記録ID: 1958776
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
滝谷ドーム中央稜 北穂〜奥穂縦走
2019年08月02日(金) 〜
2019年08月04日(日)
長野県
岐阜県
chakaran
その他6人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 55:26
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,833m
- 下り
- 2,815m
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1日目
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:38
距離 17.9km
登り 1,779m
下り 192m
15:59
宿泊地
3日目
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:28
距離 8.0km
登り 437m
下り 1,914m
12:47
| 天候 | 1日目 晴れのち雨 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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大勢の登山者でごった返している上高地バスターミナルで準備を整えて出発。
涸沢ヒュッテのテラスで一休みしながら、これから登る北穂南稜見上げると、、、日が当たって暑そう。
だいぶ登ったかな？南稜から見下ろすと涸沢ヒュッテが小さく見えます。
涸沢岳付近の稜線で救助ヘリがしばらくホバリングしてから去っていきました。
真ん中の雪渓の右端に人の姿が写っていますが、、、？
真ん中の雪渓の右端に人の姿が写っていますが、、、？
北穂高岳天場近くまで来たところで突然の雨、、、カッパを着ている間にずぶぬれになるほどの土砂降りです。
一夜明けると夜半まで降っていた雨も上がり、山荘前から槍ヶ岳がくっきりと見えました。
昨日雨に追われるように山荘に駆け込んだので、改めて槍ヶ岳をバックに北穂高岳山頂の標識を撮りました。
北穂高岳から涸沢岳に向かい、鎖場を下ったところで一般ルートを外れて滝谷ドーム取り付きを目指します。
懸垂下降して取り付きに着くと、先行グループの2パーティーがさらに先行しているパーティーが登るのを待っています。
先行の最終パーティーが登りはじめたところで、少し間を開けて登攀開始。
後続リードのIさんはまったくチムニーに入らず登ってきました、さすがです。
2ピッチ目を上がると、4ピッチ目に取り付いている先行パーティーが見えます。（3ピッチ目はロープを担いで移動するだけ）
4ピッチ目は私がリード、上の岩の右側を抜けるところを上部に連打されているピンに導かれ左に上がってしまい、途中まで一旦下って右から登り返しました。
8/3 10:06
4ピッチ目は私がリード、上の岩の右側を抜けるところを上部に連打されているピンに導かれ左に上がってしまい、途中まで一旦下って右から登り返しました。
滝谷ドームをトップアウトして一般登山道に向かう途中にも気が抜けないトラバースがあるので、気を付けて進みます。
紀美子平で休憩をとり、ついでに荷物をここにデポして前穂高岳山頂まで往復しました。
岳沢湿原の木道を歩いているとリゾート風の人たちに混ざって、木道の上をサルが向こうからやって来ました。
撮影機器：
感想
一昨年は北穂の小屋で登攀日の朝雨音で目が覚め、天候の回復が見込めず以降の行程を断念して涸沢へ下り、横尾山荘で無念のソフトクリームを食べて帰り、昨年は前泊地の沢渡で豪雨の雨音で目覚めて釜トンネルさえ越えられず小川山に転進、3年越しの滝谷ドーム登攀からの奥穂への縦走です。
梅雨明け十日を狙ったCLの作戦が見事に当たり、絶好の登山日和の中行動ができ、3日間で降られた雨は北穂頂上直下30分ほど夕立に遭っただけで済みました。
全般的に気温が高く、特に北穂南稜を登っているときの日差しが強くて暑さの中を喘ぎながら登っているような感じになりました。
長引いた梅雨が明けた直後ということもあってか、北穂も奥穂も山小屋は大混雑。
幸い北穂の小屋では小部屋が私たちパーティーの人数で丁度満杯だったので気兼ねなく過ごすことができましたが、夜中にトイレに行こうとすると通路に布団を敷いて寝ている人を踏みそうになってしまいました。
穂高山荘の混雑も激しく通路に寝ている人こそいませんでしたが、気温の高さから夜中にあちこちから、「暑い〜」という声が聞こえていました。
暑さでのどが渇き夜中に水を飲みに行ったついでに外に出てると、他にも夕涼みをしている人影があり、標高3,000ⅿに迫る場所にもかかわらず寒さを感じずにしばらく満天の星空を楽しんでから再び床に就きました。
私にとって久しぶりのアルプスですが、老若男女問わず単独で歩いている人が結構多いのに驚きました。
なにはともあれ、最高の天候の下で3年越しの滝谷ドーム登攀が叶ってなによりでした。
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