アルプスまで行く事はあまりありませんでしたが、燕・常念・蝶ヶ岳には登った事があり、そこから見える槍ヶ岳は何時かは登ってみたいと漠然と思っていました、がその後、たまたま読んだ「喜作新道」という本に、たいそう感動し、満を持して今回の山行となりました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/41125-detail-153420
表銀座と称される有名なコースなのでレコも多数あると思うので、自身の記録としてUPしますが、何方かの参考になる事があれば幸いです。

＜1日目＞
　海の日を絡めた3連休で直前の天気予報も良かったため、今回はまれに見る大混雑となったようです、乗り合いタクシーの運転手も驚いていました。
中房温泉の登山口にあるトイレ前には長蛇の列、登り始めてもしばらくは渋滞模様でした。
合戦小屋でスイカを食べた時、時刻を確認すると昭文社のコースタイム×1.1の予定表よりやや遅れ気味、寝不足の意識は無いが暑さのせいだろうか、とにかく暑いバテ気味だ。
水をだいぶ飲んでしまったので、燕山荘で水1Lを購入して先に進みました。
大天荘のテン場は私が到着した時すでに「何処に張れと？」と言った状況で大混雑でした、平らな場所に張れてよかったです。
大天井岳から見る槍ヶ岳とそこへの尾根のアップダウンを見ると少し不安になりました。水2L（￥400）と缶ビール350ml二本（￥500×2）購入、ビールはちょっとぬるかったので小屋裏の残雪で冷やす。
大天荘は見晴らしが良く、ご来光の有名ポイントなのか、朝には三脚使用や一眼を構える方多数でした。

＜2日目＞
　2日目の予定は時間的に余裕が無く、テン場の心配もあったので予定より少し早く出発しました。
　案の定きついアップダウンにバテて、のろのろ歩きとなり心配しましたが、予定より早く殺生ヒュッテに到着できて安堵。
　早速テントを設営して槍ヶ岳に向かいましたが、穂先への登りは大渋滞で往復に2時間30分位かかりました、私より遅く登り始めた方は3時間かかったそうです。
槍ヶ岳山荘のテン場は私が到着した時にはすでに一杯でした。
　殺生ヒュッテは北アルプスにあって他の近代的な設備の整った小屋とは違って、良くも悪くも少しレトロな雰囲気でした。テン場は斜面に作られた棚田のようでした、個々のスペースは小さいものが多かったです、平らで見晴らしも良く快適でした。
小屋で購入したビールは残雪でキンキンに冷やされていて美味かったです

＜3日目＞
朝は風が吹いていて寒そうだったのでのんびりスタートとなりました。
上高地アルペンホテルで入浴して帰りのバスに乗りました。

＜ムーンライト信州＞
2泊3日で表銀座（中房温泉〜上高地）を歩くには1泊目に大天井まで行く必要があり、テン場の事情を考えると、鈍足ジジイは朝一に中房温泉を出発しなければなりません。
東京からですと中房温泉までの夜行バスがあるようですが、途中の山梨から乗ることは出来ず、JRの「ムーンライト信州」を使う計画としました。
ムーンライト信州ですと新宿23：54発・・穂高駅4：54着、乗り合いタクシー5:00発〜中房温泉5:55着（\1,700)です。
ムーンライト信州は特急ではありません（甲府~穂高￥2,460）が全席指定で、指定券(\520)は1ヶ月前の10:00から予約する事ができ「えきねっと」予約しようとしましたが、できませんでした。
諦めて、前日深夜に穂高か松本まで行き、その辺りでステビーも考えましたが・・・不安なので断念。
直前になればキャンセルも出るだろうと期待して待ちましたが、なかなか出ず、待ちきれずに、ヤフオクに指定券が出品されているのを知り、購入しました。ダフ屋行為は許せませんが今回は恥ずかしながら実をとりました、悔しいので出品者に「貴方のやっている事は常習ダフ屋行為で条例違反だ」とコメントしたら「非常に悪い」という評価をありがたく頂きました。


＜穂高駅とsuica　オマケで深夜の甲府駅＞
ムーンライト信州81号の甲府駅発車は2：23で駅に来て見ると改札口は開いたまま、券売機は閉鎖中でした、私は何も知らずsuicaで入場したのですが、穂高駅はsuica非対応で精算が出来ず面倒な事になりました。普通に切符を買って乗車した方が良さそうです。
甲府駅から乗車したのは私1名のみ、他ホームには撮り鉄2名でした。
当日深夜の甲府駅にはステビー数名、南アルプスの登山口、広河原行きのバス亭前には多くのザックが置いてありました。

コメント

roku

そういうことでしたかー。
なぜ「表銀座」と書かないのだろう？と思いながら読みました。
「喜作新道」私も読みたくなりましたので、読みたい本リストに入れました。
この三連休はすごい人だったのですね。合戦小屋やテン場の写真を見てびっくり。
私もここ歩いたことありますが、西岳手前から東鎌尾根を見て、その長さに気が遠くなったのを思い出しました（笑
heinaiさんらしい山の登り方。herniaさんらしいレコですね。
楽しませていただきました

辻 平内

Re: そういうことでしたかー。
予想はしていましたが、人の多さにビックリでした。
「喜作新道」は古い本ですが、何とも切ないノンフィクションで、多くの人に読んでいただきたいと思う本でした。
笹山のレコ拝見しました、私は逆周りでしたが、笹山〜広河内の尾根が印象的でまた歩いてみたいと思っていました。
コメントありがとうございました。

soratokaze

素晴らしい縦走ですね
heinaiさん　こんばんは

空と雲と稜線の素晴らしい縦走ですね。
喜作新道を歩いてみたいとの一念を実行してしまうheinaiさんに感服です。
日記の方も見て、山の書物をよく読んでいるのに感心しました。私は最近は写真の本を読んでるのだけなので恥じ入るばかりです。
しかしもテントを担いでのかなりのペースにも驚きました。
大天井テン場からの日の出と朝焼けもいいですね。
テントを張ったつもりで見させて貰いました。
お疲れ様でした。

辻 平内

Re: 素晴らしい縦走ですね
soratokazeさん　こんばんは

お褒めいただき、何ともお恥ずかしい限りです。
小屋泊も考えたのですが、連休で混雑心配だったので、馴れたテント泊で行きました。
コメントありがとうございました。