前穂高岳-奥穂高岳-涸沢岳【北アルプスの盟主へ！涸沢の紅葉も堪能】
Kazu405
moricoco
体力度について
- GPS
- 31:54
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,410m
- 下り
- 2,406m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 9:07
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:09
| 天候 | 10/7(日) ガス時々薄日→17時頃より快晴に 10/8(月) 朝から快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
▽坂巻温泉旅館 ・前泊のため、下山まで停めさせて頂きました ・翌朝はタクシーを呼んでもらいました。前日21時までに要予約。バスターミナルまで2800円でした。もう1組の御夫婦と一緒になり、安くあがりました（まさかの山荘でも同部屋！） ・下山後はバスで「坂巻温泉」下車、徒歩30秒。温泉も無料で入ることができます http://sakamaki.yumori.jp |
| コース状況／ 危険箇所等 |
☆道の状況（2018年10月8日現在） ※これからの時期、状況は一日で一変することがあります。最新の情報を入手して下さい ▽上高地→岳沢小屋 ・樹林帯を緩やかに高度を上げていきます ・思っていたよりも全然緩い登りで驚きました ▽岳沢小屋→重太郎新道→紀美子平 ・カモシカ立場、岳沢パノラマ、雷鳥広場と名所が適度な間隔で設けられています ・ヘルメットを着用しましたが、危険箇所は皆無と感じました ・紀美子平直下に比較的長いスラブ状の登りがあり、濡れている時は注意です ▽紀美子平⇄前穂高岳 ・大岩のゴロゴロした急登。落石注意 ▽紀美子平→吊尾根→奥穂高岳→穂高岳山荘 ・南陵ノ頭直下の鎖場は、高度感もあり足場も難しい箇所あり ・奥穂までの吊尾根で危険箇所はそこだけと感じました（個人的見解です） ・穂高岳山荘への下りは、ハシゴあり、浮石ありで、要注意箇所です ▽穂高岳山荘⇄涸沢岳 ・頂上直下は浮石が多く注意が必要です ・あっという間に着くので、ピークハントだけが目的の方は、晩飯・朝飯前に登っておいた方が良いです。特に翌日、涸沢・奥穂方面に行かれる方は ▽穂高岳山荘→ザイテングラート→涸沢 ・難しい箇所はありませんが、浮石が多いので落石には注意 ▽涸沢→横尾 ・渋滞にイライラしないこと。ここは上高地と涸沢を結ぶルートなのです ▽横尾→徳沢→明神→バスターミナル ・個人的には今回の行程の中での核心部。長く辛い林道が延々と続きます ☆登山ポスト 上高地バスターミナルにて記入場所・ポストあり |
| その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨坂巻温泉 ・ph6.5の単純硫黄温泉。この泉質には珍しい、汗が止まらない系。本当に止まりません ・内湯・露天ともに贅沢に掛け流されています ・洗い場・ドライヤー等は内湯のみです http://sakamaki.yumori.jp ☆宿泊施設 ▽坂巻温泉旅館（前泊） ・「日本秘湯を守る会」加盟宿。少しお高めかとは思いますが、温泉はもちろん、食事、サービスともに素晴らしかった ・沢渡の駐車場争奪戦とは無縁、下山まで停めさせてもらえますし、タクシーも呼んでもらえます（バス停も徒歩1分ですが、ピーク時は乗れないことも）。 http://sakamaki.yumori.jp ▽穂高岳山荘 ・本日は一人布団一枚分のスペースが確保されましたが、夏のピーク時は物凄いと聞きました ・夕食はボリュームもあり味も良かった。セルフサービスではなく、片付けも全て小屋の方がやってくださり申し訳なかった ・朝食は弁当に変えられます。弁当は朴葉寿司。朝食は朴葉味噌焼きが出されていました ・トイレもとても綺麗 https://www.hotakadakesanso.com |
写真
豪快市場丼
運営会社が築地仲買業者のため、長野のPAで美味しい海鮮を頂くことができます
台風の影響でしょうか、前日にネットで予約できました
底石が尖ってて驚くほど痛かった
景色・泉質は抜群です
ph6.5の単純硫黄泉
これで10月8日が穂高神社奥宮の例祭であることを知る
岳沢を歩くだけでも満足できそうです
ここにザックをデポし、前穂高岳をピストンします
少し冬毛に生え変わっており、スゴイ保護色です
新種でしょうか？小さくても甘くてとても美味しい
まずは2人いる辺りから登り、左端までトラバース
依然としてガスでこの先がどうなっているのかサッパリ分かりません
ここが噂の下降点ですね
思ったほど怖くなかったのですが、残雪期はどの様に降りるのか想像がつきません
1.2.3を購入することとなりました
テントびっしり
布団自体が暖かいので、普通の人は不要かと
前穂・奥穂・ジャンダルムも一緒に見ることができます
新製品のコーヒーソフトは最高に美味しかった
本日は穂高岳神社奥宮の例祭なのです
なかなか桟橋につけることが出来ず、長引いていた模様
あそこを歩いたのかと思うと、これから見方が変わります
なんだか行列が見えますが、、、
バスの行列は無視し、真っ先にタクシーへ坂巻温泉までは2900円でした
前泊したため、温泉は無料で入ることができます
お世話になりました
2
坂巻温泉までは2900円でした
前泊したため、温泉は無料で入ることができます
お世話になりました
前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳
黒い三連星
義父が採ってきてくださった松茸を頂いた！
感想
台風に振り回された体育の日の3連休。
前日まで全くどこへ行くか決まらず、個人的には大谷石地下採石場に再訪し、菊地酒店へ鳳凰美田を買い出しに行こうかと考えていたのですが、moricocoが「穂高に行こう」と。いつも突然おかしな事を言い出して困ります。
日帰りも出来ないことはないのでしょうが、行くなら北アルプスを満喫したいと思い、穂高岳山荘泊まりの周回とします。
連休初日の天気がダメなため、土曜に麓に泊まり、日・月で決行です。
日曜も午後から晴れてくる予報。
前泊には贅沢過ぎる、これまた憧れだった坂巻温泉の予約が取れ、信州牛・信州サーモン・鯉こく、松本の地酒・秘湯ビールを堪能し、オーバーフローが凄まじい素晴らしい硫黄泉に浸かり、鋭気を養います。
翌日は予報通りの小雨からのスタート。
岳沢小屋に着く頃には青空も覗くようになりましたが、向かう前穂は依然としてガスの中。
それでも岳沢トレイルの紅葉は素晴らしく、上高地から岳沢小屋までを往復するだけの人も多いというのも頷けます。
重太郎新道を登り詰め、前穂高岳へ。
依然としてガスガスで展望はないものの、快晴だったら暑さにやられていたと思うと逆に良かったのかも。
それに、このガスのおかげでしょう。途中、冬毛に生え変わる途中の若い雷鳥にも合うことができました。
紀美子平からの吊尾根も、思ったほど普通の道で驚きましたが、快晴だったら高度感があり迫力も違うのでしょうね。
また来る理由ができたというものです。
ガスの中いきなり現れた「日本アルプス総鎮守」で、今後の登山の安全を記念して穂高岳山荘へ。
食事も美味しく、酒も豊富、カードは使えるし、トイレは綺麗。小屋番も可愛い子が多く、なかなか素晴らしい山荘でした。
そして、なんといってもロケーションが凄い。
20分ほどで大絶景の涸沢岳にも登れるし、涸沢カールがすぐ下に広がっているのです。
その涸沢岳からの夕日、翌朝の御来光、赤に染まる北アルプスの岩峰たち。一生忘れることのできない、実に素晴らしい光景でありました。
穂高岳山荘から下った涸沢。
ここに憧れる人が多いというのもよく分かるような紅葉でした。
個人的には派手過ぎて、一度見たらお腹いっぱいといった感じで、いつまでも見続けていたい山深い会津のしっとりとしたブナ林の方が好みだなと、改めて感じました。人それぞれです。
北アルプスの盟主、そして一度は観たいと思っていた涸沢の紅葉。
急遽決まったにしては最上級に素晴らしい山行となりました。
台風の進路とにらめっこしながら、急に思い立って出発した坂巻温泉旅館経由の穂高岳。坂巻温泉旅館は、上高地の玄関口にあり「日本秘湯を守る会」の人気宿です。個人的には、可愛い押印が欲しくて行きたい宿の1つでしたが、源泉の掛け流しっぷりにも、美味しいお料理にも目をまん丸にして楽しめました。
憧れの岳沢ルートからの前穂高岳・奥穂高岳のルートは、ガスガスで高度感も恐怖感も展望もありませんでしたが(笑)、重太郎新道から見渡す紅葉は素晴らしかったです。
穂高岳山荘に宿泊した翌日は、雲海にぽっかり浮かぶ下弦の月を見ながら涸沢岳へ。頂上から見上げる空は雲一つ無い秋晴れで、前日は見られなかった険しい山々が顔を出しました。ずっと見ていたい景色に後ろ髪を引かれつつ、穂高神社奥宮例大祭を見たくて急いで下山。でも、涸沢カールで山々を見上げるとなかなか足が進まず…結局予定より大幅に遅れてしまいました。明神池は奥の宮例大祭で無料解放中。到着が遅くなり終わっちゃったかな？と思っていましたが、池を覗くとまだ御舟が浮いていました。なんと、風に吹かれたりしてなかなか岸に辿り着けず長引いたそう。諦めていたので、そんなハプニングはとても嬉しいです。初めて見た龍頭鷁首（りゅうとうげきしゅ）の御船を浮かべた、山の安全を祈願する神事。改めて安全登山、心がけたいと思います。
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Kazu405さん、moricocoさん、こんばんは。
6月に北岳、中白峰でお会いしたhkyagiおじさんです。
ヤマレコに自分の記録を入力し、最近山で会ったかも？の所をみたら一番上に見覚えのあるKazu405さんのレコが出ているではありませんか。
写真数が190枚とあるのを見て、すぐに思い出しました。
北岳のレコでも素晴らしい写真の数々でしたが、今回もアーベントロートにモルゲンロート、池に鏡のように映る穂高連峰など、素晴らしい写真の数々に見入ってしまいました。
もちろん、完全装備のmoricocoさんも見逃しませんでしたよ。
実は私は10/8に上高地から入山し、徳沢から奥又白池〜涸沢〜屏風の頭とややマニアックなコースを歩いて来ました。
10/8のお昼前、涸沢に到着しましたので、ニアミスでした。
また、素晴らしい写真をお見せください。
ありがとうございました。
hkyagiさん、こんばんは！
コメントいただきありがとうございます。
北岳に引き続き、というかいつもの事ですが、大量の写真をご覧いただき有難うございます。
どうにも絞れずに、毎回困っております。
hkyagiさんのレコも先ほど拝見しました！
奥又白池から先のバリルートは、我々には到底無理ですが、奥又白池は一度見てみたいと思っていました。
北アの大人気山域にありながらも、静かな時間を堪能できる場所として憧れます。
hkyagiさんの写真からも、その雰囲気がよく伝わってきます。
次回はどこの山でお会いできるのか、楽しみにしています。
ありがとうございました！
hkyagiさん、こんばんは (^^)/
ニアミスだったんですね〜！
hkyagiさんの絶景レコも、楽しく拝見させていただきました。
奥又白池は、kazuさんが一度行ってみたいと下山途中に話していた所だったので、驚きました。
静かそうで綺麗な所ですね。私も行ってみたくなりました。
あ、私の完全装備も見逃しませんでしたね。笑
この頃はもっぱら見た目より機能性重視ですが、写真を見るとやはり恥ずかしいです。
それではまた、どこかで♪
コメント、ありがとうございました。
Kazu405さん、コメントが遅くなりました。
奥穂＆涸沢カールの圧倒的な景色に魅せられました。やはり、3000m級のアルプスの風景は違いますね〜。山荘の前から見上げる穂高岳は、槍ヶ岳よりも尖がって見えて、なかなかハードそうです。また、ちょっと涸沢岳方向に登って見える奥穂とジャンダルム、ちょうどトワイライトタイムで雲が沈んでいく神秘的な風景、言葉の要らない時間ですね。
逆さ奥穂岳の写真は、不思議な錯覚に陥ってしまいます。青ざめた色の岩の前の池に、明るい逆さ奥穂と池底が一緒に写って、何かコラージュ画像を見ているようです。日の光の明暗を上手に捉えるところが、さすがKazu405さんだなぁ〜と思いました。
それにしても、急遽、奥穂＆涸沢への山行を決めるところが凄いですね。
私も今年はなんとか涸沢カールの偵察くらいはしておこうかと思っていましたが、来年に持ち越しです。
これからもKazu405さんの山行、楽しみにしております。
harehareyamaさん、おはようございます。
奥穂・涸沢の一泊山行、たしかに急遽決めた割にはとても出来すぎた、素晴らしい山行となりました。
あれこれ事前に考えた山旅もそれはそれで楽しいものですが、ほぼ事前知識なく臨んだ方が感動は大きいのかもしれませんね。
奥穂はずっと登ってみたいと思っていた山だったので特に感動は大きかったです。
初日はガスだったので奥穂からの展望は無かったのは残念でしたが、翌朝の涸沢岳からの御来光、赤く染まる北アの山々を見ることができたのは嬉しかったですね。
涸沢は、キレイはキレイだったのですが、あの人の多さに泊まるのだけは避けたいなーと感じました。
北アの魅力を再認識できた山行になりました。
コメントありがとうございました。
harehareyamaさん、今後ともよろしくお願いします！
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