また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1595968
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

紅葉最盛 ☆七倉〜雲ノ平〜折立

2018年09月22日(土) 〜 2018年09月24日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
27:56
距離
45.6km
登り
3,474m
下り
3,171m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
4:18
合計
11:48
4:00
1
4:01
4:01
9
4:10
4:10
70
5:20
5:30
62
6:32
6:42
53
休憩
7:35
7:45
50
休憩
8:35
8:45
65
休憩
9:50
10:00
40
休憩
10:40
10:50
5
烏帽子小屋
10:55
13:45
50
テント場
14:35
14:55
12
烏帽子岳
15:07
15:07
10
15:17
15:18
18
15:36
15:43
5
2日目
山行
8:43
休憩
2:04
合計
10:47
7:26
7:35
16
7:51
7:55
32
8:27
8:27
6
8:33
8:33
47
9:20
9:30
19
休憩
9:49
9:49
51
10:40
10:45
26
11:11
11:25
23
11:48
11:56
24
12:20
12:21
4
12:25
12:25
34
12:59
13:00
10
13:10
13:20
6
休憩
13:26
13:26
26
13:52
13:52
6
13:58
14:47
20
15:07
15:11
17
15:28
15:37
5
3日目
山行
7:11
休憩
1:26
合計
8:37
4:12
4:12
13
4:25
4:25
24
4:49
4:50
15
5:05
5:15
67
6:22
6:37
11
6:48
6:48
42
7:30
7:30
20
7:50
8:00
15
8:15
8:17
55
9:12
9:33
21
9:54
9:54
18
10:12
10:12
28
10:40
10:50
20
休憩
11:10
11:10
9
11:19
11:19
22
11:41
11:42
13
11:55
12:10
20
休憩
12:30
12:31
0
12:31
ゴール地点
天候 9/22 午前中 雨 午後から晴れ
9/23 晴れ 稜線は強風
9/24 晴れ 午後から曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
折立から富山までのバスは予約制の様でしたが、問題なく乗れました。
その他周辺情報 折立から富山までの直通バスは良いが、風呂に立ち寄ってくれればなお更いいのだが。
予約できる山小屋
七倉山荘
雲が垂れ込む高瀬ダム。
2018年09月22日 05:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 5:27
雲が垂れ込む高瀬ダム。
途中雨でしたので、写真はなし。
一気に烏帽子テント場。
2018年09月22日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 11:18
途中雨でしたので、写真はなし。
一気に烏帽子テント場。
テント場は絶好の位置にあります。
すっかり雲が取れ、三ッ岳稜線がくっきり。
2018年09月22日 13:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/22 13:44
テント場は絶好の位置にあります。
すっかり雲が取れ、三ッ岳稜線がくっきり。
烏帽子稜線へ散策。
2018年09月22日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 13:54
烏帽子稜線へ散策。
この彩が、遠景では綺麗な紅葉と見えるようですね。
2018年09月22日 13:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 13:59
この彩が、遠景では綺麗な紅葉と見えるようですね。
烏帽子の鋭鋒へ。
烏帽子と南沢岳の間に御山谷そしてその右手に立山左手に龍王岳。
2018年09月22日 14:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/22 14:07
烏帽子の鋭鋒へ。
烏帽子と南沢岳の間に御山谷そしてその右手に立山左手に龍王岳。
烏帽子より。
水晶、赤牛稜線。
2018年09月22日 14:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:08
烏帽子より。
水晶、赤牛稜線。
三ッ岳。
ここからだと野口五郎は隠れてしまうようです。
2018年09月22日 14:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 14:09
三ッ岳。
ここからだと野口五郎は隠れてしまうようです。
唐沢岳から餓鬼岳。
2018年09月22日 14:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:09
唐沢岳から餓鬼岳。
特徴的な烏帽子。
2018年09月22日 14:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:21
特徴的な烏帽子。
御山谷そしてその右手に立山左手に龍王岳。
右尾根は剣岳八ッ峰。
2018年09月22日 14:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 14:38
御山谷そしてその右手に立山左手に龍王岳。
右尾根は剣岳八ッ峰。
今朝はあそこに居たのか。
高瀬ダム。
2018年09月22日 14:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:40
今朝はあそこに居たのか。
高瀬ダム。
南沢岳から不動岳。
そして蓮華に針ノ木。
2018年09月22日 14:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/22 14:41
南沢岳から不動岳。
そして蓮華に針ノ木。
紅葉が綺麗な稜線でした。
2018年09月22日 14:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/22 14:42
紅葉が綺麗な稜線でした。
三ッ岳。
2018年09月22日 14:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:42
三ッ岳。
赤牛稜線。
2018年09月22日 14:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/22 14:42
赤牛稜線。
日の出前。
来朝に遭遇。
2018年09月23日 05:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 5:14
日の出前。
来朝に遭遇。
日の出を迎える。
2018年09月23日 05:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 5:33
日の出を迎える。
三ッ岳稜線途中にて。
2018年09月23日 05:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 5:35
三ッ岳稜線途中にて。
いよいよ日が昇ります。
2018年09月23日 05:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 5:35
いよいよ日が昇ります。
どこからでも分かる。
槍ヶ岳。
2018年09月23日 06:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 6:09
どこからでも分かる。
槍ヶ岳。
五色が原から立山。
2018年09月23日 06:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 6:10
五色が原から立山。
水晶が眼前に聳える。
2018年09月23日 07:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:21
水晶が眼前に聳える。
野口五郎を目指して。
2018年09月23日 07:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:21
野口五郎を目指して。
野口五郎より後立山北方稜線。
そして、立山。
2018年09月23日 07:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:53
野口五郎より後立山北方稜線。
そして、立山。
野口五郎よりパノラマ。
槍ヶ岳〜水晶〜赤牛。奥は薬師。
2018年09月23日 07:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 7:53
野口五郎よりパノラマ。
槍ヶ岳〜水晶〜赤牛。奥は薬師。
槍穂。
2018年09月23日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:55
槍穂。
水晶も紅葉最盛期。
2018年09月23日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:55
水晶も紅葉最盛期。
赤牛、そして赤牛。
2018年09月23日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:55
赤牛、そして赤牛。
双六〜鷲羽、奥には笠ヶ岳
2018年09月23日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:56
双六〜鷲羽、奥には笠ヶ岳
後立山の稜線、白馬までよく見渡せました。
2018年09月23日 07:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 7:58
後立山の稜線、白馬までよく見渡せました。
水晶に五郎池。
2018年09月23日 08:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 8:12
水晶に五郎池。
紅葉彩最盛期の五郎池。
2018年09月23日 08:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/23 8:34
紅葉彩最盛期の五郎池。
水晶も間近に。
2018年09月23日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/23 9:28
水晶も間近に。
赤牛、立山、そして白馬。
2018年09月23日 09:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 9:29
赤牛、立山、そして白馬。
鷲羽にワリモ岳。
2018年09月23日 09:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 9:40
鷲羽にワリモ岳。
槍穂遠望。
2018年09月23日 09:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 9:41
槍穂遠望。
来る日も来る日もここで登山者を見守るお地蔵さん。
有難う。
2018年09月23日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 9:48
来る日も来る日もここで登山者を見守るお地蔵さん。
有難う。
ほとんどこの時期咲いている花はありませんでしたが、イワキョウはところどころに。
2018年09月23日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 10:06
ほとんどこの時期咲いている花はありませんでしたが、イワキョウはところどころに。
紅葉の主人公ナナカマド。
2018年09月23日 10:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 10:11
紅葉の主人公ナナカマド。
水晶岳より北側。
2018年09月23日 11:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:12
水晶岳より北側。
水晶岳より西側。
2018年09月23日 11:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:13
水晶岳より西側。
黒部五郎岳。
2018年09月23日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:14
黒部五郎岳。
薬師。
2018年09月23日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:14
薬師。
赤牛。中央に剣、右に立山。
赤牛の左には五色が原。
2018年09月23日 11:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/23 11:15
赤牛。中央に剣、右に立山。
赤牛の左には五色が原。
烏帽子から白馬。
2018年09月23日 11:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:15
烏帽子から白馬。
水晶頂上にて。絵になる景色ですね。
雲ノ平に黒部五郎。
2018年09月23日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/23 11:18
水晶頂上にて。絵になる景色ですね。
雲ノ平に黒部五郎。
黒部五郎。
花崗岩が風化したマサドのためか真っ白に見えます。
2018年09月23日 11:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 11:23
黒部五郎。
花崗岩が風化したマサドのためか真っ白に見えます。
最後の秘境といわれる雲ノ平へ。
山小屋から立ち上る煙突の煙。
絵になりますね。
2018年09月23日 11:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 11:33
最後の秘境といわれる雲ノ平へ。
山小屋から立ち上る煙突の煙。
絵になりますね。
水晶小屋より、野口五郎稜線。
2018年09月23日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/23 11:50
水晶小屋より、野口五郎稜線。
祖父岳を目指して。
2018年09月23日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 12:20
祖父岳を目指して。
黒部源流と三俣蓮華。
岩苔乗越より。
2018年09月23日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 12:40
黒部源流と三俣蓮華。
岩苔乗越より。
割物、鷲羽。
2018年09月23日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 12:40
割物、鷲羽。
雲ノ平より黒部五郎。
2018年09月23日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 13:10
雲ノ平より黒部五郎。
薬師をバックに雲ノ平。
2018年09月23日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 13:10
薬師をバックに雲ノ平。
どうやらテント場はガラガラのようだ。
2018年09月23日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 13:11
どうやらテント場はガラガラのようだ。
雲ノ平にて。
2018年09月23日 13:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 13:46
雲ノ平にて。
山荘への途中。
テント場に祖父岳。
2018年09月23日 13:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 13:56
山荘への途中。
テント場に祖父岳。
雲ノ平散策。
2018年09月23日 14:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 14:52
雲ノ平散策。
雲ノ平。すっかり秋めいてました。
2018年09月23日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 14:57
雲ノ平。すっかり秋めいてました。
黒部五郎。
2018年09月23日 15:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 15:10
黒部五郎。
雲ノ平。確かにどこも庭園風景ですね。
2018年09月23日 15:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/23 15:14
雲ノ平。確かにどこも庭園風景ですね。
スイス庭園を散策。
2018年09月23日 15:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 15:33
スイス庭園を散策。
水晶岳。
2018年09月23日 15:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/23 15:33
水晶岳。
薬師沢出会い。
黒部上の廊下。
2018年09月24日 06:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/24 6:39
薬師沢出会い。
黒部上の廊下。
最初は薬師沢沿いに登る。
2018年09月24日 06:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 6:47
最初は薬師沢沿いに登る。
3回ほど薬師沢を渡る。
これらの橋は山小屋の終いと同時に撤去されるそうだ。
2018年09月24日 07:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 7:32
3回ほど薬師沢を渡る。
これらの橋は山小屋の終いと同時に撤去されるそうだ。
太郎平へ。
2018年09月24日 07:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/24 7:40
太郎平へ。
だいぶ雲が下がって来ましたが、どうやら天気は持ちそう。
薬師岳。
2018年09月24日 09:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:01
だいぶ雲が下がって来ましたが、どうやら天気は持ちそう。
薬師岳。
太郎小屋も間近。
2018年09月24日 09:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:01
太郎小屋も間近。
ほろ酔い気分で太郎平より下る。
2018年09月24日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:39
ほろ酔い気分で太郎平より下る。
薬師岳ともお別れ。
2018年09月24日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 9:39
薬師岳ともお別れ。
いよいよフィナーレ。
最後に剣が望めるところがこのコースのいい所。
2018年09月24日 10:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/24 10:11
いよいよフィナーレ。
最後に剣が望めるところがこのコースのいい所。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

 新宿都庁前の夜行バス乗り場へ到着すると、偶然にも会社の方に会った。しかも同じバスとの事であったが行き先は異なり、私は最初の折場七倉、先方はその先の扇沢(柏原新道)との事。そして、私はテント泊のため50lザックであったが、先方は今回は小屋泊まりで小型ザック。夜行バスの疲れを考えると軽量なのは羨ましいが、連休の小屋の喧騒を考えると、とてもあの状況で安眠は耐えられない。23:00新宿発、七倉3:45着なので、いくら3列シートと言えども、時間も短くこの日は眠りも浅く睡眠不足は否めない。
 9/22
 まだ夜が明けぬ七倉での降車客は私を含めて2名。そのほか後続のバスからも数名の方が降りていた。
 案の定雨の中、ヘッドラップを灯しての出発となった。但し、高瀬ダムの先不動沢までの林道(正確には東電のダム管理道路)はトンネルとスノーシェッドが半分あり、これで雨がしのげるので有りがたい。
 高瀬ダムのロックフィルダムの九十九折れの堤体を越えるあたりであたりはだんだんと白やんできたが、ダム湖面には霧雲がどんよりと覆っている。堤体手前で後続のトレッカーに抜かれ際に行き先を尋ねると、三俣山荘をを目指すとの事、軽装とは言えいやはや私の2日分を距離を踏破するのだから若者は大したものだ。
 さて、最後のトンネルを抜けると沢沿いの登山道となるが、やがて北アルプス3大急登(他は??)ぶなたて尾根へと続く。寝不足が影響して、足元が心もとない。何回か一歩を踏み出した後に後ずさりする。特段切り立った尾根ではないのでリスクはさほどないが、腹に力をいれて体幹バランスをとるようにする。こういう状態になると腹筋を鍛えねばとつくづく感じる。後続者につぎつぎに抜かれるが、たぶん野口五郎小屋を目指して急いでいるのであろう。こちらはテント泊なので烏帽子泊まりとなるが、時間的には丁度いい。お昼前に烏帽子小屋に到着した時点ではまだ雨が降っていたが、テントを張る時には雨は上がりやがて日が差出し青空が広がり出し稜線が見渡せるまでに天候は回復した。
 テント張を完了し、晴れ渡った秋空の中、烏帽子岳ピークまで午後のトレックに出かけた。スマホ圏内にて明日以降の天気を見ると、どうやら明日は稜線強風も快晴、翌日も高曇り午前中は天候が持ちそうであり、秋空の中快適な山旅となりそうだ。
 それにしてもここのテント場は快適だ。テントの入り口から三ツ岳が正面に見渡せ、整地もバッチリ、おまけに予想に反してガラガラであった。
 9/23
 昨夜は満月、満天の星空、昨日の寝不足を回復すべくぐっすりと眠れた。朝起きると時々テントが風に揺れるが、どうやら予報どおり快晴のようだ。テント場は殆んど風を感じる事はなかったが、出発して直ぐに森林限界を超えるとかなりの風が吹き荒れていた。多分に風速20m弱と言ったところだ。防風・防寒のためこの先水晶小屋まで雨具を着用。
 5:30過ぎ野口五郎岳手前で日の出を迎える。このコースは通称裏銀座縦走コースといわれるが、北アルプスの他の山域に比べすれ違う登山者は少ない。秋の連休登山シーズンと言え、初日の雨天の影響もあるだろうが、夏場に比べれば人出は少ない。
 水晶岳へは空身で往復。頂上にて写真撮影を頼まれた方に出発地点を聞くと、夜中の0:00に新穂高を出発し、これからまた戻るとの事。日帰り水晶岳往復とは、若いとは言え大したものだ。そんな事を聞くと、のんびりと時間をかけて縦走を楽しめるわが身を思うと有りがたい。
 水晶岳はほぼ北アルプスの中央に聳える100名山。さすがに、360度北アルプスが全貌できる。そして眼下には秘境と言われる雲ノ平の庭園が広がり、雲ノ平山荘の煙突からは煙がもくもくと秋空にたなびいている。こんな風景の中に位置する雲ノ平テント場。夏場は大変な人気サイトとの事であったため、混雑度が気になるところであった。
 祖父岳を過ぎやがて眼前に雲ノ平が見渡せると所まで下ったところでテント場が見えたが、わずか3張。連休とは言えこの2連休最後、おまけに初日雨の条件だとこの程度かと、少々驚きでした。但し、夕方には10張弱程度となっていました。
 夕食までのひと時、雲ノ平山荘へのテント泊手続ついでに、雲ノ平を散策。最後の秘境と言われ多くの方がその魅力に取り付かれるだけあり、庭園のような岩、湿原、そして小川が至る所に散在し、心和む雰囲気満載の丘が広大に広がり、多くの人に愛されるのだろう。この時期秋の紅葉も良いが、やはり高山植物が彩る7月、そして雪解けが始まる6月も素晴らしいだろう。是非その時期、土日を避けて来たいものだ。
 9/24
 この日は折立発のバス時刻が13:00、歩行時間は昭文社登山地図によると9時間。私の場合休憩を含めて大体はコースタイムはクリアするので、逆算すると4:00が出発時間となる。ほとんど普段の寝る時間に近い朝2:00起床。こんな早起きは何年ぶりだろうか?(多分大学時代にもない)
 予定より早く、暗闇の中3:50にテント場を出発。残念ながら朝焼けに輝く草紅葉に彩られた雲ノ平を眺めることはできず、ただ黙々とヘッドライトを灯しながら雲ノ平の木道を黙々と歩む。やがて夜が白み出すころに木道が終わり雲ノ平に別れを告げる急降下の尾根道となり薬師沢出会いに到着。朝の日差しの元エメラルドグリーンに輝く黒部源流の川原にて一休み。その水で顔を洗いさっぱりとする。予定より30分程早く到着したので、ここでゆっくりと休憩。
 ここから再び太郎平までの登り返しが待っている。しかし、朝日を浴びての薬師沢沿いに続くなだらかな登りは心地良い。薬師沢を離れやがて太郎平への登りはややきつくなるが、薬師岳が眼前に聳えそして目指す太郎平も目え出すので気持ちは良い。
 太郎平まで来れば、後は下りだけ。ほぼ到着時間にも目処が立ったので太郎小屋にてビールを飲み小休止。ここよりほろ酔い気分ながらも、足元よしと心に号令をかけ、無事折立に到着。

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コメント

大冒険でしたね!
ganbarukenさん、はじめまして。

水晶山頂と水晶小屋にてお会いしたかと思います。レコ拝見遅くなりまして今頃失礼いたします。雲の平に向かわれるとのことでしたが高瀬から入られておられたのですね。初日は雨でしたが2日目は文句ナシの快晴。3日目も降られることなく折立まで。毎日10時間行動されたとは、なかなかタフな旅になられたようですが裏銀座東西大縦走。よい連休になりましたね!

私はといえばこの三連休も含め、2日と晴れないことに業を煮やして2日目の快晴で日帰りしてしまいましたがベロベロになりました。結局家に帰っても翌日は使い物にならず怒られます。

やはり水晶は遠かったです。なかなか行かれるところではないので快晴日当たってラッキーでしたね。おつかれさまでした!
2018/10/10 16:51
Re: 大冒険でしたね!
職場の山仲間に、水晶で新穂高からロングランの方に会ったと報告したら、皆さん言ってました。おやじにはその行程は絶対ありえないと。
2018/10/10 23:24
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